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田舎少女は、漫画に夢を見る/#1ヵ月書くチャレンジ Day5

Day5.昔はどんな子どもだったのか

子どもだったときのことを思い返すと、やっぱり畑や田んぼに囲まれる実家の風景が真っ先にでてくる。つまり、何も無い。学校行くにも1番近いコンビニ行くにも、マクドナルドに行くにも徒歩なんて選択肢はない。ギリギリ自転車、買い物に至っては親の運転する車一択だった。

だから、アウトドアより圧倒的インドアな子どもが爆誕した。

自然の中にポツポツと住宅だけある環境となれば、外で遊ぶにも限界があるし、買い物とかない限り外には出ない。家に引きこもることになるけどテレビもあるし、パソコンもあるし、漫画もゲーム機だってある。退屈なんてなんのその、困ることは無かった。

そして私は、漫画の沼にどっぷり浸かった。

テレビ放送してるアニメ作品の中で漫画原作が存在してることに驚いて、アニメの先の展開もすぐ読める!録画機能が家にはなかったから、漫画ならいつどこでも好きな作品が読んでいいし、すきなところは何度でも読み返せる!!
幼心で感動の連続。こうしてズブズブと今日までハマっていくのだった。

色々諸々と読んできたけれども、より自分の世界を広げてくれて作品を1つ挙げるとすれば、『MAJOR』しかない。

直近では、WBC決勝における大谷翔平vsマイク・トラウトの世紀の対戦が、MAJOR主人公の茂野吾郎VSライバルのギブソンJrとのW杯決勝での対戦を彷彿とさせるとTwitterのトレンド入りしていた。私の中で野球漫画と言えばMAJOR。ずーーーーーーっとこれまで何度読み返してきたか数えたらキリがない。

野球のルールも試合の面白さを教えてくれたMAJORのおかげで、高校野球やプロ野球にも触れるようになったし、WBCは第1回から手汗握る試合を毎回楽しみになる身体になってしまった。

ここまで野球の沼にもズブズブと浸かっていくわけだけど、その要因は登場人物の1人である「佐藤寿也」の存在はものすごく大きいとめちゃくちゃに思う。

主人公の茂野吾郎にとって、初めての野球仲間であり、時には最大のライバルとして立ちはだかり、一緒に日の丸背負って野球大国アメリカに立ち向かった頼もしき仲間であり、共にメジャーリーグの中で一緒のチームチャンピオンリングを手にした人物。

佐藤寿也(以下、寿くん)がいたから、小学生の頃からここまで野球にのめり込んだし、ここまでずーーっとMAJORの沼の底まできて出てきそうにない。変わらず今でも虜にさせられてる。

そこまで思わせる寿くんはどんな人物なのか?は、太古の昔に別のnote垢でその話をしてるので↓こちらからぜひに。

人あたりの良さそうで老若男女誰もが好きになるこの男は、夢を叶えるためにひたむきに努力し続ける姿、ひとたびバットを持てばバックスクリーンまで白球を運ぶ勝負強さに、キャッチャーとして相手チームのデータ分析によって試合をコントロールする。

好き一択しかない。

文武両道の4文字が似合う寿くんのおかげでリアル野球でもキャッチャーを追っかけてしまう体質になってしまった。寿くんの威力恐るべし。

ずーーーーーーーっと寿くんの尻を子どもの頃から追っかけてきたわけだけれども、2010年に全78巻で大団円で幕を閉じたと思いきや、なんと2015年に『MAJOR 2nd』としてサンデー本誌に戻ってきた。

しかも、2ndの主人公は茂野吾郎でも佐藤寿也でも無い。なんと、茂野吾郎の息子である茂野大吾が主人公としてまた新たな野球ストーリーが始まったのだ。あの続きが読めるなんて…と毎週毎週の最新話が気になるこの頃である。

あの頃から随分と時がたったけれども、今なお私の世界を広げてくれる漫画。今でも社会で生きてくための糧にしてます。



ちょっと好きすぎるので、こちらのnoteにもMAJOR63巻表紙になってる寿くん貼っておきます。

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