aisha

マジック:ザ・ギャザリング、主に背景ストーリーについての文章を書いています。ここでは結…

aisha

マジック:ザ・ギャザリング、主に背景ストーリーについての文章を書いています。ここでは結局使用しなかった・訳あってお蔵入りになった・消えて久しいといった文章でも公開して問題なさそうなものをサルベージしています。何かの役に立つ、もしくは読んでくれる誰かの好奇心を満たせればと願って。

最近の記事

YouはAshiok! じゃなくてジェイス!!

そんなふうに『サンダー・ジャンクションの無法者』に登場しているアショクはジェイスの変装だったのですが、わかってからストーリーを読み返すと「確かに」と思える記述が存在するのでした。以下、私が伏線っぽいと感じた箇所を挙げます。 第3話 プロスペリティ行き列車にて https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037693/ まずこの回でケランがオーコ一味に合流します。ケランは故郷のエルドレイン次元でアショクと戦っており(『エルドレインの森』第5話)、こ

    • 柱合会議 MtG英語小説入門編

      炎:当然『Moons of Mirrodin』だろう! 復讐の旅で紡がれる王道の友情物語だ カードの人名地名が沢山出ていて馴染みやすい 英文も平易で初心者におすすめだ! 音:カード通りの展開なら『War of the Spark: Ravnica』 ラヴニカの全ギルドと 何十人ものプレインズウォーカーが 一致団結して一つの敵に立ち向かう 熱くないわけがない オールスターで 展開も派手派手だ 風:ラヴニカならよォ 『Agents of Artifice』もいいぞ ジェイス・

      • 2015年、ナヒリについての仮説 そんなこともありましたね

        もう5年近く前になる2015年春頃から(正確に言うと公式記事「ソリンの修復」が公開された2015年3月27日から)背景ストーリー好きの間で一つの噂が流れました。タルキール~戦乱のゼンディカーの物語が進んでいくにあたり、かつてエルドラージを封じた一人であるナヒリが行方不明である。それを知っているらしいソリンの態度が非常に怪しい……という所で、多くの人が一つの仮説に行き着きました。ソリンが創造した守護天使アヴァシンは……ナヒリなのでは? というものです。その後の展開で否定されまし

        • 隣のPW第90回未使用部分・あの二人の描写比較

          https://article.hareruyamtg.com/article/34116/ この回では主に灯争大戦前日談で明かされたラル・ザレックの過去や何やらを紹介し、またトミクについて「同じ場面を小説版で読むとラルとの関係がさらによくわかるようになっています」と書きました。そして具体的にどの場面を紹介するかについては幾つか候補があったのですが、あまり長くなりすぎるのもな、と思って使用しなかったものがこちらです。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ここから↓↓↓

        YouはAshiok! じゃなくてジェイス!!

        • 柱合会議 MtG英語小説入門編

        • 2015年、ナヒリについての仮説 そんなこともありましたね

        • 隣のPW第90回未使用部分・あの二人の描写比較

          神河救済ストーリー解説 序盤

          こんにちは。これは遠い昔に同人誌「じらいげん」に寄稿しようと書きかけていたものの、完成できなかった原稿です(別のストーリー紹介をきちんと提出しました)。ファイルを見たところ最終更新は2008年6月となっていました。その通り少なくとも12年前の文章ですので今より遥かに読みにくいです。もしいつか通常セットで神河次元に回帰することがあれば引っ張り出して完成させるかもしれません。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ここから↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ~簡単な登

          神河救済ストーリー解説 序盤

          隣のPWお蔵入り回 統率者2019の3本目

          こんにちは。 マジック:ザ・ギャザリングの文章をあれこれ書いて17年くらいが経ちました。もちろん最初は技術も文章力もなくただ好きに書き散らかしていたのですが、「継続は力」とはよく言ったもので現在は色々な所で仕事として書かせて頂けるようになりました。 で、17年も書いているともうお蔵入りしたものや書きかけて放置しているもの、書いたはいいけれど扱いに困っているような文章がフォルダに溢れかえってくるわけです。今読むと死にたくなるようなやつも多いですが。ここではそんな中でも表に出

          隣のPWお蔵入り回 統率者2019の3本目