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千年の時を超えて・・・屋久杉玉磨き

 一昨日、私の身体をさんざん弄んでくれた男子(笑)・・・もとい、官足法指導員修行中の友人がオススメしてくれた「屋久杉玉磨き」というワークショップに、昨日参加させていただいた。

 樹齢千年を超える屋久杉の流木を3年以上乾燥し、主催者様が「木の声を聴いて」さまざまなカットを施してくださっている屋久杉さんたち。

 本当にたくさんの屋久杉さんたちの中から、各自直感や香りの好みなんかで、一つを選ぶ。

 五感で感じながら、時間をかけてサンドペーパーで磨いてゆく。それは、自然、人、自分と響き合う、無心となり時間を忘れる体験。

 私は、ペンダントにしたい、という希望があったので、肩の凝らなそうな小さめの屋久杉さんを選ぼう、とは思っていた。

 だけど実際、選んだものは、シンプルに「一目惚れ」したもの。たまたま、その「一目惚れ」したものが、小さかっただけ。(余談だけど、映画「極道の妻たち」の中で「極道やから惚れたんやない、惚れた男がたまたま極道やったんや〜!」てな台詞があったのを思い出しました。笑)

磨く前の、表?
磨く前の、裏?

 八角形がかわいいなぁ、と思って。

 同じテーブルに座った方々と、磨く前の屋久杉さんたちを並べて撮影。
 この時はまだ、ぎこちなかったのだけど(笑)お話ししていると、どうやらこのテーブルだけが「初心者の集まり」であることが判明し、だんだんと盛り上がってゆく。

 磨き終えた頃には・・・並べ方にも何か、変化が出てきたような。屋久杉さんたちも、仲良しになったみたい。

 4時間以上、ひたすらに磨いていたので、今朝は二の腕も肘も指もパンパンに張っている。でも、この香りをかぐと癒されるのよ〜。

インカメラ、ややピンボケ(苦笑)

 シャツの胸元にぶらさげているだけで、すごい香りがたちのぼってくる。だから、食事中と珈琲タイムには、はずすのだ(笑)。

 参加者の過半数がリピーターさんだったみたいなんだけど、やってみてその気持ちはよくわかった。私ももう一度、やってみたいもんね。

 とにかく素敵なワークショップでした。主催者様、関わらせていただいた全ての皆様、ありがとうございました。

参加者全員の屋久杉さんと、集合記念写真!

そうそう、私の屋久杉さんを「木というより、石に見える」と評してくださった方がいらして・・・なるほど、キャッツアイに見えないこともない。やはり私は「ネコ憑依型」なんだな。

(↑ ネコ憑依型については、上記記事を参照のこと。笑)

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