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[日帰り登山]雪山初心者🔰必見北八ヶ岳の北横岳の白雪とブルー空が異世界レベル

初雪山登山コースは北八ヶ岳の北横岳

今日は会社の登山部の皆様と長野県にある北八ヶ岳へ日帰り雪山登山に行って来ました。

日本で雪山登山は初めてですが、八ヶ岳の北横岳は初心者向けの雪山らしいので、まず皆んなで試して見るごとにしました。

今回のコースですが、新宿駅から特急あずさを利用し、約2時間離れている茅野駅に降りて北八ヶ岳ロープウェイを利用して平庭自然園から北横岳まで往復するコースですが、初心者でも雪山登山を楽しめるコースらしいです。

北横岳頂上

ここで雪山登山の豆知識

雪山登山は、夏山登山と比べてさまざまなリスクが伴います。そのため、適切な装備と心構えが必要不可欠です。以下に、雪山登山のための必要装備と心構えについて説明します。実際暖冬で雪も少ないんじゃないかと勝手に想像しましたが、やはり雪山登山って準備がほんとうに大事だと改めて思いました。

必要装備

雪山登山は、夏山登山と比べてさまざまなリスクが伴います。そのため、適切な装備と心構えが必要不可欠です。以下に、雪山登山のための必要装備と心構えについてまとめて説明します。


1. 防寒着: 高機能の防寒着を複数層に着用します。透湿性があり、汗を外に逃がすものが望ましいです。ダウンジャケットや防水性の高いアウターも必要です。特に汗をかかない程度でペース調整するのが冬登山の基本ですので調整しやすい重ね着を準備すると便利です。

2. アイゼン: 氷や雪面での滑りを防ぐため、靴に装着します。12本爪以上のものが一般的です。北横岳まで往復するには簡単なアイゼンも問題ないですが、冬登山を楽しみたい方は準備しておきましょう。

3. ピッケル: 滑落時の自己停止や、雪山での歩行をサポートするために使用します。今回は普通のスティックで対応しましたが、本格的に雪山登山するには必要です。

4. 雪山用登山靴: 防水性と保温性に優れた、厚みのあるソールを持つブーツが必要です。特に足首から雪が入ってこないよう足首の長い冬登山専用のものが必要です。アイゼンを付ける際にも便利で安定します。少し価格が高いのが気になりますが、八ヶ岳だけ登るなら普通の足首長い登山靴でスパッツを利用する方法もあります。

5. ゴーグルかサングラス: 強い日差しや風雪から目を保護するために必要です。特に天気の悪い日はサングラスよりゴーグルが良いでしょう。

6. グローブ: 防水性と保温性に優れたものを選びます。予備を含めて複数持っていくことが望ましいです。手先などかなり冷えますので必須装備になります。

7. ヘッドランプ: 日没やトラブル時に備えて、ヘッドランプは必須です。予備の電池も忘れずに。

8. 登山用バックパック: 雪に強い素材で、装備がすべて入るサイズを選びます。雪山でテント泊するには容量の大きさも考慮する必要があります。

9. 非常食・飲料水: 体力の消耗が激しいため、十分な非常食と飲料水を準備します。暖かお湯を保温瓶などに入れておくと良いでしょう。雪山では急に冷えるので安心出来ると思います。

10. 地図とコンパス、GPS: 雪に覆われて目印が少ないため、道に迷いやすい。正確な位置把握が重要です。スマホなど電子機器も便利ですが、寒い環境下ではスマホのバッテリー持ちも悪いので両方準備すると安心です。

心構え

1. 計画の徹底: 天候やルート、体力に合った計画を立て、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。天候が悪い時には無理しないように

