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【子育て】手間ひまかけるのが「いいお母さん」??

こんにちは。
お読みいただきありがとうございます。

5歳2歳男の子の母。
今日は頭の中でグルグル考えたことを。

先日、1年間で一番嫌いな仕事にとりかかっていました。

ミシン

私、炊事・洗濯・掃除、どれをとってもロクにできませんが、
裁縫は群を抜いて、できない。嫌い。

なのですが。
子どもたちの保育園の準備品として、
既製品ではちょっと間に合わなさそうなものが数点あるため、
毎年この時期にミシンを出します。

休憩しつつで結局3時間半ほど格闘。

最初から「引き」で撮っている写真ですが、
もっともっと、引いて、ご覧くださいませ。
だいぶ、汚いのです。笑

で、この3時間半考えていたこと。

だいたい、手作りしやなアカンって何なん?
お母さんになったからって、みんなミシン使えるわけちゃうで?
良妻賢母の教育なんて、受けとらへんねん!!!

…なんて心の中でブツブツ。
(良妻賢母の教育は受けてなくても、家庭科でミシンは習っている)

足ふきマット(写真の大きいやつ)なんか、
踏めればいいねんやろ!踏んで足が拭ければ!!!
…と、もはや、やっつけ仕事。
ミシンの縫い目は歪む、歪む、歪む…笑

その一方で
子どものために、一生懸命ミシンで作業する私。
いいお母さんやわ!!!

と悦に入る自分もいたり。

で、ふと疑問が。
そもそも、
子どものために手間ひまかけるのが、いいお母さんの姿なんかな???
と。

○自分を犠牲にしてでも
子どものために自分の時間を費やすことが、
母としての美徳♡♡♡

○いやいやいや。何時代の話?
便利なもの・使えるモノや手段は全部使って、
全力で手間を減らすほうが良いに決まってる!!

↑こんな議論が巻き起こるんかは全然知らんけど、
どちらに振り切るのにも、違和感があり。

現時点で私が考えていることを、まとめてみることに。

手間を削っていいと思う。コミュニケーション以外のところで。

この便利な世の中において、
子育てはもう本当に、圧倒的に、
不便で非効率なことの連続!!!

…って、長男の小さい頃から思っています。
こんなに非効率なことってないんじゃないか、と。
(もちろん、そこに面白さも、可愛さも、大いに含まれるのだけど。)

特に子どもが小さいうちは、24時間子どもに振り回される日々。

子育ては超長距離ウルトラマラソン(笑)なので、
息切れしないよう、
便利なもの、時短できるものは使って、
助けを求められる場面では助けを求めて、
手間を削ってもいいのではないか。

そうそう。だいぶ前にラジオを聴いていると、こんな話が。
今、液体ミルクというものが存在します。
哺乳瓶に粉入れてお湯入れて人肌温度まで冷まして…という手間なく、
缶をプシュッとやったらもう飲める状態のミルクが!!!
(私は完全母乳だったけれど、ミルクの方、お出かけのときとか便利だろうなと思った。災害時等にも役に立つんだったはず。)
でも、そのミルクを作る手間を惜しむことにブツブツ言う人(多分ばぁば世代)が一定数おられるよう。
そこに対してそのラジオでは、
「あのね、今お腹すいて仕方がない赤ちゃんが、『ああ、お母さんはわざわざお湯と粉入れてそれから冷まして…手間ひまかけてミルク作ってくれているのね♡』とは、思うわけないでしょう」
というような話をしていて、本当にそうだと思いました。

手間をかけたらええってもんでもない。

でも、子どもとのコミュニケーションにおいては、
できるだけ手間を惜しまず、やってあげたいなあ。
話すこと、
抱っこすること、
一緒に遊ぶこと、
絵本を読むこと…

…もちろん母にも限界があるけど。
次男の「おかあさん、だっこ!だっこ!だっこ〜!!!」
の必死の要求に
「いらん!!あるくの!!あ・る・く!!!
って言って、抱っこしつつ降ろしつつの私。
13kgを抱えて何百mも歩かれへん!!無理!!笑

そういうことじゃなくて、
抱き癖つくから抱っこしません
とか
子どもとの約束(本当に小さなこと)を、どーせ忘れてるやろとか思って放置する
とか
そういうことはやめて、

基本姿勢として
子どもとのコミュニケーションを大切にする自分でありたいなと思っています。
それ以外の分野は、ちょっとくらい手抜いたって、いや、抜きまくったっていいじゃないですか。

はい次。

子どもにわかる形でひと手間だけ、かける。

子どもとのコミュニケーションとして、
・会話
・スキンシップ
あたりは当然出てくるわけですが、

子どもとのコミュニケーションの範囲とは。
何が子どもとのコミュニケーションに当たるのか。

絵本の読み聞かせは親子の大切なコミュニケーションです!!!
…というのは言わずもがな。

ですが、
今日はそこではなくて、
親子のコミュニケーションとしてかなり大事な位置づけにあるもので
トイトレ
があるんじゃないかな。と思っているという話。

noteをされている方にはあまりいないかもしれないけれど、
トイトレは保育園でしてもらうものだと思っておられる保護者の方も多いよう。

そう言う私も、次男に関してはかなり保育園任せ。
園でのトイトレの進み具合に半歩遅れでついていくような形で、なんとなく、パンツを履かせたりトイレへ連れて行ったりする日々。

その手間くらいは、かけたいなと思います。
あまり詳しくないけど、トイトレって子どもの自立(自律の方かな?)の第一歩なんだとか。
そんな大切なことなら、親も少しは関わりたい。

で、今、トイトレのことを書いたけど、
親子のコミュニケーションで、これが大事!!!
っていうのは、人それぞれだなあとも思い。

私の大嫌いなミシンも、
例えば、子どもの大好きな柄の生地で着替袋を作って、
子どもはそれを見る度に、お母さんを思い出して嬉しくなる♡
…みたいな話であれば、
それは立派で素敵な親子のコミュニケーションだと思うのです。

私はミシン大嫌いなので、
子どもたちの着替袋は全部西松屋で買いましたけれども。

私はもっぱら絵本を読むことに手間をかけておりますので、
ミシンはどうぞ勘弁してくださいませ。
って感じで。

素敵なコミュニケーションのあり方は
親子によって様々
だと思うのですが、
何か1点、ひと手間だけでも、子どもにかけてあげたいなあと思います。
できれば、子どもに見える形で。
大きくなってからじゃなくて、今、子どもに見える形で。

それができれば、他のことには全然手間ひまかかっていなくても
きっといいお母さん♡

…というか、いいお母さんって何やねん、なので、
親が自分自身を認める材料になるかなあ◎というところ。

*****

お読みいただきありがとうございました。
小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎

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