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    オリジナル曲の歌詞をまとめています

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戦場

もう十分麻痺させたつもりだった でもまだ目の光は殺せなかった 痛いって感覚も死ななかった 嗚呼、生きるってこうゆうことか 少し悟った気になった と途端に傲慢だと叩かれた じゃあもうなんだったら許されるんだ 隣見ればアイツも同じ顔していた 戦争は好きか? 好きだったら悪いか? 日本(ここ)だって似たようなもんじゃないか 水はちゃんと足りてるか? 羅針盤はあるか? もういい加減腹くくれよ どこに着いたって終わりはない 世界の裏側とか想像する頭ないから

    • 夜胃袋

      24:50、意識がはっきりする。 25:00、本調子。 スニーカーのソールに夜景が浮かぶ。 点は点としてバラバラであればいい。 天の前ではみんな点なのだ。 てんでまだらな星たち。 誰の胸で一番素直になれたかと聞かれれば 迷わず「夜」だと答える。 人に見せられるのはいつだって一抹。 割り増しの同情はもううんざり。 私たらしめるものが壊れたとき 夜の胃袋のなかへ潜っていく。 きっと明日は消化不良 今溜飲が下がればいいのだ。 26:00、信号が点滅する。 26:25、SNS誰もい

      • 相思相愛

        海の上で君と出逢って いつの間にか君を見失って 気づけば私だけ陸にいて 私北上して今世田谷の踏切の前に立っている。 君はといえば今も海の上で本を広げている。 私が「ドビュッシーはどうして『月の光』の後に『パスピエ』をもってきたんだろうね」と言ったって 君は興味ない。本を広げてる。 「砂漠かブラックホールどっちがいい?」と聞いたら 「ブラックホールの先に高次元世界が広がっていたらおもしろいよね」と 的外れな回答だけ返ってくる。 「白夜は最後の希望かな」と独り言を言うと 「昼も夜

        • 【歌詞】 ベランダからみた花火

          あれから1年が経って 今は指輪の跡はもう消えた 今日は近くで花火が上がるらしい あの頃が蘇る 河川敷下駄を鳴らして歩く 北斗七星が傾いてる 指を2つ重ねて星をなぞった 君がキスをした 宇宙に光が上がった 夜に咲いた花火が 君の横顔赤青黄色に照らす 瞳に映った灯りに見惚れた 今は私部屋のカーテン閉め 外は赤青黄色と人の歓声 早く終わらせてくれよ 君がいない夏はモノクロだ Last regret 気づかないふりをしてた Last regret

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          5本

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          【歌詞】 夏の幻

          光が砕けて落ちてゆく 花火は宇宙の果てで意識を奪う あの熱さも彩りも夜に溶けていく 打ち上げられた幻の余韻が 生ぬるい風を 首筋の汗を 思い出させて 賑わう人の群れ 流され 君の手探す 赤提灯が遠くまで続いている 浴衣姿 動きづらいな 美味しそうな匂いに誘われて 君もきっと道連れね 繋いだ手は離さないで 終りがみえて灯りが少しずつ消えていく 闇がどんどん迫ってくる 人も帰って 遂に君と二人だけ ここまで ここまで 来てしまった 「君はどちら様?」はっと気づいた

          【歌詞】 夏の幻

          【歌詞】 青い桜

          春色に咲いた街 忙しなく人が過ぎたり 青い空と桜木 心はまだ覚束ない 花冷え残るアスファルト それはほんの刹那 私に春をもたらした 凛々しく聡明な人 睫毛が長いあの人 「これが春のお出ましか」 桜の木が色めき出した 瞳はまだ合わせられない 「きっとあなたも」なんてそんな話 甘すぎるかな 私青すぎるかな 綺麗な服を選び 少し早めに家を出た 曇り空と桜木 冴えない天気だな 花びら舞ったその瞬間  時が止まった 雷鳴なった 私に春をもたらし

          【歌詞】 青い桜

          【歌詞】 夜空カーテン

          「ちょっと喋っていく?」君の誘い文句 断る予定はなく 鍵だけ眠らせて 家を後にする 街頭で影が2つ 0時の向こう 時間が溶けていく 寂しげな信号と呆れた顔のコンビニ ベンチでふたり スニーカー並べて みんな眠りについたよ 午前3時 後どのくらい こうしていられる? 弾けそうな星たち 遅いようで速い時間 ふたり出会う前の空白を埋めたい 触れたいあと少し 僕ら夜空カーテンの中で その瞬間だけが1番輝いて 明日なんて来ないって淡い期待寄せ 世界中で2人だ

          【歌詞】 夜空カーテン

          【歌詞】 ハイヒール

          午前0時待ち合わせは 立ち入り禁止エリアで 夜更の街ハイヒールが邪魔よ 急いで もっとちゃんと私をたぶらかして カラのこの身を朝が来るまで返さないで よそ見もやめて朝が来るのがただただ怖いだけ 午前0時行くあてなどそもそもありゃしないわ ヘッドライト私のこと照らしておくれよ 迫りくる温度が漏れていく カラのこの身を朝が来るまで返さないで よそ見もやめて朝が来るのがただただ怖いだけ もうこれ以上冷めてしまうのは嫌なの カラのこの身は誰のもとへ流れるの流

          【歌詞】 ハイヒール