1人で行うゼロからの事業の立ち上げ方②【最初の実績づくり編】
どうも、REONです。
本日も、1人で行うゼロからの事業の立ち上げ方について書いていきます。
初回の①【領域選定編】を見てない方は、まずこちらからご覧ください。
一応、僕の実績としては、起業家として数億円の資金調達を行い、上場企業への事業売却や立ち上げ3か月で売上3,000万円達成、5,000人超のコミュニティ運営など、数々の事業を立ち上げてきています。
メタバースやブロックチェーン、AIなど、様々な先端領域で事業の立ち上げをやってきましたが、どれも立ち上げ方は同じである程度型があります。
さらに僕は、大きく投資した事業で大失敗し、自己破産するという経験もしてます。
死ぬ思いでしたが、多くの人ができない経験から貴重な学びを得ることができました。
つまり、僕は立ち上げに成功してイケイケな時期も、大失敗からの自己破産による暗黒期も両方経験しています。
その両方の観点から、うまく事業を立ち上げる方法と大失敗を避ける方法について書いていきます。
それでは、いっちゃいましょう!
※今回の記事は、「生成AI x ○○」を想定して書きます。
ポートフォリオをつくる
領域選定が終わったあとは、ポートフォリオをつくります。
要は自分の売り物をショーケースに並べるイメージです。
選んだ領域で実際に生成AIによってアウトプットしたものを、ウェブサイト、Notion、YouTube、Googleスライド、PDFなど、誰かに共有できる状態にします。
要は、「こんなんやってます!」ってのを他の人に簡単に共有できる状態をつくれればOKです。
例えば、僕がやっている「生成AI x 音楽」でいうと、YouTubeチャンネルがポートフォリオの役割を果たしています。
最初はYouTubeだけでもいいですが、僕は別でオフィシャルサイトも制作しており、全てのチャンネルから着地する導線設計にしています。いわゆるLPですね。
そのため、作った作品だけなく、自分が何者なのかやどういったことができるのかも書いています。
導線設計も非常に重要な論点ですが、それだけで1記事分くらいになりそうなので、今回は割愛します。
制作会社からの制作依頼やメディアからの取材依頼、投資家からの連絡は、このオフィシャルサイトを経由して届きます。
実は、このオフィシャルサイトも丸一日くらいで作ってます。
なので、根詰めれば、
領域選定:3日
生成AIによる制作:2日
ポートフォリオ準備:2日
で、1週間程度あれば、商売を開始できる体制はつくれるわけです。
凄まじい時代ですね。生成AIやノーコードツールなどの発展に感謝です。
というわけで、ポートフォリオが完成したら、あなたの事業は発射準備OKです!おめでとうございます!
※ここでは生成AIを使った事業を想定していますが、当然制作に時間がかかるものもあります。ゲームやウェブアプリケーションなど。そういうのは、完成してから次のステップに進むのではなく、どういものを作りたいのかを落書きでもいいので資料化して、ポートフォリオの代わりとして次に進んでください。
自分の制作物を求めているターゲットを明確にする
要は、ペルソナ設計というやつですね。
これも生成AIの力を借りちゃいましょう。
今回はChatGPT4を活用します。
プロンプトは以下です。コピペして太字部分を「自分の選定領域」に変えてもらえば、そのまま利用できます。
「主なターゲット」は雑でいいので、思いつくものを書きましょう。
すると、こんな感じで回答がきます。
こんな感じで、3つくらいのペルソナをつくりましょう。
プロンプトで、「その他のペルソナも出してください」と入力すると、別のペルソナを出してくれます。
こんな感じで、3つペルソナを出してもらいましょう。
これで、ひとまずターゲットの明確化が完了でございます。
アプローチリストを100件つくる
ここらへんで、多くの人は脱落します。
正直言います、何の実績もない人がSNSで発信するだけで簡単にお客さんが集まって、売れるなんてそんな甘いことはありません。
冷静に考えてみてください、何者かもわからず、実績もない、そんな人が提供している画像や動画、音楽、コンテンツをあなたは買いますか?
買いませんよね。
つい忘れがちですが、画面の向こう側にいるのは、あなたと同じ考える人間です。
自分、自分がつくった制作物を客観的に見てみましょう。
何者でもない者が、実績をつくるには、泥臭く行動量を増やすしかありません。
これはゼッタイです。
んなわけない、もっと楽して集客して儲かる道があるはずだ!と思う人はこの記事を閉じてください。
この先を読む時間が無駄になります。
というわけで、気を取り直していきましょう。
アプローチリストを100件つくる方法について書いていきます。
まず、アプローチする優先順位ですが、
ペルソナ個人に直接アプローチする
ペルソナが所属する企業にアプローチする
どちらが早く仕事をもらえそうでしょうか?
