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感覚派ミュージシャンこそ、ゴールを決めてから作ろう【作曲・DTM】

・「感覚派ミュージシャンこそ、ゴールを決めてから作り出すべきかもしれない」

・「歌モノは、【歌】としてかっこいいかどうか」
という内容で書いていきます。

さっきまで、今作ってる歌モノの「サビ」を考えていたんですけど、

何パターンか浮かべて並べても、「メロディ良いのに、何かパッとしないな」という感じで、原因を探ったところ、

「僕は、今っぽいサビを求めてるんだな、作ろうとしてるんだな」という事に気付いたんです。

「こういう曲を作る!」とスタートを決めて作曲を始める方にとっては、ゴールを決めてから作るというのは当たり前かもしれませんが、

僕みたいに、なりゆきで作っていくタイプのミュージシャンは、意外とさまよってしまうポイントかもしれません。

「何度浮かべても浮かべても気に入らない、メロディは良いのに

落ち着いて考えたら、そりゃそうですよね。自分が求めてるものを自分の中で整理できてないから、ゴールが何なのかも分からなければ、向かい方も分からない、

ただ、感覚で「これは、さすがにめっちゃ良いメロディ!あれ?全然だめじゃん、、」と当てずっぽうでやってるだけじゃダメなんだなと。笑

「今っぽいサビ」っていうのも抽象的かもしれませんが、

「今っぽいサビ」を作りたいんであれば、久石譲さんとか坂本龍一さんみたいなinstrumental曲としてのメロディを浮かべてても、似つかわしくはならないだろうし、

歌モノってのは本当に不思議で「メロディが綺麗」だけが人の心を刺すものでは無いと思うんですよね。

例えば、僕が大好きなヨルシカの「だから僕は音楽を辞めた」


冒頭Aメロのmidiですが、いきなり同音連打(同じ音が続くこと)から始まってますよね。

・歌声
・歌詞
・歌モノとしてのノリ(聞き心地やトータルデザイン)

これらを排除して、メロディだけ見てみると、ざっくり同じ音が続いてるだけなんですよね。(途中、ほかの音に気持ち良く逃しながら)

歌モノは、「歌としてカッコいいかどうか」が大事なので、

例えばですが、ずっと「ド」の音で歌ってる歌モノ曲だったとしても、「歌」としてカッコよかったら、メロディの美しさが〜とか関係なく、もう万々歳なんですよね。

旋律が美しいクラシック曲を作ろうとしているんだったら、美しい旋律を作ればOKだと思いますが、

今日の僕のように「自分の中の今っぽいサビ」を求めてるのに作ろうとしてるのに、それに気づかず、永遠とピアノで弾いた時に綺麗なメロディみたいなのを浮かべてても、

思い描くゴールには行きづらいと思います。


「感覚派ミュージシャンこそ、思考を整理できると、より強くなれるかもしれない!」今回は、そんなお話でした。





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