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『ナチュラルハンドクリームMUKU』。視覚障害を持つ母への愛から生まれた商品。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは、気候は春、いや気温は夏ですが、手が荒れたりしませんか?

私はパソコンを使って仕事をしているので、手の水分が失われ、乾燥して、どうしても手が荒れてしまいます。

私は元々手が荒れない方でしたが、1ヵ所目のA型事業所に行き出した時、仕事で古いものを触ったら、そこから手が荒れ出して、その時の支援員さんから、「手が荒れるなら、ハンドクリームを塗って、綿の手袋をして寝るといいですよ」と言われたので、それから手袋を買いに行って、ずっとハンドクリームを塗って寝ています。

ハンドクリームは2種類をブレンドして塗っています。

すっかり身近なものになったハンドクリームですが、そんな時に、気になる記事を読みました。

高品質なミカンづくりには成長途中で間引く摘果作業が欠かせませんが、摘果されたものはそのまま廃棄されることが多いといいます。そんな摘果ミカンを活かそうと、愛媛県八幡浜市を拠点に活動する若者たちがハンドクリーム『ナチュラルハンドクリームMUKU』を開発しました。

『ナチュラルハンドクリームMUKU』のアイディアを世に出してからおよそ3年の月日が経ちました。2024年4月14日にあった八幡浜市の道の駅でのイベントに出店し、ようやく初となる対面販売に漕ぎ着けました。

今回は、『ナチュラルハンドクリームMUKU』が開発された理由と、母への愛について紹介させて頂きます。

『ナチュラルハンドクリームMUKU』誕生秘話

画像・引用:MUKU

『ナチュラルハンドクリームMUKU』を企画したのは愛媛県西予市在住の介護福祉士の鈴屋拓人さんです。2021年3月、八幡浜市にある県立川之石高校2年生だった時、八幡浜市のビジネスコンペティションに参加しました。高校生部門最優秀賞を受賞したアイディアをベースに、高校を卒業した後の2022年4月に友人と力を合わせて、任意団体【オレンジまるごとプロジェクト】を設立し、開発を進めていきました。ミカンの摘果作業が行われるのは夏が多く、時期的に傷みやすいといいます。ミカンの品質管理には特に苦労したと開発当時を回顧します。

鈴屋さんは、視覚障害を抱えている母と手を繋ぐのが小さい頃から当たり前だったといいます。母の手が荒れていると、「疲れているのかな」と心配になりました。大切な人の手を守りたい、との想いがハンドクリーム開発の根底にあったといいます。

原材料の摘果ミカンは八幡浜市の提携農家から仕入れ、ハンドクリームには抽出したオイルなどが含まれています。ハンドクリームの販売名は『ナチュラルハンドクリームMUKU(ムク)』(1本50g、税込3300円)です。天然由来成分のみの「無垢(むく)なイメージから」、「より美味しいミカンを作るための摘果ミカンの犠牲が『報(むく)』われる」から命名されました。

熟す前のミカンらしいほのかな甘さで爽やかさを感じる香りで、サラサラとした着け心地がこの『ナチュラルハンドクリームMUKU』の持つ大きな特徴です。「障害の有無を超えて誰とでも関わり合える社会にしたいです」と、地元の障害を抱えている人が通所する福祉事業所に包装を依頼しました。

参考:摘果みかんMUKUわれる 香りさわやか、抽出オイルでハンドクリーム 毎日新聞(2024年)

鈴屋さんは「サポートしてくれた人たちの期待に応えたいと『ナチュラルハンドクリームMUKU』の開発を進めてきました。幅広い方たちに『ナチュラルハンドクリームMUKU』を手に取って頂ければ」と述べました。

『ナチュラルハンドクリームMUKU』は、八幡浜市の道の駅「八幡浜みなっと」のみなと交流館や公式通販(https://omp.official.ec)で購入可能です。

母にいいかも?

母は10年前から高血圧で、血圧を下げる薬を飲んでいます。血圧の薬を多く飲んでいるせい?か、手がとても熱をいつも帯びていて、寝ている時に、手や足を毛布から出して寝ないと、自分の身体の体温の熱さから、夜眠れないそうです。

家事で手が荒れるので、ハンドクリームを塗っていますが、手の体温が高いことで、サラサラしていないタイプ、私が使っているものは、ドロドロ溶けて来て、気持ち悪くなるそうです。

ハンドクリームも色々ありますが、母が欲しいと言っているサラサラしたハンドクリームにはなかなか出会えていません。

今回紹介させて頂いた、『ナチュラルハンドクリームMUKU』は柑橘系の香りがすると思いますし、とても良い、もしかしたら母にも合うのではないか?と思いました。

今度母に、「こういうものあるんだけど、どう?」と、話してみたいと思います。


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