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『JimoKids』。子どもも大人もみんなが交流できる、東京都にある第3の居場所。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さん、GWはいかがお過ごしでしたか?

テレビで観ていると、「円安で旅行は海外に行けず、国内旅行のみ」「このイベントで少しでも海外に行かなくても、ハワイ気分を」「海外に来たが、食材は外食するにも高いから、日本から持参した」「海外旅行は食事代に1回に9000円以上かかり、円安でキツい」といった声が聞かれました。

私自身はGWはRSウイルスの療養のために、1週間、完治するために寝ていました。

この記事では、子ども達の憩い場として活用されているところについて紹介します。

2021年から、下町情緒漂う東京都北区滝野川にある、旧中山道沿いに佇む、2階建ての築およそ60年の元石蔵を改装して作られた、コミュニティースペース『JimoKids(ジモキッズ)」を運営しています。『JimoKids』は、会社でも、学校でもなく、子ども達も大人も交流できるサードプレイス(第3の居場所)でした。

『JimoKids』とは、1階にイベントなどが行えるオープンスペース、2階に大人向けのコワーキングスペースを設けました。ティンカリング以外にも、産後ママ向けのストレッチ講座や子ども達向けのアート教室なども曜日ごとに開催しています。地域の人などが持ち寄った書籍およそ600冊が陳列され、貸し出し無料の「まちライブラリー」も設けています。

今回は『JimoKids』の1日のひとときについて、特集します。

ある日の、『JimoKids』の1日

平日の放課後、小学生が続々と『JimoKids』に集まってきました。この日は興味関心に合わせて自由にリラックスする「ティンカリング」の日です。色んな道具や素材を「いじくり回す」という意味で、子ども達は電子工作をしたり、パソコンでゲームを制作したり。

レジンでアクセサリーを作る子の隣には、スタッフの20代の女性がいました。近くでアトリエを構える版画アーティストの一面も持っています。教えるというより一緒に楽しんでいます。そんな光景に「先生やご両親では築けない師弟関係が芽生えます」と笑顔を見せました。

『JimoKids』の代表・畑川麻紀子さんは、北海道出身です。大学生で結婚し、大学を卒業した後は東京のIT企業に就職しました。20代で息子2人を出産し職場復帰をするも、保育所と会社を行き来するので毎日がいっぱいいっぱいでした。昇進して活躍する同僚たちの姿に、「本当はもっと仕事を沢山したい」と葛藤も芽生えました。

畑川さんを心配した夫にアドバイスを受け、仕事をしながら経営大学院に進学しました。学生は皆、経歴も年代も十人十色です。多様な考え方や生き方に触れただけでなく、育児中で共働き世帯の自分だからこそ、語れる経験や想いがあると気付かされました。「違う世界にチャレンジするなら、今しかない」。大学院修了と同時期に10年以上仕事をした会社を退職し、地域に飛び出しました。

子ども達の居場所や自治会、ギャラリーなど、地域で活動する企業や人を訪問して歩きました。よく耳にしたのは「子ども達のために何かしたい」という声でした。思い出すこともありました。長男が小学校低学年だった頃、放課後になると時折、用もないのに電話をかけてきました。「満たしてくれる人や場所、心の拠り所がなかったのかも」。そうした子ども達に応える居場所を作りたいと、『JimoKids』への構想を膨らませていきました。

参考:<ひと ゆめ みらい>大人も子どもも集える場に JimoKids代表・畑川麻紀子(はたかわ・まきこ)さん(40)=北区 東京新聞(2024年)

『JimoKids』のオープンから3年が経過し、スタッフなどサポート役に回ってくれる大人もじわじわ増えてきました。最近はイベントを開催し、皆で交流づくりや作品の展示を運営することもあります。

ここは実験をする居場所。子ども達も大人も関わり合って、何かが化学変化し、拡大していきます」。今後どんな変化が起こっていくのか、畑川さんは、今、凄くわくわくしています。

私が子どもの頃

私の近所には遊び場がなく、遊び場は自宅や学校以外では、学校内の学童という感じでしたね。学童も行っていなければ遊ばなかった、ビーズでのアクセサリー作りや、一緒にいる人たちと遊ぶみたいなことをしていました。

基本的に一人で遊ぶことが多かったので、年の近い人たちと同じものを作ったり、全く知らない人と交流するのも、後にも先にもあの学童くらいでした。

『JimoKids』は子ども達の居場所としては、講師の方が来て、色々イベントがあったりして、楽しいんじゃないのかな?、と思います。

私は子どもの頃から一人でいるのに慣れ過ぎて、人との交流も未だに時間がかかり、戸惑うのですが、『JimoKids』の様な居場所があると、人付き合いが下手な私でも、今より人と接するのが上手くいったのではないかと思います。

参考サイト


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