Thomas Red

慶應義塾大学経済学部卒業(Graduate of Keio University)高学…

Thomas Red

慶應義塾大学経済学部卒業(Graduate of Keio University)高学歴発達障害(と思われる。診断はなし)。マイノリティ。差別やハラスメントに反対。人権守れ。ウィシュマさんの無念を晴らす。

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ナポレオンの限界(世界史、軍事史)

フランスの皇帝ナポレオンは、軍事の天才と言われていた。ナポレオン以前の戦争では、決定的な会戦は避けて、ある程度捕虜をとったらそれで戦闘が終わるものであった。 だが、ナポレオンは、徹底的に敵軍を撃滅することにこだわった。ナポレオン以前のヨーロッパ各国の軍隊は国民軍ではなく傭兵であった。傭兵はよく訓練されて装備も良かったが、決戦で失われると大打撃なので、どの国も決戦を好まなかった。ナポレオンの頃のフランスは、国民軍となり、数の上で圧倒的な優勢を誇った。また、ナポレオンは独裁的な

    • 文章のスタイル

      私は、色々な幅広い知識はあるものの、論文のように長く文章を書くのは得意ではない。これも、色々なことに興味を持ちすぎる特性のためだと考えられる。そのため、大学の卒業論文は非常に苦戦した。 東大卒のブロガー、イブリースさんは、その点、きっちりと長い文章で論理を精緻に展開されていて、素晴らしいと思う。 ただ、民間企業においては、大学の論文ように長い文章を書くことはほとんど無い。理系の場合は研究論文を書くかもしれないが、文系ではほとんどない。 そのため、私の苦手な論文執筆は別に

      • 必ず自分の得意な土俵(勝てる土俵)で戦う

        負けクセがついている人は、わざわざ自分が苦手な土俵を選んで戦っている可能性があります。自分が勝てる土俵でしか戦ってはいけません。 これは、ビジネス以外、スポーツや軍事にも言えることです。敵は必ず、自分が得意な土俵に引き込もうと企みます。それに乗ってはいけません。必ず、自分が勝てる土俵で戦いましょう。無理をしてでも、何とかして勝てる土俵に変える工夫が必要です。どんな天才でも、苦手な土俵では負けるのです。サッカー選手が野球で勝負したら負けますよ。

        • ビヨンド東大戦略

          東大にただ合格して入学するだけでは「東大までの人」になってしまうリスクがある。東大は、医学部とは異なり、あなたの人生を保障してくれない。医学部ではなくあえて東大に進学する場合は、巧妙な戦略が必要になる。 ・リア充、コミュニケーション能力 JTCは、たとえ東大生であったとしても、非リア充やコミュ障には非常に厳しい(特に文系)。可能であれば、高校生のうちからリア充であってほしい。もし、そうではない場合は、入学後に必ずリア充になるという強い覚悟と決意、周到な計画が必要になる。

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          自分が活躍するだけではなく、人を育てる意識を持つ

          自分が活躍することだけを考えている人は、管理職には向きません。管理職は、部下が活躍できるようにサポートしなくてはならないのです。これを理解できていない人が意外にも多いと思います。 これは、別に会社員だけの話ではありません。私が注目しているYouTuberは、株本祐己氏です。彼は、自分が目立つことだけではなく、仲間も目立てるように、サポートを惜しみません(もちろん、芽が出る、才能がありそうな人だけに目をかけているとは思いますが)。 結局、一人だけよりも、集団のほうが注目され

          自分が活躍するだけではなく、人を育てる意識を持つ

          先進国・大企業はカニバリゼーションを恐れるな!

          アメリカやドイツ、日本などの経済大国は、すでにガソリン車が普及している。そのため、政治的な理由も含めて、EVを促進するのが難しい。もう少し具体的に説明すると、例えばアメリカではGMやフォードはガソリン車に強い。そのため、トランプ氏はガソリン車を守ると宣言することで、エンジン技術者から支持を得られる。現状ではエンジン技術者のほうが圧倒的に多いため、バイデン氏も追随しないと自動車産業の労働者票でトランプ氏に負けてしまうのだ。 中国やインド、アフリカなどの新興国は、このカニバリゼ

          先進国・大企業はカニバリゼーションを恐れるな!

          パワハラ・セクハラされた時の対処法

          パワハラ・セクハラされた時の対処法について、書いてみたい。基本的には「エスカレーション戦略」だ。最初は弱い警告にとどめる。そうでないと今の仕事に支障が出る。それでも解決しない場合は少しずつ事を大きくしていく。普通の相手ならば、大事になる前にハラスメントをやめるはずだ。 ・録音など必ず記録を残す 記録または第三者の証言がないと、人事部やコンプライアンス部署は動いてくれない。 ・まずは本人に伝える、または誰かに相談する 「これ、パワハラ(セクハラ)になりますよ」と、本人に伝え

          パワハラ・セクハラされた時の対処法

          いただき女子りりちゃん、猫ミームになる

          これ、考えた人、すごいよ。猫ミームの良いところは、あまり手間がかからないところだ。りりちゃんの本物の画像を集めて動画にするのは大変に手間がかかる。それに、猫ミーム好きは一定数存在するため、視聴回数も稼げる。 そして、どうやら詳細な調査のために、裁判も傍聴したようだ。りりちゃんの、男性を騙すための姑息かつ周到な手口が動画で説明されている。

