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別れのその先を見つめて【出会いと別れ】

皆さまこんにちは。
【書くンジャーズ】水曜担当のAKIです。

今週のテーマは【出会いと別れ】

人生って出会いと別れの連続です。

スピリチュアル系の方だと、それまで属していたグループから離れることを「ステージが上がった」と言ったりするようですが、私は単に道が分岐しただけだと思っています。

例えるなら旅先の電車でしょうか。

一緒に乗っていた知り合いがある駅で降り、別の乗客があなたの隣に座る。会話もはずみしばらく一緒に楽しんでいたその乗客もいつしか別の降りていく。

ある時はボックス席の団体の中にいて、お菓子とか分けてもらって賑やかに過ごしていたり、ある時はちょっと怖い感じの人達に囲まれてしまって、プルプルしながら立っていたり。

そしてふと気になる駅にたどり着き、あなたも降りていく。
あなたが降りた後も、その電車は他の乗客を乗せて走っていくし、あなたは別の路線に乗り換えてまた進んでいく。

そんなことを繰り返していくうちに、乗り込んだ電車に昔、別の駅で降りた友達が乗っていたり、賑やかに過ごした団体さんの一人と乗り合わせたり…。

こういうイメージなので、私は別れに関して名残惜しさはあっても、悲観的になることはあまりありません。

もっとも最近はSNSが発達したせいで、

別の路線に乗り換えたと思った知り合いが隣の車両にいた!

とか

なんか知らんけど、ずっと並行して走っている電車から友達がこっち見てる…

みたいなこともあり、「別れ」に関してはだいぶゆるくなった印象ですけどね。(苦笑)


人との出会いと別れはこんな感じですが、物やサービスにも出会いと別れがあります。

例えばゲーム。

スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト モンスターパレード』は今年の6月でサービスが終了します。

Flashを使っていたため、動作保証が困難になっためのサービス終了です。

採算が見込めるなら数年後にシステムを刷新して、復刻する可能性もありますが、これも一種の別れですよね。

ゲームは膨大な時間(やお金)を費やしたり、ゲーム内での人間関係もあるので、のめり込んでいた人たちにとっては人生を左右しかねない別れになるかもしれません。
(いや、出会った時点ですでに人生を左右されてしまっているのか…???)

例えばカップ。

あなたにもお気に入りのカップってありませんか?
そして、うっかり手を滑らせて割ってしまった経験ありませんか?

これも一種の別れですね。
長年愛用しているものほど同じものが買えない可能性が高く、この別れはかなりダメージを受けます。


こうやって考えていくと、私の場合、人との別れより物との別れのほうがダメージが大きいですね。
おそらく人との別れは死別でなければ、また会える可能性が残されているからでしょう。

別れのその先は「再会」
その時に、それまであったいろいろな話ができるように、しっかりと生きていたいですね。



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