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【卵は一日一個まで】という迷信の納得できる理由を考えてみた

迷信というものがありまして。
今思うと結構信じていたなと思います。

例えば、【卵は一日一個まで】
【酢を飲むと体が柔らかくなる】
【わかめを食べると髪が濃くなる】

これらは何の根拠もありません。
迷信ということになっています。
もしかしたら今でも信じている人がいるかもしれません。

一体こんなことを誰が何のために言ったのでしょうか?
これと言った理由がわかりません。

例えば迷信でも【嘘を付くとエンマ大王に舌を抜かれる】
これはなぜこんな事を言ったのか理由はわかりますし、納得もできます。
そういう迷信はいいのですが、理由がわからない、なぜこんなことを言ったのかわからない迷信は、なんか気持ち悪いです。
なんとなくすっきりした理由が欲しいです。

しかし、これと言った理由は見当たりません。
だったら作ろうじゃなないか。
こんな背景があってこの迷信が生まれたと、そんな納得できる理由を作ってしまえばいいじゃないか。
どうせ迷信なんだから、作ったところで文句はでないでしょう。

というわけで今から、どうしてこんな迷信が生まれたか。
皆さんにお教えしましょう。

【卵は一日一個まで】
その昔、卵はよく割っちゃう人が続出していました。
非常にもったないです。
そこでそれを防ぐために、卵は一日一個までとしました。
なので割った人は、もうそれで終わりです。
そうしたらみんな慎重に卵を扱うようになりました。
これが由来で卵は一日一個までとなったのです。

【酢を飲むと体が柔らかくなる】
酢は非常に酸っぱいです。
それを飲むということは「酸っぱ!!!」ってそんな反応になります。
そのパワーを使おうと思った小学生がいました。
運動能力テストの日です。
立位体前屈の時です。立位体前屈とは台の上に立ち、足を伸ばしたままものさしを何cm動かすことができるのかという種目です。
小学生は酢を飲んでその酸っぱい反動を使って体を下に倒しました。
そしたら記録が爆伸びです。
それ以来、酢を飲むと体が柔らかくなると言われるようになりました。

【わかめを食べると髪が濃くなる】
ペットに飼うくらい爬虫類好きの上司がいました。
その上司の頭はツルツルと光っています。
そんな上司が急にカツラを被ってきました。
そう、急にです。
急になので、部下たちは一目でカツラとわかりました。
しかし、何も言えない雰囲気です。
そんな時、上司の知らないところで、カツラが床に落ちました。
部下たちは焦りました。
上司がどんな思いでカツラをして来たのかわからない以上、上司に恥をかかすわけにはいかない。上司に気付かれないようにカツラを頭に戻さなければ。
しかし、上司が落ちたカツラの方に振り返ろうとしている…。
どうする?
その時です。
とっさに出た言葉…。
「わ、亀!」
上司は「え?どこどこ?」
さあ、チャンスだ!上司がはしゃいでいる間に、見事にカツラは上司の頭に。
そうです。この時に『わ、亀と言ったら毛を直せた』が生まれたのです。
それがどこかで『わかめを食べたら毛が生えた』に変わってしまったのです。

※これらは迷信の迷信です。


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