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【走る工作室初】マルシェdeワークショップ


「走る工作室」デビュー戦!

2023年5月14日
今日はついに「走る工作室、エクスデリバー号の」のデビュー!
…なんですが、前日のHPが回復しきっておらず朝イチでドーピングw

やってやるぜー!

ある意味「ただいま」なイベント

あ、ちなみに今日のイベントは普段は宮城県石巻市で開催されている「こがねはマルシェ」という地元の方が楽しみにしているイベントの拡大版!
https://www.instagram.com/koganehamarche/

自分が、ゲーム系イベント以外での出店を初めて行ったイベントでもある、ある意味原点的なものであります。ある意味「私は帰ってきた!」的な参加だったりします。

お客さんに楽しんでもらおうと、会場を暴れ回るティラノサウルスw
小さい子どもは逃げ回ってたけどねw

準備開始っ…!

今回のイベントは、大きく「キッチンカー」と「ハンドメイド系」に分かれていたのですが、私や隣の雑貨屋さんは車での参加ということでキッチンカーコーナーに入れていただきました。(テントとか持ってないので助かる)
早速、いそいそと開店準備を始めました。

車を停めてハッチをあければ、そこはもう「お店」なのです!
(これがやってみたかった)
バンはボディーも大きいので表示もたくさん貼れますね。
ただ…あれですね、張り紙をたくさんつけると
トンデモ主張をするヤバい団体の車にも見えますね。

良好事例はまた使う。

以前、インディゲームマーケットでも好評だった「休憩コーナー」を(勝手に)作る。(別に悪いことしてるわけじゃないからね!)
屋外&飲食ブースの近くで、おそらく食べ物持ったまま座るので念の為ビニールで養生しておく。

車の中で収納&ベッドとして使っているスツールをバラしてベンチにします。
表示は事前にラミネートで作っておきました。
ちなみに、デカイ袋は1枚で100円するので使い回ししますw

休憩ついでにお店も見てね!

普通に「お客さんに快適に楽しんでもらいたい」というのもあるんですが、
下の写真のようにお店の横に置いておくことで、休憩している間はお店がずっと視線に入るわけですね…そうすると興味が湧いて寄ってくれるわけですね…そして気になるものがあれば買ってもらえるわけですね〜😎

実際のところ、昼ごろにはお客さんがたくさん来たため、テーブルがいっぱいで「食べ物買ったけど座れない人」や赤ちゃんを抱いている人なんかは椅子よりはベンチの方が座りやすいようで、たくさんの人にご利用いただきました。
また次回以降もこの手法使っていきたいと思います。(真似してもいいよ!)

お店に近すぎるとさすがに使いづらいので
これくらいの距離が良いのかと思います。

ぎゃぁぁぁぁ!やらかしたぁぁあ!

開店直前、「さーて、パソコンと機器類をつなげ・・・」
😨ケーブルトアダプタガアリマセン

朝「忘れないように」と袋にいれて…パソコンだけ持って、袋だけ机の上に置いてきたっぽい(帰ってきたらその通りだった)😝
※この段階で、すでに通路は他の出店者さんの車で埋まっており、会場のルールで車止めが立てられていて戻るに戻れず(家までは車で10分以内の距離なんですが)

よし!こうなったら、カメラに付属してきたこのケーブルをぶった切って、工具は車にあるからハンダ付して即席で変換ケーブルを作ってやる!(Cオスー Aメスが作りたい)
・・・と思ったらUSB Cのケーブルの芯数が5本あり断念。

USBはC規格が混ざって面倒なことになってきましたね。
(こういうことしない限り何の問題もないんだけど)

持つべきものは…

ダメもとで出店仲間に「変換ケーブルないですよねー?」と相談。
なんだかんだで、こちらの方は車を出せるということで近くのダイソーまでダッシュしていただきました。

まだお客さんが来る前の時間に気づいたのが不幸中の幸いか…

動いたぁぁ!

なんとか変換ケーブルと、パソコンの給電ケーブル(CtoC)を調達し、急いで接続!
無事マシンが動いた時の安堵感と言ったら!本当ありがとうございました!
(これなかったら、メインのワークショップがなくなるところでした)

最近は100均も不良品率が下がってきましたよね。
普通につかえるんだからありがたい。

開店開店!えいえい!

ということで、「あきばこ商会」オープンです!

テーブルがあるとお店感が出ますね。
以前ネタで買ってたコダックのおもちゃ。
他のお客さんとの会話のきっかけになったり、
子どもたちがめっちゃ寄ってきた(けど売上には・・・)
今度何個か仕入れて売ろうかしらw

忙しくも楽しい時間はあっというまに…

毎回イベントに参加してると思うことなんですが、忙しくしている間にあっという間に時間は過ぎて、5時間ほど時間がありましたが、気がついたら撤収の時間と言う感じでした。
見本の「スプー」のハンコに気がついてくれる人
「キュゥけぇ」と言うキャラクターが「キュウべぇ」のパロディーであることに気がついてくれる人
以前別のイベントで知り合って、数年ぶりではあったんですが向こう側から「あきばこさんですか?」と声をかけてくれた方(ハンコも注文いただきました)、
自身も工作機械が好きで「昔はレーザー加工機が何百万円もして、メンテナンスにも何万円もかかるような時代があった」という世間話(?)をしたうえで、今回使っている機械が70,000円程度だと聞いて驚く人(名刺交換もしたよ)
そうそうこういうイベントって、売り上げも大事なんですが、こういう交流や同じものが好きだと言う仲間を見つける場でもあるんですよね。

