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自担の結婚発表を受けた末、死刑囚(役)にハマりました。-連続ドラマW「坂の上の赤い屋根」

自担の加藤シゲアキさんが結婚発表をして1週間経ちましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

かわいくて愛おしい同担たちがどう過ごしているのか、ひっそり涙を流していないかが気がかりです。大丈夫かな?

私は発表翌日に誕生日を迎えて26歳となり、取引先や支店の人たちから「加藤シゲアキが結婚したけど大丈夫か?」との電話をたくさん受けて、なんだか生きた心地がしませんでした。

仕事中は気を張り詰めているので意識していませんが、休憩中や一息つくタイミングで涙を一粒流し、家に帰ると泣き崩れてしまいました。私は彼の何が好きなのか、どういう姿が見たくて応援していたのか、本質を忘れそうになり、しばらく距離を置いています。だからもう泣けなくなったし、多分次泣くのは現場に行ってからかな?
単に今は無機質でいようと心がけている途中です。

そんな中、死刑囚役を橋本良亮さんが演じると聞いて気になっていた「坂の上の赤い屋根」をWOWOWオンデマンドで一気に視聴しました。
テレビでは順に放送するのにオンデマンドで一気に見れるとは、ほんとになんてシステムなんだ。
また1話はYouTubeにて無料公開されている。大盤振る舞いすぎる。

そこで一気に引き込まれてしまった。橋本良亮さんが演じる死刑囚・大渕秀行という男に。
女子高生を洗脳して両親を殺害し、遺体をバラバラにする残忍な犯行を行ったとは思えないくらいの甘いマスクで法廷画家を惚れさせて自身の罪を軽くするために利用し、ホスト時代はパトロンをつけ、どこか憎めない少年性に秘めた圧を感じさせる犯罪者。

特に法廷画家の礼子が一目惚れした大渕の入廷シーンは、パイプオルガンのBGMが鳴りながら黒シャツに暗い茶髪で縄で繋がれて現れる当時21歳の描写が大渕のルックスの良さを強調させている。髪を遊ばせるホスト時代と、逮捕後の暗い茶髪、そして収監されている黒髪の大渕。どの形態も超おいしい。

結果的として大渕は切ない最期を迎える。その展開に向けた面会シーンでの痩せこけた大渕のギョロっとした目つきは、役柄のために1ヶ月で13キロ痩せた彼以外に誰も演じきれないと思うくらいの迫真の演技だった。
ABC-Zのセンターでキラキラと輝く彼は見たことがあったが、役者としての演技力にこんなに引き込まれるなんて思わなかった。

すごい、本当にすごい演技だった。大渕の哀れさをここまで演じきれるなんてすごい。ドラマを見終わってからも大渕ギャルの気持ちが捨てきれないまま原作も読んだし、橋本くんの映っている動画を片っ端から見ている。橋本くんが出る舞台には足を運びたい気持ちもある。なんならライブも行きたくて、河合くんが好きだった後輩に勢いで連絡した。完全に橋本良亮ワールドにつけ込まれた。

自担が結婚して束の間の息抜きとして死刑囚役にハマる私、本当にどうかしているし、側から見て狂っている。でも良いタイミングで良い作品に出会えた感謝が強い。
そして今はただ、えび座の円盤を買おうかどうか永遠に悩むことに頭を使っていたい。

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