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缶詰ができてから50年後に缶切りが発明された件について

1810年にピーター・デュランドによって発明されたのが缶詰です。
缶詰が発明されてから50年経った1860年、ようやく缶切りが登場です。

50年もどうしていたのか?
缶を開けなかったのか?
そうではありません。
ハンマーで叩いたり、ナイフで開けたり、銃でぶち抜いたりしていたらしいです。

みなさん、いかがですか?
何で50年も缶切りがなかったのか?おかしいですか?
僕はそうは思いません。

今、缶切りというものがあるので、ハンマーやナイフで面倒くさいことやってるなと思うのであって、50年も缶切りがなかったということは、なきゃないで別に何も思わなかったということでしょう。

では、ポテトチップス開け器。
こんなんあったらどうでしょう?
なきゃないでいいけど、あったら絶対便利です。
そう思いませんか?

ポテトチップスは袋が開けにくいです。強引にやるとパンっと中身が弾け飛びます。
なので、袋を皿のように開く『パーティー開け』や、底の部分を折り込むことで袋を容器のように直立させる『スナックボウル開け』など開け方の方を開発してきました。

それがもう器具を作ってしまえばいいんじゃね?と思うようになります。
そして『ポテトチップス開け器』が開発されます。

カルビー「ポテトチップス うすしお味」発売されたのは1975年です。
発売されて、今47年です。

缶切りと一緒です。
ポテトチップスが発売されて、ポテトチップス開け器が発明されるまで50年くらいはかかるのです。

そんなポテトチップス開け器が世に出回って数年したら、
「ポテトチップス開け器はポテトチップスが発売されて50年後に発明される」
50年間どうしてたんだよ?となるでしょう。

こう思うと、缶切りが50年後に発明されてもおかしいとは思わないでしょう。

さて、本当にあと3年以内にポテトチップス開け器は発売されるでしょうか?

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