にじ やすひろ

徳島で、農地付きの住宅を購入して、農のある生活を楽しんでいます。 ソフトウェア開発の仕…

にじ やすひろ

徳島で、農地付きの住宅を購入して、農のある生活を楽しんでいます。 ソフトウェア開発の仕事もしていて、健康で環境にやさしい暮らしをしたいと思っています。 「気温と雨量の統計のページ」というWebサイトを運用しています。 https://weather.time-j.net/

最近の記事

超加工食品で早死にリスク増大?

CNNに「超加工食品で早死にリスク増大、30年間の研究で判明」という記事が掲載されていました。「調査の結果、超加工食品の摂取が最も多いグループは、早死にリスクが4%高いことが判明。中でも神経変性による死亡リスクは9%高かった。」とのことです 「早死にリスク増大」といっても、4%の増加はわずかなものです。このタイトルはセンセーショナルに見えます。 そういう場合は、元の論文を確認することが重要です。元の論文は、「Association of ultra-processed f

    • リーフチコリーは魅力的な野菜

      昨年の秋に、リーフチコリーの栽培に挑戦しました。ラディッキオは、あまり大きくはなりませんでしたが、鮮やかなワインレッドの色をした葉が美しい野菜です。ラディッキオはただ見た目が美しいだけでなく、抗酸化成分を豊富に含むため、「食べると美しくなる」とも言われています。 栽培が比較的容簡単だと言われている BARBA DI CAPPUCCINO は、順調に成長しました。残していた株は、人間の背丈ぐらいに成長して、そろそろ花が咲いて種取りができそうになっています。 日本ではリーフチ

      • 自然農での玉ねぎの栽培

        我が家の畑は、放置するとすぐにセイタカアワダチソウが生えてくる畑です。このような畑は、地力が低いレベル1の畑であるとされ、通常はヒエ、アワ、タカキビなどの雑穀しか育たないと言われています。 しかし、地力が高いレベル4でないと育たないとされる玉ねぎの栽培に挑戦しています。昨年の9月上旬にセット玉を植えたところ、無肥料、補いなしで、それなりに成長し、葉玉ねぎとして食べる分には問題がない大きさになりました。 そこで、現在は、極早生の玉ねぎのセット玉を栽培する実験をしています。2

        • アーティチョークの食べ方

          アーティチョークが収穫できました。それで、食べ方を調べてみました。 アーティチョークの下処理 アーティチョークの洗浄 アーティチョークを冷水でよく洗い、汚れや余分な葉を取り除きます。 茎のカット 茎を根元から少し残して切り落とし、外側が固い場合は皮をむきます。 トップのカット アーティチョークの先端部分を約1cm切り落とし、トゲのある部分を取り除きます。外側の硬いガクは根元から剥がし、上部の鋭いトゲがあるガクはハサミで切り取ります。 レモンでこすり 切り口に

        超加工食品で早死にリスク増大?

          福岡正信氏の自然農法による稲作を実験する

          昨年、我が家の田んぼでは、何もしないで米が収穫できました。収量は、あまり多くありませんでしたが、稲が日本の気候風土に適した作物であるということがよくわかりました。 それで、稲作の勉強を少しづつですがしてきました。稲を不耕起、無肥料、無農薬で栽培するといえば、福岡正信氏が有名です。福岡正信氏の「わら一本の革命」は、自然農法という独自の農業哲学と技術を提唱する画期的な書籍です。この本は、1975年に初版が出版されて以来、世界中で多くの読者に影響を与え続けています。 その本の中

          福岡正信氏の自然農法による稲作を実験する

          月の砂で植物を栽培する実験が進められています

          月面の砂を利用した面白い植物栽培実験についてのニュースをお届けします 1. 月の砂でシロイヌナズナの栽培に成功 月から持ち帰った砂(レゴリス)で植物の栽培に初めて成功したというものです。栽培する植物にはシロイヌナズナを使い、種をまいてから2日後、月の砂を含むすべての容器から発芽したが、月の砂では成長は緩やかで、根も途中で伸びるのをやめたということです。 ニュース 元論文 2. 月の模擬砂を用いた小松菜栽培に成功 大林組とTOWINGが、月の模擬砂を用いた植物栽培実

          月の砂で植物を栽培する実験が進められています

          自然農のほうれん草の栽培について

          自然農では栽培が難しいといわれている、ほうれん草がそれなりに育ってきました。15ヶ月前までは慣行の田んぼだった畑で、不耕起、布施肥で、クローバー草生栽培をしている場所です。 最近の寒波で、葉に縮がでてきて寒じめほうれん草に少しなってきたので、収穫して味見をすることにしました。 茹でたところです。食べると甘くておいしかったです。 写真をみると主根がキレイに伸びてるのがわかると思います。 中谷自然農園さんの畑で栽培したほうれん草は下の動画のように側根が育つそうです。 ht

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          ChatGPTとGoogle Bardに質問をしながら、EUのコペルニクスからERA5データを取得し、過去の天気図を作成

          EUが、地球の環境監視や安全保障のためにコペルニクスという名前のWebサイトを公開しています。 そのサイトには Copernicus Data Space Ecosystem というものがって、そこから、衛星、地上、航空機、海上の観測システムから得られた膨大なデータを取得することができます。 そこで公開している全球大気再解析ERA5 のデータを取得して、過去の天気図を作成してみることにしました。ERA5は、1940年以降の気象データを緯度、経度共に0.25度のグリッドで提

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          健康のための農のある暮らし - 1 楽しく自然農

          昨年まで田んぼだった農地約27a(約2.7反)を昨年の秋から管理しています。どうやってその農地を管理するかですが、「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」という自然の営みに沿った環境にやさしい自然農のコンセプトは素晴らしいと思うので、自然農で管理しようと思っています。 自然農の実践方法について調べるのには、「自然農・いのちのことわり」というウェブページが役に立ちます。自然農に取り組む人々から寄せられた経験談、実践例、問題やその解決策等を集めて掲載されています

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          認知症にならないために

          認知症に対する人々の不安は、相当高いのではないかと思います。私自身も将来不安に思っているものの中で大きなものの一つで、認知症を予防するための様々な対策を積極的に探しています。特に注目すべきは、最近の研究で浮き彫りになった認知症と腸内マイクロバイオームの深い関連です。これらの研究は、私たちの腸内に存在する微生物群が、脳の健康や認知機能に直接的な影響を及ぼしている可能性を示唆しています。 具体的には、腸内マイクロバイオームの不均衡が炎症やストレス応答を促進し、これが脳に悪影響を

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