マガジンのカバー画像

就活・転職・キャリア

106
運営しているクリエイター

記事一覧

今後10年で市場価値が高まる「働き方」~仕組みづくり人材~

今後10年で市場価値が高まる「働き方」~仕組みづくり人材~

今回は、市場価値・これからの時代で求められる人についてのお話です。

「市場価値」の話をする際に、前提として「市場価値」と「個人で食っていける人になる」という話が混在しているケースがよくあります。
前者は、「どの企業にいっても活躍できるスキルを身に着ける」等の組織で働くことを前提にした話、後者は個人事業主になっても稼げる等の個人で稼ぐスキルという話。今回は前者を前提の元、「市場価値」の話をします。

もっとみる
【13,000字超】凡人による文系&専門性ゼロ人材のキャリア考

【13,000字超】凡人による文系&専門性ゼロ人材のキャリア考

タイトルの通り。自分自身が文系&専門性ゼロ人材からスタートし、四苦八苦して血反吐吐きながら10年ほどキャリアを構築してきて、ようやくある程度の市場価値を認めてもらえるシーンが出てきたことから、これまでの思考や経験を外部化しておくために記載する。

大学卒業後に新卒でそのまま社会人になったが、その時点では以下の状態だった。要は特徴のないただの新卒人材である。

私立文系学部卒(非早慶)

人文学系の

もっとみる
元ピアニスト、音楽療法による起業を目指す?四方静玲奈さんにインタビュー

元ピアニスト、音楽療法による起業を目指す?四方静玲奈さんにインタビュー

今年3月から新歓期間に入る東大起業サークルTNK ですが、2022年現行18期の中でも音楽業界と造詣の深い四方さんにインタビューしました。

💁‍♀️ 名前: 四方静玲奈
🏫 学校: 早稲田大学理工学部2年
🌏 出身: 鎌倉幕府

👧TNK に入る前は何をしていましたか?
2001年に生まれて3歳の頃にピアノを始めて、現在も続けています。元はピアニストになるのが夢でした。また、高校の時は軽

もっとみる
ビジネスパーソンの4タイプ

ビジネスパーソンの4タイプ

ビジネスパーソンを分類するやり方は色々ありますが、少し前にクライアントから聞いた分類の切り口(軸)が面白かったので、それをアップルなりに多少のアレンジを加えてご紹介します。

クライアント曰く、ビジネスパーソンの分類軸は2つあるとのことでした。

軸①:何が仕事の原動力になるか?

これは大きく、社会・顧客重視 か ミッション重視 かに分かれます。

社会・顧客重視の人は、自身が所属する会社・組織

もっとみる

日本では、数学が得意な人が報われない

人気ブロガーのイブリースさんが、大学受験においては、見た目の配点以上に数学が重要であると書いていた。

私も異論はない。数学は、出来不出来に極端な差がつきやすいからだ。ただ、少し気になったのは、世界史などの論述が軽視されているような気はした。世界史の論述も、書けない人は本当に書けない。

さて、そのように受験においては重要な数学だが、ビジネスの世界においては、数学で高年収になるのは難しい。理由とし

もっとみる

大学生は勉強しろ!企業も大学生の学業を評価しろ!

私が大学生の頃は、就活では、勉強や資格、スキルよりも、くだらないガクチカが重要視されていた。

「xxのアルバイトで〜」「体育会で〜」

アルバイトは、最低限の社会性やコミュ力を担保するものでしかない。高度頭脳労働者としての適正をはかるには不適切だ。体育会は、体力と精神力をはかる上では良いが、最近は上意下達やパワハラ、長時間労働、精神論が否定的に評価され始めている。

もっと、人工知能や、経済学や

もっとみる
日立の『「ガクチカ」を聞きません』から、なぜ「ガクチカ」が必要だったのかを整理しよう

日立の『「ガクチカ」を聞きません』から、なぜ「ガクチカ」が必要だったのかを整理しよう

ガクチカを聞かずにプレゼン課題を課す

新卒採用で定番の質問というと、いわゆるガクチカと呼ばれる「大学時代に力を入れたことは何ですか?」という問いだ。学生は書類選考のエントリーシートや面接で、何度もこの質問を繰り返し投げかけられる。
この質問は、定番の質問でもあり、学生の差がわかりやすい質問でもある。これは企業側だけではなく、学生側にとってもそうだ。集団面接で自分の隣の学生が「私は学生起業をしてい

