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スターバックスコーヒーは、何屋さんでしょう?

いや、コーヒー屋さんでしょ。
名前に「コーヒー」って入ってるし。

そう思ったあなたは正しい。
何も間違っていない。

実は39年生きてきて、僕はスタバでコーヒーを買ったことがない。誤解のないように伝えとくと、スタバには何度も行ったことがある。でも、コーヒーを買ったことはない。

僕の中には「世の中で味が分からないものベスト3」が密かに存在している。

1位が「ビール」、2位が「コーヒー」、3位が「焼酎」。

この3つに関しては、「美味しい」や「不味い」の基準がないのだ。基本は全部「苦い」で統一されている。
それが、スーパードライでも、淡麗でも。
アメリカンだろうが、ハワイアンだろうが。
芋であろうが、麦であろうが。
その評価は変わらない。
上位トップ3に関しては、「不味い」寄りの「苦い」に位置付けられている。

だから、コーヒーを買うのがコンビニでもスタバでも、僕にとっては「苦いモノ」という括りの中での話なので、大差はない。

じゃあ、なぜスタバに行くのか。
そこには僕にとって、唯一無二の理由がある。
それは、フラペチーノを買うためだ。夏でも冬でも、スタバで買うのはフラペチーノのみ。常に一択。そう、僕にとってスタバはフラペチーノ屋さんなのだ。

ちなみに、スタバのフラペチーノに並ぶ、若しくはそれ以上にテンションの上がる飲み物にまだ出会ったことがない。タリーズにも、スワークルという飲み物があるが、個人的にはやっぱりフラペチーノの方が好みだ。パフェでもなく、アイスでもなく、シャリシャリ感のあるデザート的なドリンクは、フラペチーノしか思い当たらない。

ただ、個人的には変な利用の仕方だとは思う。
ラーメン屋さんに行ってるのに、サイドメニューに並ぶ「カレーが好きだ」と言っているようなもの。その店のメインを頼まないというのも、なんだか申し訳ない気はしている。

たまには、アイスコーヒーでも買ってみるか。
そんな気持ちになる時はあるが、店を出る時に手にしているのはやっぱりフラペチーノなので、この習慣はずっと変わらない気がする。

スタバをこんな風に利用しているのは、僕くらいなんじゃないだろうか。
店の前でふと思ったりしている。


※メンバーシップ「書く部」のお題「わたし、人とちょっと違うかも〜?ってとこ」に沿って書きました。


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