起死回生の地域猫
先日、無農薬野菜の無人直売所で、菜の花を見つけた。本格的な春を迎える前に、この素敵な苦味は是非味わわなければならない・・・のに、小銭の持ち合わせがなくて、その日は断念。
ずっと気にかかっていたのだけど、今日、やっと無事にリベンジを果たした。
半分を、パスタに。残り半分は、エンバランス容器へ。
なんかもう本当にしつこく語るが(笑)このエンバランス容器は、素晴らしいのである。私のような独居中年にとって、食材を無駄なく新鮮なうちに使い切るために、欠かせないものなのだ。
今日は、シイタケもゲット。
半分を生のままエンバランス容器に入れて、残り半分は、ベランダに干している。シイタケは、干した方がぐぐっと栄養価、上がるので。
さて、その無農薬野菜直売所近所で、たまに見かけていた地域猫さんと遭遇。
久しぶり。半年以上お姿を見ていなかったかも。
初めて見かけたときからすでに目は悪かった。外で生きてゆくのは本当に大変だったろうし、辛かったと思う。薄汚れていて、痩せてガリガリで、背骨が浮いていた。当時の私の印象は、ただただ哀れな猫、というものだった。
だけど、今日の印象は。
目が悪いのはもう仕方ないとしても、明らかに、目の周りをちゃんと拭いてもらっているのがわかる。
というか、別猫? と見紛うほどに毛並みもきれいになっているし、なんだかふっくらとしているじゃないか。
ふっくらしすぎて、しばらく気づけなかったよ。
その、アゴに埋もれた首輪に(笑)。
・・・ああ、この近所に住む心優しいどなたかが、目は悪いし薄汚れてガリガリだったこの子を、ご自宅にあげてくださったのだ。
しばらく姿を見かけなかったから、この冬を越すことはできなかったのかもしれないな、と思っていた。ところがどっこい、実は暖かいところで、ゴロゴロと過ごしていたんだねぇ。
のんびりと日向ぼっこをしている姿を見ながら、しみじみと思う。地域猫としては、まさに、起死回生だったね、と。
また、お野菜買いに行くから、そのときにも遊んでね。
還暦まで、あと446日。
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