Photo Story|紋羽-もんぱ-/Monpa
「紋羽-もんぱ-」
沖縄の海の近くに自生していたモンパノキ。
よくよく近付いて見てみると
小さな白いお花が密集して咲いていた。
曇り空の隙間から覗く太陽の光に照らされて
優しい世界を創っていた。
Photo Story
沖縄植生編シリーズ。
一応こちらの続き。
美ら海にすっかり魅了された僕とパートナーのaki。
ツアーが始まる時間に近づいてきたので帰ろうとした時に、ある植物の花が目に入ってくる。
モンパノキの花。
海岸植物で沖縄の海に行けばよく見られる植物。
ついうっかり葉っぱの写真を撮ることを忘れてしまったが、この植物の肉厚な葉っぱに小さい産毛のようなものが生えていて、柔らかでふかふかそうな見た目から紋羽の木という名前がついたそうだ。
この紋羽という言葉自体が、柔らかく起毛させた綿織物というものを指すらしい。
しかし、ちょっと密集する姿は個人的にちょっとだけ背筋がゾワゾワっとする。
それでも太陽に照らされると、小さなお花たちが優しく語りかけてくれるような氣がして、すっかり魅入られてしまった。
ちなみにこのモンパノキは葉っぱを食べることができるそうで、しかも薬草にもなるとか。
他にもこのモンパノキを使った「みーかがん」と呼ばれる漁師さん手作りのゴーグルなんかも作られたりしている。
沖縄の人たちにとっては大事な存在なのかもしれない。
また、このモンペノキは沖縄の方言では「ハマスーキ」と呼ばれているらしい。
ハマス〜キ、はますーき、浜好き?
ということでしばらく沖縄の植生編が続きます!
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年3月24日
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