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七転八起は一余る

↑上記記事の達磨寺散策が前提
・私たち家族は妹を看取っていることが前提の小説

母と喧嘩した。喧嘩というより一方的に私が怒っているだけかも知れない。いや…
頭の中はずっとこの事がぐるぐると渦巻いて気持ち悪い胸が喉がモヤモヤする。あ、なんか口から出てきそう。
婦人科用のカレンダーアプリを見れば体調を崩す日が近づいて来ている。口から出て来そうなのは生理前の吐き気、それも一因だろう。いや…ストレスか?


洗濯を回して干して…家のことを終わらせてしまえば、あとは嫌でも思考し続ける。
夜はべったりなうさぎさんも、日中はあまり構ってくれない。
本を読んでも、頭に入ってこない。思考は母とのことに引き戻される。
日に何度も開くから更新されてないインスタグラム。遡ってみる。

首里達磨寺、友人の投稿だ。
達磨寺境内にある鳥居の整列。実にフォトジェニック。お寺に鳥居、稲荷大明神か。
……達磨寺、なんか最近他でも聞いたような。


頭が思考をやめない時、黙々と歩くのが好きだ。街中でも山でも海でもいい。人との交流もいいが、それなら知らない人とがいい。特に仲が良い人とは好調な時だけを見てて欲しい。親しいからこそ暴かれたくないものがあるし、でも知っていて欲しい気持ちもある。
みんなでワイワイしたいのはまた今度で。

散策は趣味なのかもしれない。
「そうだ達磨寺、行こう」だ。
唐突に出かける準備をした。なるべく考え無いように。

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