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レトロの良さ

レトロってどうですか?
モダンの反対であり、古き良きモノみたいな感じです。

そのレトロ感が逆にモダン。
というようなことはよく起こります。
ファッションとか。

時代は繰り返すと言われるように、今までにないモノが流行ったら、今度は昔のモノが流行ったり。
ループしたりします。

今、ポカリスエットの瓶が出てたりします。
昔と変わらず瓶を返すといくらかお金が戻って来るシステムらしいです。
栓抜きで抜かなきゃいけないし、瓶を返すならその場で飲まなきゃいけないし、面倒くさいです。
絶対にペットボトルの方が楽です。

その面倒くささがいいのか?瓶のスタイリッシュさがいいのか?どっちのレトロ感がいいのかはわかりません。

しかし、ラムネというジュースは明らかにビー玉の瓶のレトロ版の方が良いに決まっています。
ラムネの今風のペットボトルは求めていません。

そう考えると、どういうレトロが今通用するのでしょうか?

すぐ故障するけど、昔のレトロ車の方が好きという人がいます。
なんとなくその感じはわかります。

汲み取り式ボットン便所の方が好きという人はいるでしょうか?
便器の底の黒い闇が昭和のレトロ感があって良い。
そんな人はいるでしょうか?
しかし、あのボットン便所だからこその「トイレの花子さん」だとは思います。
最新のウォシュレットの暖房便座の水洗トイレだと怖さは半減です。
怖い話というより「トイレの花子さんはお嬢様」というメルヘンな話の方が似合います。
そういった意味ではレトロ感が怖さを作り出していると言ってもいいと思います。

畳とかは需要はあります。
フローリングの方が擦り減らないし、掃除もしやすけど、畳というレトロ感は今でも良いです。

黒電話もおしゃれレトロのような感じがします。
ロウソクもおしゃレトロです。
レコードもおしゃレトロです。
他におしゃレトロないですか?
おしゃレトロって言いたくないですか?

昔のモノは何でもおしゃレトロになっちゃうような気がしますが、ただ、缶ジュースのタブを取っていた時代。
今の缶ジュースはタブを開けて戻しますが、昔はタブを開けたらタブが取れてしまうという、タブは飲み終わるまで、持ってなきゃいけないという感じでした。
そして飲み終わったら、そのタブを空いた缶に入れる。
そういう人が多かったと思います。

あのレトロはいらないですね。
タブを指輪のように指に付けるというあのレトロはいらないです。
今の便利な缶ジュースのタブの方がいいです。

モダンさが良い、逆にレトロさが良い。便利さ良い、逆に不便さが良い。
結局、それらはモノによるということです。

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