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工房のメモ帳

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音楽、絵などの創作活動について考えた記事のまとめです。
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創作活動がつらいのになぜやめないのか。

創作活動がつらいのになぜやめないのか。

「そんなに創作活動がつらいならやめちゃえばいいじゃん」

良く聞く言葉。ごもっともです。

絵を描く気分になれなくてつらいといいながら絵を描き続ける。
音楽が思い浮かばないといいながら必死に作ろうと、あがく。

今の私なんですけど。

正直つらいときも、それなりにある。

それを人に話すと、
「やめちゃえばいい」
「休めばいい」
と返ってくる。

そうなんですよね、別にやらなくても生きていけるんで

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絵のやる気が出ない時のマイルール

絵のやる気が出ない時のマイルール

絵が描きたいけどどうしてもやる気が出ない!
という日が、たまにあります。

そんなときどうするか私なりのルールを決めてみました。

絵以外の創作活動でも使えるはずです。
私は作曲などでもこのルールにしようと思っています。

やる気が出ないとき……

Q1 絵を描く以外にやりたいことはあるか

  やりたいことがない→①本日はおやすみとする
  やりたいことがある→5分だけ絵を描いてみて、Q2へ

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誰かを救う音楽を作りたい。

誰かを救う音楽を作りたい。

書きたいことについてはもうずっと書き散らしてきたから、最近は誰かの救いとなる音楽を書きたいと考えています。

できれば、生きづらさを抱えた人や精神疾患を抱えた人、子供のころの傷を持ち続けている人の、少しでも救いになれたらいい。

最近は、精神疾患や心理学の本を少しかじっています。

読んできた本をまとめると、どの本も結局のところ、人を救うには人しかいないという結末にたどり着きます。

生きづらさや

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私たちの作ったものはいつまで残るのだろう。

私たちの作ったものはいつまで残るのだろう。

部屋をぐるりと見渡す。

この部屋の中で一番大切なものって何だろう?

電子ピアノやトイピアノも大切ですが、一番って感じじゃないな。

結婚指輪。これも大切ですが、最悪失くしても生きてはいける(かなり大切だけど)。

パソコンとスマホ。これがないとあらゆることが止まるけれど、5年おきぐらいに買い替えるから、これじゃなきゃダメ!というものでもないな。

失くしたら代わりがないのは、そうだ、外付けハー

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私たち、一生にどのくらい作品を残せるだろう。

私たち、一生にどのくらい作品を残せるだろう。

世の中にはものすごい数の創作物があるけれど、
一人が一日にできる作業量ってびっくりするほど少ない。

仮に時間はあっても、常に作業することはできません。
ぼんやりする時間もどうしても必要で。

もっともっと、たくさん制作したいのに、なんでこんなに毎日少しずつしか進まないのだろう!
と、思う日々。

やりたいことがありすぎて、時間も気力も足りません。

それが最近の悩み……というか一生の悩み。

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ゲーム制作を始めたきっかけ

ゲーム制作を始めたきっかけ

最近の一番の目標は、ゲーム制作。

今年中に、一作ゲームを完成させるのが目標です。

表現活動にはいろいろな手段がありますが、その中でなぜゲーム制作を選んだのかというと、なかなか打算的な理由です。

まず、私のできることが活かせるということ。

私は今、メインで音楽制作活動をしていて、それから絵も描きます。

音楽と絵、どちらもゲームに使えば、あとはプログラミングさえ倒せればゲームが完成します。

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宇宙人はどんな音楽を作るのか?

宇宙人はどんな音楽を作るのか?

