自作キーボード:天キー Vol.6 に参加した話
はじめに
「天下一キーボードわいわい会 Vol.6」が、5月4日に開催されました。
通称「天キー」として親しまれ、年に2回、自作キーボードを愛する人々が集結し、交流と展示を楽しむイベントです。
参加者たちは、自慢のキーボードを持ち寄って展示したり、他の人の作品を眺め、お触りし、設計や製作について語り合ったりすることができます。
今回は、そんな天キーにAkashaとAkasha Amritaを持ち込んで参加してきましたので、感想を書きたい思います。
会場と準備
今回の会場は住友不動産六本木グランドタワーでした。普段はDMMさんのオフィスなのでしょうか、日本マイクロソフト本社に負けないくらいの綺麗さでした。そんなオフィスに作務衣でお伺いしてすみません。
会場に入ると沢山のデスクが並んでいて、自慢のキーボードが次々と並べられていきます。
今回はAkashaとAkasha Amritaの晴れ舞台なので、気合いを入れて作成したネームプレートに、オリジナルのIhaデスクマットも持ち込みました。
参加してみて
今回のイベントでは、Xの皆様にお会いでき本当に嬉しかったです。
写真でしか見ることのできなかった皆様のキーボードやキーキャップを実際に拝見させていただくことで、今後の創作活動の良い刺激になりました。
3Dプリンターを購入したこともあり、5月は節約しようと思っていたのですが、リファインしたLotus配列の基板を発注しようか悩んでします。
欲を言えば、Lotus配列やEkamキーキャップに関する情報交換をもう少ししたかったです。Akashaを触っている方々に声をかければよかったのですが、勇気が出ず、遠目で眺めるだけでした。
キー部という開発者向けのイベントもあるそうなので、次回はぜひ参加してみようと思います。そちらでは、Lotus配列やEkamキーキャップに関する情報交換ができることを期待しています。
天キーで嬉しかったこと
天キーでは色々あり書ききれませんので、これはと思ったものを紹介します。
やさしいファームウェアの作り方を読みました
会場をふらふらしていると、「もしかして、Murasakiさんですか?」と初対面の方に声をかけられました。
話を伺うと、私が書いた「やさしいファームウェアの作り方」が参考になり、会場で会えたらお礼を伝えたいと思っていたとのこと。私の記事が誰かの役に立ち、実際に活用されていることを知り、とても嬉しく思いました。
Vialの記事良いですね
自作キーボードの設計本やDiscordで大変お世話になったサリチル酸さんに、思い切って感謝の気持ちを伝えに行ったところ、私の書いた「やさしいVial対応のしかた」の記事を褒めて頂きました。
自分の作ったものに自信を持てない私にとって、この言葉は格別なものでした。
憧れのClaw44
憧れのyfukuさんにお会いすることができました。
yfukuさんの作品、特にClaw44は、ロゴも含めてとてもカッコいいです。wings42やowl8もそうなのですが、世界観が統一されている感じがします。
私もいつか、yfukuさんのような作品を作りたいという憧れがあり、自作キーボードの世界に復帰した今でも、yfukuさんの作品を目標に、日々邁進しています。
天キーで受けた質問
様々な質問を受けたのですが、多かったものを紹介します。
問:Murasakiさん、実は仏教関係の方ですか?
答:影響は受けていますが、IT企業勤務の一般人です。
問:開発速度早すぎませんか!?
答:超朝型生活をしていて、毎日早朝に自キの時間をしっかり作っています。
問:金色の蓮のシールが気になります!
答:既製品です。TOYO LABO SHOPさんの蒔絵シールを貼っています。
問:Akashaは販売しないのですか?
答:あまり考えていません。余った基板でよろしければ差し上げます。
問:Ihaデスクマットが欲しいです!
答:再発注の予定はあります、タイミングが合えば配布できるかもしれません。
問:なんで作務衣なんですか?
答:動きやすく丈夫で楽だからです。基本的に作務衣以外は着ません。
さいごに
天キー最高でした!
自作キーボード好きにとって夢のような空間が広がっており、これほど多くのキーボードが集まるイベントは他にないと思います。
参加者の方の自慢のキーボードを見て、AkashaとAkasha Amritaの完成度をさらに高めようと、創作意欲が湧き上がりました。
また、皆様から頂いた貴重な基板やキーキャップ、本当にありがとうございます。どこかで、創作活動をお休みし、頂いたパーツを使ってキーボードを作りたいと思います。
この記事はAkasha Amritaを使って書きました。
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