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劇場版『ウルトラマンブレーザー』感想

こんにちは、アジサシです。
劇場版『ウルトラマンブレーザー 大怪獣首都激突』を観てきました。

いやぁ、劇場に観に行ってよかったですね。
毎年ウルトラマンの劇場版は映画館で観てますが、久しぶりに映画館で観て良かったと思いましたね。
冒頭部分でちょっと感動していました。
ということで、ネタバレなし、あり、で感想を書きますね。


ネタバレなし感想

ウルトラマンブレーザーは「コミュニケーションの大切さ」をテーマにしてあり、テレビシリーズでも取り扱われていました。
今回の劇場版は、親子のコミュニケーション、というのが焦点に当たっていたのではないかと思います。
本当に子供のことをちゃんと見れているのか。
劇場版に沿うなら、少し成長した子供を持つ親御さんこそ、改めて考える機会にはなるのかもなぁ、と思いました。

そして、親だけでなく、大人だと自負している全ての大人が現実でも目を向けないといけない問題を、文字通りドストレートに言葉にしてありました。
屁理屈のない「子供の意見」であって、ちゃんと真正面から考えないといけない問題だと感じました。
そういう意味で、ドラマパートはぜひ大人は見てほしいですね。

アクションパートについては、正直テレビシリーズより少しだけ派手だったかな?くらいですが、それだけテレビシリーズのアクションがレベルが高かったんだなと、改めて感じました。
テレビシリーズ後の話なので、テレビシリーズ以上にブレーザーとアースガロンが共闘していましたね。
劇場版の予告映像でも流れていますが、国会議事堂はいい感じに壊れてました。
これこそ、特撮だからできることです!(いいぞ、もっとやれ。)

いつも言ってるけど、劇場に観に行って良かったです。
特に今年の劇場版ウルトラマンは、子供抜きで大人が見てもいい作品ではなかったかな、と思います。

ネタバレあり感想

ちゅうことで、以下ネタバレあり感想です。
ネタバレなしでも割と書いちゃったから、いつもより短いと思います。




「大人は自分に都合のいいことを好き勝手にして、そのつけは僕ら子供が払うんだ。」
セリフは覚えてませんが、内容的には合ってるはず…
今の時代に、ここまでドストレートに言葉にされてしまって、正直グサッときました。
もし自分に子供がいたとしても、何も言えず、ごめんね、としか言えないと思いました。
現在進行形の問題が頭によぎってしまい、大人はちゃんと向き合うべきだなと。
ユウキくんがお父さんに認められたい、という思いがありながら、ちゃんとコミュニケーションできていないからこその考え、と劇場版では言われていましたが、どこかにそういう想いがなければ出てこないのも事実。
エミ隊員は色々あって折り合いがついて大人になったからこそ、黒歴史、なんて発言したと思うのですが、それだけで片付けてはいけない問題じゃないですかね。
ま、ドラマパートに関してはネタバレなし感想がほぼその通りです。

ネタバレなし感想でアクションパートはほとんど言及しなかったんですが、冒頭のテレビシリーズ振り返り部分で、実は感動してました。
第1話の感想を勢いで書いたのを思い出しましたが、劇場でバザンガ戦が流れて、やはり劇場レベルだったんだなぁ…と。
迫力、映像美がやっぱり段違い。
そんなものをテレビシリーズで観ていたので、正直その延長の感じで戦闘シーンを観てました。
最初から高得点なんだから、点数は上がりにくいでしょ?

あ、劇場版ストーリー序盤のズグガン&タガヌラー戦のブレーザー登場はニヤリしました。
アースガロンがタガヌラーを倒したのって、実は初の単独撃破では…?(一応全兵装発射して止めさしてたから、ブレーザーの撃破カウントにはならないでしょ)
あと、ゴンギルガンとの戦闘で、Mod2とMod3のエネルギーを使って本体を復旧してたからか、ブレーザーとの共闘中にMod3で殴ってたのはちょっと笑いました。
それも直すんでしょ…?

田口監督が言ってたように、身バレなし、あくまでテレビシリーズの延長、という劇場版だったので、ぜひともその後の話も見てみたいですね。
後日談小説とかでもええんやで?




以上、劇場版『ウルトラマンブレーザー』の感想でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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