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論文の日本語を分析する方法

論文を分析する

博士論文が書けないことに悩むあまり、論文の日本語を一から分析しようとする試み。

統計的に数字を出せた方がいいのかもしれませんが、
コーパスを作って云々とやるには時間を割けません。
どの表現が多いとか、調べるのは難しいかもしれませんが、
こういうケースがみられるとおい例を列挙していく形になるでしょうか。

自分が最終的に何を知りたいのかを明確にした方がいいですね。
目指したいのは、わかりやすい論文です。

わかりやすい論文

既に行った行動については比較的書きやすいと思います。
○○を用いて、○○を対象に、○○を実施した。
その結果、○○だった。

これは書きやすい。時系列に沿って情報を並べていけばよい。

事実を淡々と記述するだけなら、基本的に悩みにくい気もします。
しかし、同じ語尾の繰り返しになったり、読みづらかったり、それでも日本語としての美しさに欠けてしまって悩むことはあります。

自分が読みにくい論文に悩まされている分、自分が書くものはせめて読みやすく分かりやすい論文を書きたい気持ちがあります。

いや、このせいで悩んでいるのかもしれません。
でも読まれない論文って、書いても意味ないじゃないですか。
読まれてからようやく議論の土俵に上がれます。

文の構造

わかりやすい論文を書きたいなら、わかりやすい論文を参照するのが一番です。
いやでも、読んでみて、どう分析したらいいのでしょう。

文を分解してみる…?
なんて考えてたらこんなサイトがありました。

単文・重文・複文・重複文を見分けるコツ

・述語が1つであれば単文
・述語が2つ以上で、単文が単純に2つ連結した形であれば重文
・述語が2つ以上で、文の中に述語が入り込んでいる形であれば複文
・述語が2つ以上で、単文が連結したものが文中に入り込んでいれば重複文

upwrite blog

述語に注目する感じですね。
複文にはさらに種類があるそうです。

1. 連体節。名詞を修飾しているタイプの複文。
彼女が作ったケーキは、おいしかった。
単文にすると、「彼女がケーキを作った。美味しかった」となる。

2. 補足説(名詞句化)。「こと」や「の」を伴って名詞になったタイプの複文。
テーブルの上のケーキを食べたのは、私です。
単文にすると、「テーブルの上にケーキがある。食べたのは私です」となる。

3. 補足説(引用節)。文中に「」があるタイプの複文。
彼は、僕はケーキを食べてないと言った。
単文にすると、「彼は言った。ケーキを食べてないと」となる。

4. 補足説(疑問表現)。「か」や「かどうか」で前の文を受けている疑問表現タイプの複文。
何をしていたかを説明しなさい。
単文にすると、「何をしていたのですか。説明しなさい」となる。

5. 副詞節。 述語を修飾して、原因・理由、目的、条件などをあらわすタイプの複文。

upwrite blog

なるほど。
論文の文章ってどれが多いのでしょう。
まあ数えるのは難しいのですが…
でも一つの論文の中でどういう形がよく見られるかぐらいはわかるかもしれません。

明日以降見てみます!

お読みくださりありがとうございました。
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あかちゃん

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