エネルギーを高める、エネルギー漏れを防ぐ
コーチングは、クライアントの目標達成や自己実現のために、コーチとクライアントが協力して取り組んでいきます。
そのときにコーチとして、何に意識を向けているか?
「クライアントのエネルギー状態」です。
エネルギー状態というとピンとこないかもしれません。
要は「今、クライアントさんは元気なのか? それとも疲れているか?」といったことです。
何がクライアントのエネルギーを高めているのか
何がクライアントのエネルギー漏れを引き起こしているのか
コーチングセッションのなかで、エネルギー状態に意識を向けながら見つけていきます。
エネルギーが高いときは、ヤル気も高く、行動も軽やかになります。
逆にエネルギー漏れを起こしているときは、何かをやろうとしてもヤル気にならない、カラダが動かないという状態になるのです
「もっとヤル気を出さなきゃ」
「なんでヤル気にならないんだ・・」
このヤル気が出ないときに、クライアントが自分を責めれば責めるほど、エネルギーが漏れて、ますますヤル気がでなくなるという悪循環に陥ります。
そんなとき、どうするか?
ヤル気を出そう!と促すことはありません。
セッションのなかでは、エネルギー漏れを防いだり、エネルギーを回復させることに時間を使います。
その上で、クライアントにはこうお伝えしています。
自分のエネルギー状態が、高いのか低いのかをこまめにチェックすることは、普段の日常生活でも大切なのだと。
すこし目を閉じて休むだけで、エネルギーは回復してきます。
赤いランプが点滅し始めたら、あるいは、赤いランプが点滅する前にこまめに給油しておけば、安心して楽しんでドライブできるようになります。
私たちもこまめにエネルギーを補給しながら、人生という道のりをドライブしていけたらいいですね。
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