見出し画像

【読書録】『まなの本棚』芦田愛菜ちゃんやっぱりすごい◎大人の学び直しにも。

おはようございます。
お読みいただきありがとうございます。

4歳2歳男の子の母。
今日は読書録。

かなり前にkindle unlimitedで読み始めたコチラ↓
(今はunlimitedじゃなかった…)

『まなの本棚』
著 芦田愛菜
出版社 小学館

ご存知、芦田愛菜ちゃん。
もう「ちゃん」呼びするのは申し訳ないくらい
素敵な女性になっていますね。
(ついついオバサン目線。笑)

賢いことでも読書家であることでも
有名だと思います。

そんなまなちゃんが本当にオススメの本を紹介してくれている本。

どうしてこの本を読むことにしたかと言うと。

まなちゃんがテレビにガンガン登場しだした頃
(本人小1か小2くらいのときかな?)
テレビで
「1ヶ月に60冊本を読みます」
と言っていたのを聞いたんです。確か。

…いやいやいや!!
月60冊って、1日2冊やで?
学校行って、仕事もして、そんなに読めるか!?
嘘か!?読んでるのは字の少ない絵本か!?

と、当時毒々しかった私は思いまして。
(まなちゃんごめん><←友達かよ)

かなり印象に残っていました。

でも、その後彼女の成長を見ていて
(もちろんテレビでだけど)
この子は本当に読書家で、それもあり本当に賢い人だというのが
もう彼女の言動から滲み出てくるわけです。

そうそう。

↑これを読んだんだった。
『星の子』

映画化されたこの作品に主演で出ているのが
芦田愛菜ちゃん。
(そのインタビューが、また素敵だった)

そんな流れで見つけた『まなの本棚』。

やっと読み終えたので、
ちょっとだけ、思ったことを書こうと思います。


*****


読み終えた感想は、

芦田愛菜ちゃんの
読書量と、ジャンルの広さに
ただただ、
すげー!!!
脱帽!!!
もう感服いたしました。

そしてそれを、
中学生らしい(?)わかりやすい言葉たちで
表現されています。

本当にすごい!!

以上!!!

なんですが、

少し引用させていただくと

今でこそ、私にとって「本はいつでも自分の近くに、あたりまえのようにあるもの」ですが、思い起こせば、読書が好きになったきっかけは、父と母に読み聞かせをしてもらったことだと思います。
P16

やっぱり読書家の入り口は、絵本。

文字を覚えて、自分でも本を読めるようになったおかげで、それ以来、とにかく読んでない絵本はないってくらいたくさんの絵本を読んできました。それは今の私の心の財産になっていると思います。
P17

年少さんで字が読めるようになり
そこから自分でどんどん絵本を読んだ、と。

もうこの辺りから非凡なオーラが。

本の途中で
iPS細胞研究所所長 山中教授

作家の 辻村深月さん
との対談も…

山中教授と辻村さんはもちろんのこと
まなちゃんの教養の深さが伺えます。

そしてエピローグには

私は、小さい頃に一緒に本を読んでくれたり、本を読める環境をつくってくれたりした両親にとても感謝しています。本って「一人で黙々と読むもの」だと思われがちですが、実は、人と人をつないでくれるコミュニケーションツールだとも思うのです。  読み聞かせが親子のコミュニケーションになっていたり、私も友達と好きな本の話で盛り上がったりしますし、今回、山中伸弥先生と辻村深月さんにお会いしてお話ができたのも、きっと本を読んでいたおかげです。本を読んでいなかったら、こんな機会をいただけることもなかったかもしれません。
P218-219

人と人をつないでくれるコミュニケーションツール。

本当にそうだと、ただただ頷くばかり。

この本を書いたとき、まなちゃんは15歳。
もう、尊敬の念しかありません。


*****


紹介されていた本には
絵本あり
児童書あり
図鑑あり
歴史ものも
海外文学も
日本の近代文学も
ミステリーも
ホラーも
本当にいろいろなジャンルがあり。

(私は半分以上読んだことのない本でした…)

意外にも
熱血!スポ根!のおはなしが好きだなんだとか。

小学館から出版されている本だからか、
小学館の図鑑とかも紹介されているのですが、
決して大人への忖度ではない
本当に読み込んできて、まなちゃんの血となり肉となっているのだろうな…!!
というのがよく感じられます。

樋口一葉→たけくらべ とか
武者小路実篤→友情 とか

国語のテストで作者と作品を繋げよ!みたいなので出てきそうな作品たちも
弱冠15歳にして、かなり読んでいるよう。

…本当に本当に、
知的好奇心の塊みたいな子だな〜!!!

当時のまなちゃんの倍以上生きておりますが、
15歳の少女の素晴らしすぎる本棚から、
少しずつ、学んでいけたらと思います◎

(あ、タイトルに「大人の学び直し」って書いたけど、
学び直しも何も、読んだことないねんから
ただの 学び って言う方が正しいかもしれない。
小学校〜大学までひと通り過ごしてきたけれど、
だからと言って世の中のこと全部学んだわけじゃない。
まだまだ学ぶことはたくさん◎)


*****


いつにも増して
かなり内容の薄い読書録。

この本そのものは、本当に良かった◎


最後に。

自分の教養を高め、深めたいし
子どもたちには読書家になってほしい。

それはなぜか。
と考えたときに目に留まったのが、

信じるものを見極める目は、
養っておきたい。
まさかの自分の記事引用

上記、『星の子』の読書録。

信じるものを見極める、目。
物事を判断する、自分の軸。
道を踏み外しそうになっても、どうにか戻ってこられるような、心の支え。

…そういうものを養うために、学び続ける必要が、あるのだと、思いました。

まさかの、自分の記事からヒントをもらう日が来ようとは。

私、自分で書いておきながら、
書いた中身を忘れることは数知れず。笑

忘れてたけど、意外と良いこと書いてた◎

最後はまなちゃんあんまり関係なくなってしまいましたが、
今日はこれでおしまい。


小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎

この記事が参加している募集

わたしの本棚

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?