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HSP気質の私の所感〜メンタルヘルス・マネジメント資格を取得してみて

先月の5日にメンタルヘルス・マネジメント検定のⅡ種(ラインケアコース)とⅢ種(セルフケアコース)を受検してきました。先日試験の合格発表があり、どちらも合格をいただきました。
試験勉強していく中で使用した参考書や勉強スケジュール、試験を受けてみての所感等を書いてみました。


■ メンタルヘルス・マネジメント検定とは

こちらの検定は、労働者の心の不調の未然防止に必要な知識を習得するための資格です。職場における役割を念頭にしたメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法も学べます。
要するにメンタルヘルスを維持向上させるための知識を体系的に学べますよという資格です。

■ メンタルヘルス・マネジメント検定の種類

Ⅰ種(マスターコース)
企業の方針や人事戦略を前提に、メンタルヘルスケア対策の活動計画を打ち出し、産業保健スタッフなど社外の専門機関と連携を取ることができるような知識を身につけます。人事労務管理職の方や、経営層の方を対象とする内容となっています。こちらのコースが最も難しい内容の試験です。
合格率は約20%前後です。

Ⅱ種(ラインケアコース)
統括する組織やグループのメンタルヘルス対策ができるような知識を習得することを目標にしており、上司として部下が不調に陥らないよう事前に配慮したり、部下に不調が出たときの対応法を学びます。
主に管理職の方を対象とした試験です。
合格率は約60%前後です。

Ⅲ種(セルフケアコース)
自分自身のメンタルヘルスの不調にいち早く気付き、対処する方法を学びます。一般社員を対象とした試験です。
合格率は約70%前後です。

■ 勉強スケジュール

今回私は、2023年11月5日に行われた試験(第35回)のⅡ種ラインケアコースとⅢ種セルフケアコースを受験しました。
メンタルヘルス関連については一切知識がなかったため1からの勉強となります。

9月〜10月
主にⅢ種セルフケアコースの勉強をしました。公式問題集を解きながら間違えた箇所や意味がよくわからない設問があった時は、公式テキストで確認するようにしました。

10月上旬〜10月下旬
主にⅡ種ラインケアコースの勉強をしました。私の場合は公式テキストは購入せず公式問題集のみを購入してひたすら問題を解きました。
設問で間違えた箇所や、わからない箇所の8割程度はⅢ種セルフケアコースのテキストを確認することで解消できました。
どうしてもわからない箇所はネット検索をして対応しました。

10月下旬〜試験当日まで
Ⅲ種セルフケアコース、Ⅱ種ラインケアコースの公式問題集で間違えた箇所を復習しました。また、Ⅲ種セルフケアコースの公式テキストの読み込みもこの期間で行いました。

■ メンタルヘルス・マネジマネジメント検定を受けて

Ⅲ種セルフケアコース、Ⅱ種ラインケアコース共に8割弱の点数を取得することができ、無事合格することができました。
勉強するにあたり新たに知ったことがたくさんあり、試験を受けてよかったと思っています。
私はHSP気質があり、メンタル面に関しては一般的な人よりも脆いと感じています。私と同じようにメンタル面に不安を抱えている方こそ、自分自身にどういったケアが必要なのか、どのような機関を頼ることができるのかといったことを勉強しておくことでいざという場面で良い判断を下せるのではないかと思いました。
また、今回受検したⅡ種ラインケアコースは自分自身のメンタルヘルスだけでなく、部下や周りの人のメンタルヘルスの対応についても学びます。
繊細で傷つきやすい人こそ、周りの方の不調にいち早く気付き寄り添うことができると思います。今回得た知識はそのような機会を主体的に作ることができると思いました。




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