当然、ペルソナ個人にアプローチする方が話が早いです。
企業にアプローチするとなると、コーポレートサイトから問い合わせをすることになり、問い合わせの担当者とやり取りをして、ペルソナを繋いでもらい、と間に何人も人が入り、工数が爆上がりします。
よく「サードドア」と呼ばれたりしますが、何をするうえでも常に抜け道というのは存在します。
多くの人は、正面玄関から入るので、(ここでいうコーポレートサイトから問い合わせ)、サードドアからのアプローチは数が少なく、一目を置かれ話が進みやすいです。
ここでのサードドアの例としては、
X、Facebook、リンクトインなど、ペルソナが利用していそうなSNSからDMで直接アプローチする
ペルソナが訪れそうな場所に行き、直接声をかける
ペルソナが属する会社で出待ちして、社員に声をかけ繋いでもらう
などです。
振り返って見ると、数億円の資金調達をしたり、大口の契約を取れたケースはだいたいサードドアから入った時です。
サードドアから入り、キーマンを口説き落とし、その後はその方からの紹介でどんどん他のキーマンに会えて、とんとん拍子で話が進んでいく。
そうなれば勝ちです。
今回のテーマである「最初の実績づくり」が事業立ち上げにおいて最も難しく、多くの人が脱落するフェーズです。
それを覚悟したうえで、
泥臭く行動量を増やす(Ex, アプローチリスト100件など)
サードドアからアプローチする(Ex, 個人へDMや出待ちなど)
を徹底しましょう。
では、具体的にペルソナ個人にアプローチする場合とペルソナが属する企業にアプローチする場合のそれぞれのアプローチリストの作り方を書いていきます。
ペルソナ個人にアプローチする場合
サードドアは色々あり、ペルソナ属性によって最適なチャネルは異なりますが、今回はXでDMを送るケースで書きます。
まず、Xの検索窓で先ほどChatGPT4に作ってもらったペルソナの属性を入力し検索します。
例えば、下記のペルソナだと、「映像 プロデューサー」みたいな。もっと絞りたい場合は、キーワードを追加してください。
検索結果の「アカウント」というタブを見ます。
実際にXで検索してみてください。
大量のアカウントが出てくるはずです。
これが見込み顧客リストになるわけです。素晴らしい。
できれば、ここに出てきているアカウントだけで、アプローチリスト100件満たしたい。
数が足りなければ、他のSNSでも同様に属性から検索をかけ、アカウントを集めましょう。コーポレートサイトから問い合わせはどうしてもペルソナ個人へのアプローチが無理な場合のみです。
僕はこの方法で、採用なども行っており、そこからCTOになった人もいます。
採用の場合だと、タイムラインを見て、ある程度選別しますが、まあその話はまたどこかで。
ペルソナが属する企業にアプローチする場合
これは最後の手段ですが、一応簡単に説明します。
下記のペルソナの場合、Googleの検索窓から、「東京 映像制作 CM ミュージックビデオ」みたいに検索かけるのもありですが、
「Musubu」という企業情報データベースだと、より細やかな検索やメールの一斉送信などができるので便利です。一応、フリープランもあります。
ただ、本格的に利用するとなると、費用が発生するので、初めての事業立ち上げの場合は、Google検索など無料の範囲内で頑張りましょう。
とにかく、売上立つまではコストはかけない!
スプレッドシートに転記し進行管理
ペルソナ個人、ペルソナが属する企業の情報は、スプレッドシートに転記して、進捗管理を行いましょう。
めちゃくちゃ大事なのは、即レスでこちらがボールを持たないことです。
常に、アプローチリストは相手ボールになっている状態をキープしてください。
これもできない人めっちゃ多い。更新忘れて、どこまでが最新かわからなくなり、もうええわ!って。
仕事開始するときに、まずアプローチリスト開いて、開きっぱなしにしてください。
返信があったり、進捗があれば都度更新してください。1分でできます。
まとめて、後でとかやっちゃうとどんどん面倒になってきます。
そして、仕事終わりに
もう一度更新漏れがないか
確度上げるために追加でアクションできることはないか
をざっと見てください。
いざアプローチ!
アプローチリストが100件できたら、ついにDMを行っていきます。
ここでは、セールスライティングが重要になるのですが、それだけで1記事分くらいになるので、また近々書きたいと思います。
セールスライティングで成果は何十倍にも変わってきます。
興味ある方は、こちら登録しておいてください。
アプローチリストの雛型なんかのプレゼントも出していこうと思ってます。
とにかくアポ取れればOKです。
で、アポが取れたら事前にめちゃくちゃ準備して、商談に挑むわけですが、ここからさらに長くなりそうなので、今回はいったんここまでにして、次の記事で続き書きます。
できるだけ、毎日1記事書きます。
僕のモチベのためにもためになったと思った方は、拡散よろしくお願いします!
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