今日も、緊張する日だなあ、という話
もう少し、豆を焼いておけばよかったかもしれない。
いや、充分足りる量ではあるし、まだ豆売りはしていないのだけど。
余裕があるに越したことはないから。
珈琲屋のぼくの話。
今日は、2ヶ月ぶりに、人前で珈琲を淹れる。
大体、1ヶ月に1回以上は、どこかのお店を間借りして、出店しているのだけど。
先月は、引っ越しでバタバタしていたから。
(荷ほどきが落ち着いたのも、つい最近のことだけど。)
ぼくは、自分で珈琲を淹れるだけじゃなく、焙煎もしている。
味が落ち着くまで、何日かはかかるから、今日使う豆は、昨日一昨日に焼いたものじゃない。
ので、5月に入ってからは、荷ほどきと珈琲豆の焙煎、あと出店の準備も並行してやっていた。
ぼくは、体が強くないから、なにもできなくなる時間もあった。
だから、色んなことが万全に進んではいないと思う。
でも、味見はしたし、淹れ方も見直した。空いた時間に、勉強もし直した。
(その中で、焙煎に当てた方がよかった時間も、あったかもしれない。まあ、それは、次回に活かそうと思う。)
お金をもらって、珈琲を提供するようになって、もうすぐ1年が経つ。
1ヶ月に1回、多くて3回くらいなので、場数を踏んだとは、まだ言えない。
未だに、出店する前日は、緊張する。つまり、昨日のことだけど。
今日は、ひどく暑くなるらしいから、あらかじめ、アイスコーヒーを何杯分か仕込んでおいた。
(その場で淹れることも、もちろんできる。なのでこれは、注文が渋滞したときの保険だ。淹れ立ても、仕込んでおいたものも、どちらもおいしい。)
今日場所をお借りするお店は、ほとんど毎月お世話になっているところ。
なので、(ぼくの方が)いつごろ閑散としていて、いつごろお客さんがやって来るようになるのかは、なんとなくわかる。
でも、暑い時期に、そこで出店するのははじめてだ。冷たい飲みものを求めて、こちらに流れてくるお客さんが、意外と多いのかもしれない。
まあ、いずれにせよ、1杯ずつ淹れているので、複数人の注文が入ったら、お待たせすることにはなる。
(アイスコーヒーの仕込みは、お客さんを待たせないためでもある。)
そう、待たせてしまうときが、一番冷や汗が出てくる。注文するお客さんは、大抵急いでいない人がほとんどとはいえ。
緊張する……。
丁寧に、焦らずに。
書いておこうかな、目に見えるところに。
今日は、どうなるのか、わからないけど。
まあ、いってきます。
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