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人と人が出会って、生かされている。「職業観」

働くとはなんだろう。
生活のためだとしたら、子供のために、家族のためにもっと豊になれば。喜ばせたい一心で一喜一憂する。足りなければ不安があり、思い通りにならなければ私ばっかり、こんなにやってるのに。と不平不満が生まれる。

自分の実力や経験を社会に生かすため、というのもどうだろう。
人と比べ、ライバルができたり、絶望したりしながら評価されなかったら不満がたまる。心は雑念で一喜一憂する。

人生の全ては縁です


その縁で人を恨んだり、あの人が憎くて、嫉妬したりされたりが生まれるのは、どこか他にある根深い因縁としか言いようがありません。多くの場合は両親との因縁です。

仕事はそういうことではありません。「働くとは」「仕事とは」はっきりとした考えが生まれていなくても、生活のために始めた環境から、自分の才能を伸ばす環境から、出会う縁に目を向けて欲しいのです。

私は、学生時代から多くの縁に恵まれて、宝と言える経験を積んできました。その一方で、人のせいにしたり誰かを恨んでも仕方がないと思うようなことが多かったのです。でもなぜか、人のせいにするまもなく、その逆行を踏み台にした子供です。人を恨むことをしない代わりに、自分を大切にできない時代もありました。だから縁なのだ。そのおかげで今の私がいる。と、物心がついた頃から人と人の繋がり、つまり縁を意識の最上位概念においてたように思います。

仕事が好きな理由、人との出会いがあるから


この人と一緒に、この人のおかげで、この恩のおかげで私が成り立っている。また、私自身も、出会う全ての人に影響を与えている。

人は、一人で生きれるようにならなければならないけれど、一人では生きていけない。一人では成し遂げられないこと、一人では出会えない景色、共だから生まれる智慧がある。

組織に属していると、大勢の中で生かされていることがわかります。
おかげさまへの感謝の手段として行動でお返しする。
自分の収入や、生活のために仕方なく生きるのではありません。
生かされていることへの感謝の念がこもった命と福のお金を巡らせましょう。





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