Teamsでの法律相談・契約書相談

slackでの法律相談・契約書相談の話はよく聞きますが、不思議とTeamsでの相談の話はあまり聞かないんですよね。

同じコミュニケーションツールなのに、なぜなんでしょう?

UIは異なっても、コンセプトは同じですよね?

ということで、Teamsを使った法律相談・契約書相談について、整理を兼ねてメモしておきます。

ポイントになるのは以下かなと思います。(気になるポイントを見つけ次第がんがん修正していく予定)

1.投稿内容へのアクセス権限

2.情報の埋没


1.投稿内容へのアクセス権限

法務部への相談は社内秘のものもあるので、投稿内容に誰でも気軽にアクセスできてしまうとまずい、という意見があると思います。

それを踏まえると、相談グループを分けておき、そのグループ内の人だけは見られる、といったアクセス権限の設定が妥当ですかね。

なので、例えば「人事部」「会計部」「広報部」といったグループに分け、基本的にはそれらのグループ内で起こる案件はそのグループの人が見られるところに投稿してもらうと。

グループ内の人にも見せたくないような案件は、ひとまずチャットで相談してもらう、ですかね。

上記を踏まえると、「法務部への相談」といったオープンなチームを作成し、その下にクローズドの「人事部」「会計部」「広報部」といったチャネルを作成することが最適解になりますかね。


2.情報の埋没

Teamsの場合は、情報がどんどん流れて古い情報が埋もれてしまい、後から検索するときに苦労する、といったことが考えられそうです。

正直なところ、検索性はあまり良くない印象。

しかし、Teamsは投稿ごとにURLが発生するという特徴があります。(これはslackはどうなんだろう?あるんですかね?)

これを上手く使えば解決できそうな気がするんですよね。

例えば

①Formsを使って案件を入力してもらう。

②入力内容をExcelかSharePointリストに反映させる。

③入力した内容がTeamsにポストされる。

④PowerAutomateでポストされた投稿のURLを拾い、②のExcelかSharePointリストに反映させる。

という仕組みを作れば、ExcelかSharePointリストを検索すると案件にたどりつけるのではないかと思います。

しかも、スレッドがどんどん伸びていっても、最初の投稿部分のURLを確保しているので、都度ExcelかSharePointリストを更新する必要が無いんですよね。

まあ、④部分のフローが簡単に組めるかどうかは分かりませんが。


実際にTeamsで法務部への相談受付をされている方がいらっしゃれば、どう実現させているのか、他にどのような考慮ポイントがあるのか、是非教えて欲しいです!

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