          いただき女子りりちゃん、猫ミームになる

          戦略立案の前の準備フェーズ

          戦略立案は、ある種、小さいプロジェクトだと私は考えている。そして、プロジェクトは実行前の準備フェーズがあるように、戦略も立案前に準備が必要だ。 ・メンバーの選定 極めて優秀なエース人材しか選んではならない。企業の経営戦略は、凡人に任せるものではない。トップクラスに優秀な人材だけをメンバーに選定するべきだ。ただし、ある程度は多様な意見が出るように、尖った人や女性、外国出身など、ダイバーシティも意識したい。 ・世界観の共有 メンバー全員が、今の世界観を理解し、共有するべきだ。

          戦略立案の前の準備フェーズ

          アップ・オア・アウトは時代遅れ

          昔は、コンサルティングファームにおいては、人材戦略でアップ・オア・アウトが採用されていた。昇進できないような無能は会社を辞めろという戦略だ。 だが、今の時代、これは致命的になりうる。理由を説明したい。 ・人手不足の時代に合わない 今は過去最悪の人手不足だ。それなのに、昇進できない社員を辞めさせていたら、補充にリソースを割くために余計なことをする必要がある。ヘッドハンターやエージェントに支払う金も馬鹿にならない。 ・悪評がたつ 今は昔とは異なり、OPENWORKや転職会議

          アップ・オア・アウトは時代遅れ

          指導とパワハラの違い

          係長以上(会社によっては課長以上)になると、部下ができます。指導とパワハラの違いを理解しないと、パワハラ認定されて非常に危うい状況になります。 パワハラ・みんなの前で批判し、部下の面子を潰す ・余計な一言が多い 例「遅すぎるだろ」「またかよ、何回目だ?」「この仕事だけやってるのに、この出来かよ」「お前は駄目だな」 ・指導に愛情がない 指導・必ず二人きりの時に言う ・厳しい言葉だけでなく、優しいフォローの言葉もかける 例「次からは必ずできるよ」「私は君を信じているよ」 ・余

          指導とパワハラの違い

          戦略の階層(極めて重要)

          日本人は、これを理解していない(私も完全には理解していない)。日本は島国だからか、世界の動向に疎い。 戦略を立てる前に、世界観などを正しく認識する必要がある。 ビジネスや経営の戦略においても、世界は毎年変化している。その変化を認識し、正しい世界観を構築しないと、目標設定も戦略立案も不可能だろう。

          戦略の階層(極めて重要)

          戦略の要諦

          ・必ず実現可能な目標設定をする 体重を20kg減らす、は、不可能な目標だ。実現可能な目標を設定しないと、そもそも戦略を立案することはできない。東大に合格するのが夢だとしても、模試を受けて駄目そうならば、早慶にするとか、目標を変える必要がある。 ・自分の強みを伸ばす 多くの人は、自分の弱みを改善しようとする。さすがに、致命的な弱み(絶望的なコミュ障)などは改善しないといけないが、多少の弱みを改善するよりは、強みで突き抜けるほうが勝ちやすい。 ・相手の弱点を突く スポーツや経

          戦略の要諦

          なぜ、日本には一点突破型の尖ったビジネスエリートがいないのか?

          日本には、一点突破型のビジネスエリートはほとんどいない。わかりやすく言えば、AIエンジニアとしては抜群に優秀だが、コミュ障だし他の仕事はできない、という人だ。これは、戦略の要諦とは矛盾している。戦略論においては、「勝てる分野に戦力を集中し、無駄なことはしない」だ。 これには、日本の大学受験と就活(新卒採用)が関係している。 東大などの一流大学では、多くの科目がまんべんなくできる人でないと合格しにくい(たまに、得意科目で突破する人もいるかもしれないが、極めて希だろう)。

          なぜ、日本には一点突破型の尖ったビジネスエリートがいないのか?

          日本企業は汎用AIは無理だが、目的特化AIならば勝機あり!

          SaaSの世界に、Vertical SaaSというものがある。これは、特定の目的や業種に特化したSaaSである。それと同じように、特定の目的や業種に特化したAIならば、日本企業も十分に開発できると考えている。 AIというのは、ラーニングさせるデータの量によって正確性は上がる。日本企業の場合は、製造業が世界トップクラスであるため、工場などのデータを活用したAIであれば、アメリカと互角に戦えると思う。ライバルは、同じように製造業が強いドイツと韓国になると考えている。 ただし、

          日本企業は汎用AIは無理だが、目的特化AIならば勝機あり!

          自分をコントロールする

          発達障害の人に限らず、自分をコントロールできない人は、受験勉強でも、仕事でも、恋愛でも、結果を出すことはできません。具体例をあげましょう。 「勉強しないとテストで赤点になりそう。だけど、ゲームしてしまおう」 「あと1時間以内にパワーポイント資料を作らないといけない。だけど、タバコ休憩に行きたい」 「好きな女性が今何をしているか気になる。とにかくLINEしてみよう」 上の二つは、やるべきことが明確なのに、それを嫌がってやらないパターンです。最後は、無意味なLINEは女性

          自分をコントロールする