音楽は国境を越える、なんて言葉をどこかで聞いたことがありますが、宇宙ではどうなんだろう。

宇宙人がいたらどんな音楽を作るのだろう。

独学で作曲をしている人間のちょっとした空想話です。

拍子やリズム

リズムは簡単な数学で作られているので、宇宙人とも共通していそうです。

仮に拍子がなくても、そういう音楽も地球上にありますから私たちに理解できる範囲でしょう。

数学にとても強い宇宙人だとしたら

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憧れは、地元に愛される小さなお店。

憧れは、地元に愛される小さなお店。

私は、何者かになりたいわけじゃない。

と、思う。

私が私で居続けられたら、それでいいなって。

ネットで創作活動をし続けているけれど、有名になりたいと考えているわけではありません。

全世界に私の作品を届けるんだ!私の作品で世界を変えるんだ!……みたいな野望はなくて。

ちやほやは、少しはされたいけれど。笑
でもちやほやされるために作っているわけではないのです。
もちろん承認欲求はありますので

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音色を買い集める。

音色を買い集める。

振り返れば、今年はいろいろと音色を買い集めました。

パソコンで音楽を作るDTM。
DTMのソフトには最低限、音色の出る音源は内臓されていますが、もっと良い音や違う音が欲しい場合は新たに購入することになります。

「私、音色を買い集めているんだ」って表現すると、ちょっとリリカル。

音源を買うのは、コスメを買うのにも少し似ています。

新しい音源を使ったときに気づかれるとちょっと嬉しいです。
今日

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DTM。安い道具、高い道具。

DTM。安い道具、高い道具。

パソコンで音楽を作る、DTM。

どんなジャンルでもそうですが、使う道具には価格が安めのものから高いものまであります。DTMもそうです。
ピアノやストリングスの音色、シンセサイザーに、ヘッドホン、マイク、オーディオインターフェイスという音を電気信号に変えるための機械も。1万円以下のものから、何万、何十万のものまで。

あなたは趣味の道具にお金をかけるタイプですか?
それとも安く済ませるタイプ?

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恥をかくのは怖いけど。

恥をかくのは怖いけど。

先日、恥ずかしいことがありました。

旦那である牢獄Pの作った曲のメロディとコードを楽譜に起こしていたのです。
要は耳コピをしていたんですね、曲中で鳴っている音を聴き取り再現すること。

iPadで楽譜ソフトを開き、スマホで原曲を流して、電子ピアノで音を探して。

一日かけて、難しかったけどこんなもんだろう、あとは作者に聴いてもらって少し修正すればいいかな、というところまで楽譜を書きまして。

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「作りたいのに楽しめない」から抜け出した話

「作りたいのに楽しめない」から抜け出した話

2020年ごろの話。
私は楽譜ソフトとにらめっこしながら、
なんだかとてもしんどいぞ?、と思っていました。

「昔語り」という曲を書いていたころの話。

簡単に説明すれば「何かを作りたいのに楽しめない」。

作りたい気持ちはとても強くあって、モチベーションが尽きたわけではない。だけれど絵も音楽も、制作が楽しいと感じられなくて、ただただ苦しい。

さらに、再生数や反応数も減っていて。
再生してくれた

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作曲12周年。私は今日も音楽を信じている。

作曲12周年。私は今日も音楽を信じている。

6月30日。
私が初めてオリジナル曲をネットに投稿した日です。

この12年は、とても長かった気がするし一瞬だったようにも思います。

ずいぶん遠くまで来たものだ。

作曲、上手くなったとは思います。早くもなった。
しかし良くなったのかは、わからない、聴いてくれるあなたが決めることです。

変わったところもあるし、変わらないところもある。

「どう作るか」は、シンプルに技術の話なので、時間をかけて

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作品を作れば自分に価値がある気がした。

作品を作れば自分に価値がある気がした。

創作活動をしていない私は、生きていてはいけない気がする。

ずっとずっと、そんな感覚があります。

はじめに書きますが、誤解しないでほしいのは、あなたが作らない人だとしても生きている価値がないと思っているわけではないことです。

私以外の人はみんな生きていて良くて、私だけ生きていてはいけない。私だけに価値がない。

根本的に私はずっと、生きていてはいけない、という感覚があって、その心の穴に創作活動

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