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万能の食材と漢方薬の元 葛(クズ)

葛は今が最盛期

鮎川沿いの遊歩道に沿って満開

今まで何気なく見ていた葛だが調べて見て驚いた

風邪をひいた際に風邪薬や解熱剤としての漢方薬の元だった

我が家の風邪薬は葛根湯(カッコントウ)

葛の根を乾燥させて漢方薬として使われてきた

群がって咲いている

見かけたことがあるのでは

花に特徴があるので見たことのある人はうなずくでしょう

花に特徴がありすぐわかる

葛の根は地下まで伸び、根茎はしっかりしていて成長が早く掘り出すことが大変難しい植物

花言葉に根気・芯の強さ・努力とありますが、抜きたくとも抜けないことからつけられたのではないでしょうか

花言葉にはほかに、体が弱ったときに助けてくれるということから治癒・活力という言葉もあります

葛という名の由来は、奈良県の大和国吉野川上流に葛粉の原産地国栖(クス)という地域がることからついたのではないかと…

ノボリフジのような花

ノボリフジのように穂状になった花

開花期は、8~9月下から上に開花しいく

薬用に、葛の根を朝乾燥させたものを葛根(カッコン)呼び、風邪の引きはじ      
    目に服用する葛根湯があり発汗作用・解熱作用・鎮痛剤・血行促進   
    として使われる生薬で、風邪や発熱の症状をも和らげる

葛の花(カッカ)は、房状になった花を花種ごとに採取し乾燥させて葛湯などで病人の滋養強壮として古くから使われるほかに葛の花の主要な成分は、大豆の成分としても有名なダイジン、ダイゼインおよびプエラリンなどマメ科植物イソプラポンが含まれ、二日酔い改善の処方薬として活用されている   

葛の食材は、葛粉を使った葛もち・葛きり・葛まんじゅうなどがあり、幼い頃祖母が葛アンにとろみをつけるのには葛粉を使っていた記憶がある

不思議な魅力をそなえている葛の花

葛粉を祖母はどのようにいてもっていたのか知らないが、風邪をひたりしたときに甘いトロっとした葛湯を飲ませてくれた

葛湯を飲まされても葛湯とは知らなかったし、葛の花も知らなかった
昔の人は、医者いらずで家庭で作った葛粉をつくっていて常備薬といていたのだろうが、どのようにして作っていたのか祖母からもう聞くことはできない

葛の花を見れば見るほど魅力に富む

 葛湯の食べ方は、水で溶き好みでお砂糖を加えるが蜂蜜をを淹れると甘さが増して美味しく飲める。葛湯には体温を上げ、免疫力をアップ、血行促進などの効果も期待でき、よく葛湯を飲まされたこともあった

                      参考資料:
                       Green Snap
                       Musashino Works
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