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やさしいやさしい「うの花ずし」

 JRの通勤定期を持っている私は、通勤以外にもちょこちょこ利用させてただいている。

 特に、利用方法としてお気に入りなのが「JRで何かトラブルがあったときの、山陽電鉄振替輸送」・・・正直、申し訳ないなとは思うし、さすがに「人身事故」の際の振替輸送では遊ばないようにしてるんだけど、車両トラブルくらいなら、ついつい、ね。(JRさん、いつもお世話になってるのに、スマン!)

 だいたいは須磨で途中下車して、海岸でアーシングとか楽しんだ後に出勤・・・(遅番だからできることね!)というパターンが多い。

 休日ならば、神社参拝なんかもしたりして。

 さて、昨日の朝、出かける前にネットで運行状況を調べていたら(JR、最近本当に遅延が多いので、調べておかないと怖くて出かけられないのよ。)あらあらまたまた振替輸送・・・。

 で、ふと、ひらめいた。

「須磨寺へ、行こう!」

お大師様の後ろ姿がイケメンですねえ。

 お寺が目的というよりは、お天気もいいし、桜も綺麗かもなーという、信仰心のうすい動機ではあった。

 というか、何よりの動機は・・・

「うの花ずし、食べたい!」

うの花、てんこ盛り!!

 JRだと、須磨駅で下車してから少し歩かないといけないんだけど、山陽電車なら「須磨寺」という駅があって、そこで下車したら徒歩3分くらいで、老舗のお寿司やさん「寿し竹」さんに辿り着くことができる。

 ラクチン!(笑)

 うの花ずしは、簡単に説明するなら「しめ鯖のお寿司に、うの花がのっかっている。」以上。ってカンジなんだけど、いやいやどうして、そんな単純なものじゃない。

 画像のとおり、お寿司が見えないくらい「うの花」がのっているのだけど、まずこの「うの花」がとにかく、やさしい。優しい、じゃなくて、やさしい。

 なにをどうしたら、こんなやさしい「うの花」になるんだろう。素人にはわからないし、知ったかぶりもしたくはない。

 そして、「しめ鯖のお寿司」・・・というのも、なーんか違うんだよなぁ。鯖も、なんとも言えず、やさしいのだ。

 酢飯も、とことん、やさしい。

 職人さんが、奥にいらっしゃるスタッフの方に、

「そろそろ、おから、ガリガリしといてー」

 と指示を出される、その声も、やさしい。というかもう、私的には「おからガリガリ」という単語に、すでにメロメロ。

 うの花やからね! そら、おから、ガリガリせんと!(笑)←わかってへんくせにw

 とにかく、初めての「うの花ずし」は最高に美味しかった。特に何か主張することもなく、ひたすら「やさしい」・・・でも、計算され尽くされたお味!

 こんなにも「やさしい」うえに、極上の美味さを誇るお寿司があったのね。ありがたい。幸せすぎる。

 また、ぜひ、訪れたいです、寿し竹さん。

 このあと山陽電鉄「須磨寺駅」に戻ったら、まだJRの振替輸送は続いているという。では、それに甘えまして・・・の続きは、また、明日にでも。

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