でもやはり一番嬉しかったのは、親子で一緒に 楽しそうに作業して1つのものを作り上げていた お客さんが何人かいたことです。記念に写真や動画を撮っていた人もいましたがいつかお子さんが大きくなったときに、あの時一緒にハンコ作ったよねなんて話をしてくれたら、それはとてもうれしいな…😁


臨機応変に

ちなみに、今回のワークショップは子供たちにオリジナルのイラストを書いてもらいそれをハンコにするのがメインの使い方と考えていました。そのために百均で見本のイラスト集(実際は塗り絵)を何冊か買って店先に置いていたのですが、結局最後まで1度も使われる事はありませんでした。

1人だけオリジナルで 上手なイラスト描いてくれた子がいたものの、 一番最初のお客さんが「スマホのデータでもいいですか」と質問されたので「オッケーですよ」と言うことで自分のメールアドレスに送ってもらう形でデータを受け取り、パソコンでハンコ用のデータに変換し、制作販売しました。
それを見ていた次のお客さんが同じようにデータからハンコを作ってくださいと言うお願いがありましたので、即席で厚紙に「スマホ・携帯のデータからもお作りできます」と言う看板を作成し貼り付けたところ、ほとんどのお客さんがデータによる作成を希望されました。

もし最初のお客さんの依頼がなかったら、売り上げはほとんどなかったかもしれませんね😅よく見てみるとお子さん自体は興味を持つのですが絵を書くとなると時間がかかってしまいそれを嫌がった親御さんが、ワークショップへの参加を躊躇する場面が見られました。

幸い即座にデータを変換する技術や専用のソフトは持っていたので対応することができました。(臨機応変な対応大事!)
今後、夏休みの工作イベントや、児童館等でのイベントであれば自分で描いたイラストと言うのも良いのかもしれませんが、このようなマルシェイベントの場合はお客さんの携帯のデータをもとに、ハンコの他に例えばペットの写真でのキーホルダーやかんばち作りなどが受けるのかなあなどと思いました。(いい勉強になりました!)
次回はメールアドレスに直接アクセスできるよう、QRコードのポップを用意しておこう。メモメモ…

プチ休憩

毎度のことながらワンオペで回しているので、休憩は手短に。
気になるお店はたくさんあったのですが、とりあえず、すぐ出してもらえるジュースとパンを入手して店に戻る。(鍵はかけてるけど、高い機材入っているからね)

果肉がゴロゴロバナナジュース!

店員じゃねーよ!😂

そうそう、 途中キッチンカーで買ったジュースが出てくるのを待っていたところ、後ろの人から「焼きそば1つお願いします」と言われ(俺店員じゃないんだけどなぁ)と思ったものの、たまたま知り合いのお店だったこともあり、「次のお客さん焼きそば1つだそうです」と店主に告げました。
でも、よくよく自分の過去を考えると…そりゃ間違えるよな。
どうみたって「キッチンカーのバイトの人」じゃないか!www

これはどうみてもキッチンカーの店員さんw
次回から休憩中はエプロンとタオル外すことにします。
このイベント過去最大の出展者数だったそうで
(色々お話とかもしたかったけど、ご挨拶もできなかったなあ)
15時にイベントが終了。1時間もしないうちにほぼ撤収完了。
さすが出店者の皆さん手慣れてますね。
(自分も30分くらいでとりあえず車にモノ突っ込んで完了!)
イベントが終わり、寄ったコンビニで
本能が「甘いモノと油物」を求めたので買う。
(本当はキッチンカーの熱々のやつ食べたかった・・・)

戦利品(ってほどでもないけど)

「めんこいこっぺ」さんの揚げパン
懐かしい味です。翌朝いただきました。
(持って買えるためにクーラーバッグ用意してた)
お隣の猫雑貨屋さん「シルバータビー」さんで買った
ねこ湯呑み。寿司屋の湯呑みのような
ユニークなデザインに一目惚れ!

売上金で食べる食事がうまい!

イベントが終わって、ほっと安心したのか急に眠くなったので↑のコンビニの駐車場でそのまま10分ほど仮眠(運転席ではなく、ベッドで寝られるのはマジで天国!)唐揚げ食べたばかりなのですが、ハイカロリーなモノを食べたくなり近くのラーメン屋へ。

お客さんからの気持ちがこもった売上金でいただきました^^
色んな意味でいつもより美味しく感じましたね〜

石巻 麺屋敷の「赤油」

学びが大きい

先ほど書いた通り、当初の予定を変更して売り上げにつなげるやり方も学べましたが、過去のこのような出店で学んだこととしては、やはりお金のやりとりといったところで、 よく意識高い系の本などでも書いていますが「お金はありがとうの気持ちのやりとり」と言われる通り、特にこのようなイベントでは、お店とお客さんの距離がほぼゼロの状態で行われるので、お金の重みや、それに込められた想いと言うものがとても通じやすいと感じました。

本職でもらうお給料も当然大事ですし、間接的にはお客さんのありがとうの気持ちを会社を通じていただいているものなので大切にしていくべきものではありますが、やはり直接受け取ったお金と言うものは、何にも変えがたいものがあります。

別の記事でも書いたかもしれませんが、このような経験は例えば 客商売以外の仕事の研修であるとか、1つアイディアとしては夏休みの親子体験教室的なもので、親子で何か販売する経験を行い、それで得たお金で何か記念になるようなものを買ったり、一緒に飲食すると言うものはとても良い経験になるのではないかと思いました。

さてさて、長くなってしまいましたが(気がついたら大体5000文字位になってました)今後も、このようなイベントにどんどん参加して、いろいろな経験を重ねていきたいと思っています。

それではまた。

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