2. リスク管理: 雪崩のリスクや急激な天候の変化を常に意識し、安全な判断を心がけます。

3. 体調管理: 寒冷地での活動は体力を大きく消耗します。体調を常にチェックし、無理は禁物です。

4. チームワーク: 仲間とのコミュニケーションを密にし、互いにサポートし合うことが重要です。

5. 環境保護: 自然を守る意識を持ち、トレースを残さない行動を心がけましょう。

雪山登山は厳しい環境の中で行われるため、準備と心構えが命を守ることに直結します。計画的に、そして安全に楽しむことが大切です。

雪山登山は厳しい環境の中で行われるため、準備と心構えが命を守ることに直結します。計画的に、そして安全に楽しむことが大切ですので皆様も雪山登山の初心者なら気をつけて楽しみましょう。🏔️


週末早朝の新宿は、思ったより登山や旅行客でいつもとは違うワクワク感が漂っていました。今朝6:40分頃グループ会社のメンバー4人と私たちは新宿南口で待ち合わせし、あずさを乗るためプラットフォームへ向かいました。

新宿駅 プラットフォームにて、20240302

特急あずさ7:00発の列車は新宿駅を出発し、私たちは茅野駅へと運んでくれました。今年も暖冬ですので思ったより雪が積もってない気がしましたが、窓の外を流れるアルプスの山々の風景を見るだけでわくわく感が徐々に高まりました。

茅野駅着く前列車から撮った写真、南アルプス国立公園の山々

朝9:07に茅野駅に到着しましたが、朝から登山客で構内は登山客でいっぱいでした。

茅野駅からバスでも移動出来ますが、ここからはレンタカーで次の目的地である北八ヶ岳ロープウェイへ。約40分ドライブして到着しました。こちらはスキー場でもあるのでスキーやスノボを楽しむため来たお客様も多いにいました。


ロープウェイ乗り場に到着した我々は青い空と広がる自然の美しさに息をのみながらロープウェイで山頂駅へ向かういました。

約100人乗りのロープウェイだったので真っ中にいた私は外の景色を取る事は出来ませんでしたが、北八ヶ岳山頂駅に着いたとき、それはまるで別世界が広がりました。

北八ヶ岳駅に降りてすぐ登山入り口付近になりますが、平地であるためかなり風が強く寒気が体に沁みました。早めにアイゼンやスパッツなど装備を強化いよいよ10:15分登山開始です。

思った以上に雪が多く☃️❄️❄️北横岳ヒュッテに到着するまでまるで異世界に来た気持ちでした。

晴天で真っ白な山が本当に綺麗でした。北横岳ヒュッテまでの景色をカメラで収めました。

ちょっと一息。このヒュッテはまるで山の中のオアシスで軽食を食べたり少し休憩しました。周りが木で囲んであったため風も弱く日差しも良かったので暖かい感じの場所でした。

少し休んだ後北横岳へアタック!綺麗な雪国の景色が続きます。

北横岳南峰山頂に到着すると、素晴らしいアルプス山脈が広がってのでパノラマ写真で収めました。

風は強かったけど本当に気持ち良かったです。360度のパノラマビューが、私たちの努力を報いてくれるような感じでした。

ここから見る景色は、言葉では表せないほどでした。最後に少し離れている北横岳北峰へ向かいました。

歩いてすぐですが、北アルプスの連峰が目に広がります。

周りの氷樹木も言葉では表せられないほど素敵でした。頂上についた時間が12:30分ぐらいだったので予定通りでしたが、お腹も空いてりし、日帰りなので早めに降り事に。

アイゼンを付けてるのでフワフワしている雪道を軽く滑り落ちて行く感覚が結構面白かったです。これこそ雪山登山の楽しみかもしれません。

今回登山部の仲間と共に過ごす時間は、何物にも代えがたい瞬間でした。北八ヶ岳山の美しさ、雪山の冒険の楽しさを感じながら、私たちは絆を深めた1日でした。

午後1時半ごろ北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に戻り、
ロープウェイとレンタカーで茅野駅へ。

駅中には信州そばの立ち食い店があり、鹿肉そばを食べながら冷えた体を温めました。

心も体も温めた素敵な1日でした。やっぱり日本の自然って素晴らしいと思います。皆様も良い週末を。

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