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創作のための戦訓講義(51〜)

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どうしたら自分の創作をより高いクオリティにできるのか? その答えは先行作品にこそある。本講義では創作の役に立つ考え方やテクニックを先行作品などを例に「戦訓」として抜粋。これで大創… もっと読む
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記事一覧

『VIVANT』誤送金限度額と情報の精度:創作のための戦訓講義69

事例概要発端 ※『VIVANT』を見始める。 誤送金編の開幕 ※1話から4話にかけて描かれる「…

「伏線」の責任回避的読解:創作のための戦訓講義68

事例概要発端 ※「伏線」と呼ばれるものについて意味が拡散しているのではという指摘。 反…

刑法第39条という藁人形:創作のための戦訓講義67

事例概要発端 ※刑法第三十九条を利用した偽りの「社会批判」への問題提起。 刑法第三十九…

『溶鉄のマルフーシャ』創作関連の話など:創作のための戦訓講義66

事例概要発端 ※製作者の発言。 ※『溶鉄のマルフーシャ』はディストピアな世界で徴兵され…

別漫画の用語をそのまま持ち込んで遊ぶのも弊害があるなという話:創作のための戦訓講…

事例概要発端 ※ちいかわパラレルワールド編。謎の虫に刺されたちいかわが高熱でダウン。虫…

ブルアカマカロニウエスタン説:創作のための戦訓講義64

事例概要発端 反応 個人見解 マカロニウエスタンとは、イタリアあるいは欧州で制作された…

『ダンジョン飯』に関するあれこれ:創作のための戦訓講義63

事例概要ダンジョン探索と甲冑 ライオスのジョブ ※実はかなり古典的なダンジョン探索ゲームの設定に忠実なライオス。 ※そういえば序盤のパーティに侍がいたが、侍も一般ジョブだったようだ。ゴブリンスレイヤー外伝でも主人公は侍だったし。 伝説の武具 ※武具も元ネタのゲームを参照すると割と忠実な表現かもしれない。 ※個人的には情報統制の一環だと思った。 個人見解 これまで「またどうせグルメ系漫画ブームに乗って出したんだろうな」と思っていた本作だが、アニメを確認すると自分

武装する権利とミリタリ趣味:創作のための戦訓講義62

事例概要パナマ爺 ※パナマで「環境活動家」を弁護士が射殺したという事件があった。ネット…

アウトローの弱者への寄り添いについて:創作のための戦訓講義61

事例概要発端 ※ここしばらくこの手の映画を見ていたことで考えた。 アウトローと弱者の寄…

創作における「強い女」の成功と失敗:創作のための戦訓講義60

事例概要発端 ※いわゆる「強い女」的描写がズレている、下手だなと思う時があるという話。 …

アメリカの銃規制と銃所持者の態度で思うことなど:創作のための戦訓講義59

事例概要発端 ※海外でYouTubeを見ていた際、接続場所の都合かいつもとおすすめされる動画が…

「女嫌いの女体好き」はどうやって自分を正当化するのかの実例:創作のための戦訓講義…

事例概要発端 ※女性の人間性を嫌悪しながら性的欲求解消のために女性の身体に関心を持つ男…

バリツ教本出るらしいのでメモ:創作のための戦訓講義57

事例概要発端 ※バリツの教本、出ます。 小話 個人見解 バリツはホームズが使用する有名…

ビジュアルは世界観構築に大事という話:創作のための戦訓講義56

事例概要発端 ※ドラマ改変騒動の中で出てきた話題。そういえばドラマは剛力彩芽が黒髪ショートで出てたね。 確かに ※なんか世界観かわるというか別のジャンルじゃない? となるやつ。 ※少なくとも黒髪ロングくらい守れやという話でもある。 個人見解 ライトノベルやライト文芸(それこそ『キノの旅』や『ビブリア古書堂』)は表紙イラストにキャラクターがきちんと描かれているので世界観構築の一端にキャラクターのビジュアルが作用しているケースはあるだろう。  一方、世界観にキャラビ