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生命系の研究をしています 歴史とプログラミングのオタク 使用言語はRとPython、稀…

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生命系の研究をしています 歴史とプログラミングのオタク 使用言語はRとPython、稀にArduino 電子工作か微妙な工作もたまにしています

最近の記事

ネオン(風)看板を自作した (作り方付き)

年末年始に台湾に行っていました. 台灣や中国の街を特徴づけるドでかい看板. その中でも一際目を引くネオン看板を見ているうちに自分で作りたくなってきたので,作ることにしました. 皆さんご存知の通り,本物のネオン看板の製造にはガラス加工やネオンガスの封入など熟練技術が必要で,素人が作るのはまず無理です. そこで代わって多く使われているのがELワイヤー.自由に曲げられるチューブ状の光源です. 結構多様な色を選ぶことができます. 制作構造 今回は3層構造のアクリルで作ることにし

    • 無限白米湧きドコロは奈良にあった

      無限白米湧きドコロとはこれ 無限白米湧きドコロは奈良にあった場所は信貴山朝護孫子寺。 聖徳太子の物部守屋討伐に起源を持つ由緒正しい戦勝祈願のお寺です。張り子の寅が有名ですね。 無限白米湧きドコロはその奥の院にあります。その名も「焼米湧出地」 聖徳太子が守屋討伐の兵糧米を焼いて供えたところ、無限に焼米が湧くようになり、現在でも湧出しているのだとか。 山号も 「米尾山」。 無限白米湧きドコロは奈良にありました。 まだあった、無限白米湧きドコロ(?)今度は矢田山の矢田寺。

      • コンデジの持ち歩きに最高なポーチを発見した

        前の記事で書いた経緯で、Canon G5X MarkIIを買った。何度かカバンに入れて持ち歩いてみたのだが、如何せん取り回しが若干悪い。自分の使っているカバンはシンプルさを重視したのでポケットが少ないこともある。そこでG5Xを持ち運ぶポーチを求めて、我々はAmazonの奥地に向かった… 条件は以下の通り。 すぐに出し入れできること 片手で出し入れできること 静かに出し入れできること 動いても落ちないこと 歩いたりするのに邪魔でないこと カメラに対して無駄にデカす

        • スマホカメラの一歩先、コンデジという選択肢

          昔コンデジというものがあった。 そう思っていた、コンデジはスマホカメラの進歩に押されて絶滅したのだと。実際、私も記録のためにたまにちょろっと写真を撮る程度だったので、スマホで十分と考えていた。しかし、最近自身の記憶や知識を思い起こすのに写真を多く撮ることが重要だと考えるようになった。そうなると、物足りなさを感じることが多くなった。明るさが十分なところであれば、雑に撮ってもそれなりにキレイに撮れるのだが、暗所がまるで駄目なのだ。 私のスマホがiPhoneほどカメラ性能に注力

        ネオン(風)看板を自作した (作り方付き)

          奈良、大和郡山の遊郭

          最近(といってももう少し前になるが)某アニメの影響で遊郭に注目が集まっています。私は某遊郭編は見ていませんが、遊郭について色々調べていると私のイメージより各所に遊郭はあり、しかも比較的最近まで現役だったことを知りました。 私が住む奈良県には3大遊郭と呼ばれた洞泉寺遊郭・東岡町遊郭・木辻遊郭があり、前2者は大和郡山、最後は奈良市に存在していました。1956年の売春防止法(売防法)により営業を終了しています。(東岡町遊郭はコッソリ営業していたようですが、警察の手入れで廃業したよ

          奈良、大和郡山の遊郭

          MDの最終形態

          MD、あったよね皆さんにはお気に入りの記憶媒体はあるだろうか?私にはMDがそれである。 今やとんと見ることのなくなったメディアだが、時折思い出すことがある。MDを使っていたのは15年ほど前、10歳かそこらの頃だ。iPodが普及し、最盛期は過ぎていたが、MDプレイヤーはどこにでもあったし、iPodは人に音楽データを渡すのには全く向かなかったので、まだまだMDは第一線にいた。私はもともと然程音楽を聴く方ではなく、自前のMDプレイヤーも持っていなかったが、それでも音楽をスピーカーで

          MDの最終形態

          人肉食用フォークと包丁式

          台風一過で涼しくなったかと思えば、まだ日照りが強くて残暑がしんどいですね 時折国立民族学博物館(みんぱく)を訪ねるが、お気に入りの展示品がある。 入って一番最初、オセアニアエリアにある「人肉食用フォーク」。 死体は穢れているため、直接手を触れずに食べるために作られたそうなのですが、見るたびに「そこまでして人肉食うなよ」とツッコんでいた。(戦士の通過儀礼という面や倒した相手の力を取り込むという意味があったそう) ところが、最近TVで式包丁(包丁式)というものを知った。もとも

          人肉食用フォークと包丁式

          空いてる旅(三重県・桑名&四日市)

          就業までの休みにどっか行きたいけど、コロナが気になるので空いてそうなところを開拓する 桑名桑名といえば焼きハマグリだよなぁと思って調べると、やはりイチオシはハマグリらしい。 食う。 うまい。 日本に3つしかないナローゲージの1つで、桑名から北に向けて走る三岐鉄道北勢線に乗る予定なのだが、時間が微妙なので桑名城までぶらぶら歩く。桑名市内は道が細い路地や行き止まりの道などはほぼ見られず、よく整理されている感じだ。 桑名城は家康時代に桑名に封じられていた本多忠勝が整備し、そ

          空いてる旅(三重県・桑名&四日市)

          『図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書』(暗認本)レビュー

          著者の光成滋生様から『図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書』(暗認本)を頂いたのでレビューさせていただきます。 知識レベルまず、この本を読む前のレベルを参考までに書いておく。 ・理系(非情報理工系) ・応用情報 ・共通鍵・暗号鍵・署名の基本的なことを知ってるぐらい 本書の特徴まず、本書をざっと見てわかるのはタイトルに違わぬ図の多さだ。ほぼ全ページに図があるのでは?と思うほどに図が充実している。 暗号は送信者と受信者それぞれに役割があり、何

          『図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書』(暗認本)レビュー

          近所に廃線があった話(近鉄小房線)②

          実際に歩く現在の地図と昔の路線を見比べるとその痕跡が残っている。 その痕跡を歩いて辿ってみる。 吉野鉄道の終着駅、畝傍駅からスタート。 行幸のための貴賓室がありますが、豪華な調度品は取り払われています。現在は無人駅なので、管理の都合でしょうか。 畝傍駅の南側には線路はありませんが、かつての小房線の跡が残されています。 踏切にもかつての線路の跡が 畝傍駅から南に下っていきますが、北側の区間は区画整理されてしまっていて痕跡は分かりません。 ある程度歩くと、他の道と明らか

          近所に廃線があった話(近鉄小房線)②

          近所に廃線があった話(近鉄小房線)①

          最近、電車に乗らない。外出自粛が染み付いてしまったのか只の出不精なのか分からないが、月一ぐらいしか乗っていない気がする。 そして例のごとく家にいたとき、何の脈絡もなく思ったことがある。 近鉄の路線って何か変だな? ・大阪線と併走してる部分が多い(そしてあんまり乗らない)南大阪線 ・その南大阪線と繋がってるのに、京都線とは繋がってない吉野線 ・何故か乗り場が遠い田原本線 調べてみたところ、これは近鉄の歴史が関係しているらしい。 近鉄は日本最長の私鉄だが、それはM&Aの産物

          近所に廃線があった話(近鉄小房線)①