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ファイナンシャルプランナー1級を取得した私がやっている家計管理

こんにちは。
2児(5歳と1歳)を育てる育休中ワーママacaneです。

今回は、銀行員歴10年+ファイナンシャルプランナー1級を取得した私の
普段やっている家計管理について紹介します。

こんな風にやっている人もいるんだな、
と参考にしていただけるとありがたいです。

はじめに

両親は銀行や税理士などどちらもお金に関わる仕事に携わっていました。

そんな両親を近くで見て育ったせいか
小さい頃からお金が好きでした。


一番古い記憶は
「毎朝、自分のお財布からお金を全て出して、片付ける。」
ことです。
※当時多分3歳くらい

幸せな事にお金が足りなくて大変だった経験は、してきませんでした。

でも、「将来お金が足りなくなるのではないか」という恐怖心は常に持っています。

生まれつきお金への心配が人一倍強く
お金に関する話題は大好きです。

出来れば初対面の人ともお金の話題で盛り上がりたいのですが
引かれそうなので我慢しています。


加えて、私は極度のめんどくさがり屋でもあります。
(血液型はO型)

家事だと、水回りの掃除がとても嫌いなので
いつも「めんどくさっ」を連呼しながらやっていたら
5歳息子の口癖が「めんどくさっ」になりました。


前置きが長くなりましたが、
「お金好き」×「心配性」×「めんどくさがり屋」の私の家計管理を紹介します。


3つの基本事項

①厳密にやらない
 拾い漏れは当たり前。1割ぐらいはずれるものとして把握。
 100円以下は四捨五入。
 電卓を使わない。頭の中で大まかに足していく。

②レシートをとっておかない
 スマホとPCだけで出来る作業にしています。
銀行口座の出入りをオンラインで見て、
 カード決済+スマホ決済の内容を確認して終わり。

 現金はほとんど使わないので、記憶しているもののみ。
 忘れた分は諦めています。

③時間をかけない。いつやるか決めない。
 1回にかける時間は10分程度。
 毎週何曜日に・・・等は決めていません。
 出来るときにやる。
 気になったときにやる。
 だいたい週1回のペースで集計しています。


実際の我が家の家計簿


アプリの家計簿は何種類も使った事がありますが
一番自分に合っているのは「エクセルでの管理」でした。

マネーツリーやマネーフォワードなど
自動集計してくれるものも利用しました。
とても便利ですが、
口座やカードの情報をオンラインで1つに繋げるのは
セキュリティ面が怖いのでやめました。

自分で1つ1つ入力する家計簿アプリは
日付や項目をいちいち選択するのが面倒くさくて続きませんでした。

1ヶ月の大まかな支出を追う場合には
使った日を厳密に入力する必要はないと気づきました。




下の画像が我が家で採用しているエクセルの表です。
実際に今月我が家が使ったお金も公開…!!

「変動費」の集計

集計のポイント3つ

ポイント①費用の種類を分ける


・変動費
 →食品や光熱費など毎月変動するもの

・固定費
 →マンションの管理費、サブスク代、など毎月変動しないもの

・特別費
 →旅行代や家具家電などイレギュラーに発生する大きめの支出


旅行代等たまにある大きな支出まで
毎月の予算に入れてしまうと
月によってバラ付きが大きくなってしまうので
分けて考えています。

頑張って支出を抑えた月でも
イレギュラーな支出を入れてしまうと
頑張りが評価されない気がして嫌ですよね。


ポイント②平均と予算を記載する

エクセルの良いところは平均や合計が簡単に出るところです。


平均を取る事で、自分が毎月何にどのくらい使うのか良く分かります。


その平均を元に毎月の予算を決める
という方法を取りました。



具体的には

まずはざっくりと適当に予算を決めてみました。

その次に、3ヶ月間普段通りのお金の使い方をして、それを集計していきます。

3ヶ月間の平均を取ってみると、
最初の見立てより2万5000円も多く使っている事が分かりました。

ここで、2万5000円下げなきゃ!
とは思うと気持ちが焦るのでやめました。

人間いきなり変われないし、
節約節約!と頑張りすぎると家計簿も開きたくなくなると思ったので、

一旦ありのままの2万5000円多い状態に予算を引き上げました。

ポイント③進捗を把握する

これは必須ではないですが、
進捗を記載しておくのはおすすめです。

集計表の上に「集計日」と「進捗」を記載して
1ヶ月のうち何日まで集計したのか、
1ヶ月のうち何%まで集計し終わったのか
分かるようにしました。
(例:30日まである月に15日まで集計したら進捗50%)

また各集計金額の下に予算の何%使ったも記載する事で、使いすぎている事を把握しやすくしています。

ここはエクセルの計算式(割り算)を入れれば
わざわざ自分で計算しなくても自動的に数字が入ります。


家計簿をつけて良かったこと

家計簿をつけて良かった事としては以下の2つです。


①自分が思ってるよりも使っていた事が分かった

家計簿をつけていない時は
常に節約、という意識があったので贅沢はしてないだろう。と思っていました。

しかし、いざ蓋を開けると
結構つかってんなぁ!!
という感じ。

②使いすぎた時、何に使いすぎたのかすぐに分かる

今月使いすぎちゃったなー。
来月は気をつけよう。
と思っても頑張る項目が何なのか、明確にしておいた方が努力が報われやすいです。

例えば我が家の場合、
3月に予算オーバーした理由は主に
外食と光熱費でした。

そうすると、どこを頑張れば良いのか
明確になって頑張りやすいです。

③夫と共有しやすくなった

これが一番かもしれません。

我が家は、お金の管理は別会計。
家族にかかるお金だけ2人で管理しています。



いくら夫に節約して欲しいと思って
感情で伝えても
まっっっったく伝わりません。

それがエクセルで数字を見せる事で
夫の脳にするりと理解してもらう事が出来ました。


夫が共通口座に入れるお金を引き上げて貰うのは至難の業で、とても難しいのですが、
このエクセルを使って説明したところ自ら1万円多く生活費を入れてくれるようになりました。
(この時、普段の努力が報われた気がしてとても嬉しかったです...)

まとめ

以上が我が家の家計管理になります。


家庭環境によってお金の使い方も異なりますし、
管理方法も予算も変わってくると思います。

この記事は
ほんの一例と思って参考にして頂けると幸いです。


大切なのは
「自分達にとって丁度良い家計管理」を
試行錯誤して見つけることだと思います。

「家計簿」続かないなー、と思っても
「自分に合わない方法」を1つ見つける事が出来た、と思って他の方法にトライすると
色んな発見があって面白いと思います。

また
これに加えて「100歳までの家計シミュレーション」と一緒に管理するととても効率的です。
(それはまた別の記事でご紹介予定です)


最後まで読んで頂きありがとうございます。


世界中のママパパ
今日もお疲れさまでした!!


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