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多様な視点、自分の得意な分野で勝負する


東京山側で探究学習スクールを運営している「みちくさの達人サクちゃん」です。川のゴミ拾いとみちくさなら他者に負けません。それが何の役に立つか分かりませんが( ´艸`)
今日は慶応SDM兼武蔵野大学ウェルビーイング学部の前野教授のvoicy(5/2放送回)で紹介されていたアンホルト-イプソス 国家ブランド指数(NBI)で2023年は日本が国家ブランドランキング1位に初選出された!!というお話を基に書きたいと思います。(データは2023年11月発表)



時代遅れの価値観と単一の指標

偏差値
娘の受験時、高校入試に対する評価軸が30年以上前と何も変化していないことに驚いた。学校に来れない子、敢えて来ない子の比率が確実に増えて、オンライン高校が最大の生徒数を抱えるようになっても、依然として変わらない学校教育、いや、余計に複雑に煩雑に、そのしわ寄せは殆んど全てが現場の先生に!
そりゃ公立学校の先生が、私みたいに好きなことしかやってないようなに見える人間に触れたら、辞表を出したくなるよね。
子供も大人も時間資本を自分の好きなことに投入するべきです。受動的に日本の企業に時間資本を投入してももう回収は出来ないですね。
そういうことを学校では教えないといけないけど、職業=先生しかやってない先生には自分の経験としてそういう話は出来ないから、結局20世紀型労働者生産工場としての学校のままになってしまいますよね。

環境配慮とか、CO2削減とか、SDGsとか、ESG投資とか、働き方改革とか、ウェルビーイングとか言ってるんだから、世界恐慌に続く世界大戦を遂行するために開発された指標としてのGDPでは、人口が右肩上がりの国に抜かれるのは当たり前だ。人口の大小では測れない、もっと新しい評価軸で勝負しよう。
自然界の生きものたちは、同じ土俵(指標)で戦うような間抜けな戦略をとるものはいない。いたとしてもすぐに滅びて、種として認識される前にこの世界から姿を消しているだろう。だからといって、全く争いなく暮らしているわけではなく、少しずつずらして、一部重なりあって、絶えずその勢力圏の奪い合いをしながら、分布域も変化させながら種を存続している。

誰かが作った指標ではなく、自分が輝く指標で

GDPのような経済成長ありきの、20世紀型の国家競争の在り方に終止符をうち、世界で最先端を進む日本が、世界に示す新たな指標を造り出して、世界にJAPANブランドを誇れば良い。
悪いニュースでしか注目を集められないすマスコミは3位に落ちた、4位に落ちた⤵️としか言わないから、国民はモチベーションが下がっているし、海外に出ていってしまう。
Jaxury(Japanʼs Authentic Luxury)などは、まさにそういう日本の得意な所に光を当てたブランディング戦略。でも、当の日本人がお金で贅沢は出来てもAuthenticを知らなさすぎる。私も先週の京都弘道館で、それを実感した💦
少なくとも日本の社会は協調性への無言の圧力が強すぎて、多くの経験をすることがなく、将来を左右するような二十歳前後の時期を同質な狭い価値観の集団内で過ごす人間が多いので、いったい自分に何が向いていて、何が不向きなのかも分からない。あまり多様な経験が許されない、誰かが作った指標に受動的に乗っかり、あまり多くの疑問を持たずに社会に出ていく人が大多数であるように見受ける。

自分の好きなこと、やりたいことを継続した結果

かくいう私も自分の適性とは明らかに異なる職業分野を20年弱経験してしまった。それでも今、やりたいことをやりながら生活していられるのは、組織に属していた時から、就業時間外の時間資本を「みちくさ」に投資して、独特な人的資本を獲得することが出来たこと、それらの人的資本によって、通常は考えられない副業を始めて、新たな経験が出来たこと、継続・発信したことで素晴らしい人たちとの繋がりが構築されるリバークリーンナップ(河原等のゴミ拾い)を始めるきっかけにもなったことなど、その後の社会資本の獲得に繋がる活動を継続することが出来たことが一番大きかったことは間違いない。
就職してしまったから時間がないとか、準備ができたら副業を始めるとか、やりたい何かを始めない理由を並べる暇があったら、とりあえずやってみることをおススメする。たとえ失敗してもよいでしょ!?
失敗さえしないで、本当は別にやりたいことがあったのになぁ~と、だいぶ後から後悔するくらいならば、とりあえずやってみて、やっぱり無理だ、向いてない!!ってわかった方が、よっぽど人生というかけがえのない時間資本の投資の効果としては有用だと思う。

どこまでnoteを日常に出来るか楽しみな、通勤時間に書きました。

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