もっとみる

軍事に学ぶビジネス戦略、仮想敵をつくる

軍事の理論をビジネスに応用することは、時に非常に有効である。今回は、仮想敵をつくる戦略を紹介する。

まずは、競合企業だ。仮想敵をつくる場合、徹底的に相手を調査することが必要だ。調査方法は、以下のものがある。

・ホームページ(特に財務諸表や統合計画書)
・オウンドメディア(その会社のブログ、SNS、YouTube)
・OPENWORK、転職会議などの在職者、離職者からの評判
・LinkedInの

もっとみる

やりたい仕事よりも、入社して活躍できる仕事(勝てる仕事)

前のブログで、「勝てる土俵」を選ぶことが極めて重要であると述べた。そのため、大学生には「やりたい仕事」よりも「入社後活躍できる仕事(勝てる仕事)」を選ぶことを推奨する。

いくら、やりたい仕事であったとしても、本人に適正がないと、活躍は難しい。適正がなくても内定がとれてしまうのが日本の就職活動だ。なぜならば、スキルや適正だけではなく、志望度や学歴も重視するのがJTCだからだ。それで、入社後に後悔す

もっとみる
戦うべき土俵を選択する

戦うべき土俵を選択する

こんにちは
“はじめの1歩の勇気をもらえるnote”
の JJ (@JJ56866220) です😊

この記事で note 毎日更新 375 日目
に到達中です。

JJとはこのような人間です。

仕事やビジネスで活躍するためには
他の人が持っていないスキルを習得することが
とても大事です。

しかしスキルにもトレンドがあって
今まさに求められてるスキルというのは
誰もが習得しようとするため競争

もっとみる
【論文レビュー】従来型日本的人事管理による「遅い選抜」の功罪:八代(2011)

【論文レビュー】従来型日本的人事管理による「遅い選抜」の功罪:八代(2011)

従来の日本型人事管理の運用について、雇用制度との関連から異動と昇進の関係について明らかにしている論文もあります。今回ご紹介する以下の論文では、一般職から管理職へと選抜されていく過程を見ていくことで異動と昇進のプロセスを明らかにしています。

日本企業が「遅い昇進」を行ったきた理由日本企業におけるかつての「三種の神器」には終身雇用がありました。著者は、本論文執筆時のほどほどに新卒入社者の退出や中途採

もっとみる

総合商社唯一のデメリット?専門性がないジェネラリスト。

総合商社は、勝ち組だと思う。年収も高いし、何より合コンでモテる。だが、唯一のデメリットが、専門性のないジェネラリストであることだ。そのため、総合商社出身だとコンサルティングファームほど転職に強くはない。

ただ、そもそも、転職する必要があるのか?という結論にいきつく。総合商社では、海外ビジネスにも携われるし、かなり大きなプロジェクトも経験できる。仕事が面白いし年収も高いし、そもそも退職する理由がな

もっとみる

頭脳、体力、人心掌握(出世に必要なもの)

大雑把には、出世するには、頭脳・体力・人心掌握が必要であると考えます。他にも専門スキルなどがありますが、JTCでは優先度は低くなります。偏差値・学歴至上主義の価値観で生きてきた人は会社に入ってから敗北します。

頭脳当たり前ですが、ホワイトカラーで頭脳が悪いのは致命的です。最低でもMARCH関関同立か中堅国公立大学くらいはないと、ソルジャー採用でしょう。もしくは、学歴フィルターに引っかかります。

もっとみる

ミクロ型エリートとマクロ型エリートの違い

「エリート」この言葉はなかなか難しい。一流大学を卒業してその中でも上位を走っている人々である。必ずしも高い給料をもらっているわけではないし、レールの上を走っているので、何かと制約の多い人生だ。競争も激しいし、人並み以上の努力と素質が求められる。

 ところで、エリートと言っても実は二種類の方向性がある。このことは世間では意識されていないようだ。エリートにはその種類によってミクロ型とマクロ型が存在す

もっとみる