約束も時間も守らんクズ人間こそ、AI時代に生き残る
どうも、REONでございます。
今回の記事は、真面目に生きてきたあなたには非常に気持ち悪い、直感に反する話だと思います。
しかし、真実なので真正面から受け止めてください。
目先のブームに囚われるな、本質を見ろ
というわけで、ここ数年くらい生成AIの話題が尽きないですね。
ChatGPTに新機能が!それに対抗して、Googleが!生成AIを使ってこんなことができるようになりました!こうすれば稼げます!新時代だ!
とかとか。
そのブームに突き動かされて、現時点のAIでは微妙に手が届かないかゆいところを開発するサービスをなんとかリリースしたと思ったら、次の日にはAIのメジャーアップデートで喰われる、みたいなことがとんでもスピードで繰り返されてますよね。
利益を出すためにやってたら、そうなりますわ。だって今月の飯食うために稼がないとあかんから。
今すぐ結果を出すなら、今のAIに毛を生やすしかない。
そういった事業者が溢れ、情報発信が溢れ、お客さんも何がなんだかわからず、カオス状態。
これはAIに限らず、新しいテクノロジーはだいたいこんな感じ。
僕は、メタバースやweb3など、新しい領域でいろんなプロダクト、事業をつくってきたので、非常にデジャヴ感がある。
ほんで、今は諸々あって自己破産した身やから(正確にはまだやけど)、事業者目線ではなく、少し引いて見てる。
これは利益追求してる立場ではなかなか難しい目線やと思う。
ちなみに僕の自己紹介記事はこれ。この記事読んだ後に見てね。
そんな悟りを開きし僕からしたら、どんな職業が淘汰されるか、生き残るかとか、どこが覇権を握るかとか、最新のマネタイズ手法とか、どうでもいい。
もうわかりきっている未来としては、知能はもちろん、身体性含めてAIは人を必ず超えます。確定です。信じたくないけど。
AIがあらゆる面で人を凌駕し、基礎研究などもAIが行い、宇宙や生命、人類、脳などこれまで人が踏み込めなかった神の領域も一気に開拓される。
その行き着く先に人はいるのか、どうなるのか、これはわからん。もう僕たちが想像できる域を超えている。
しかし、そうなるところまでは確実にAIは進化します。
これは別に数十年とか遠い未来の話じゃない。怖くてあまり想像したくないけど、下手したら来年、再来年にそんなことになってるかもしれない。
ここまではほぼ確実に訪れる未来やから、変に目先のブームに照準を絞って身の振り方を決めていると、進化のたびに何度も何度もリセットされて積み上げがない状態でさらにAI強者との差が開いていく、なんて悲惨なことになりますよ。
短期トレンドはいったん無視して、本質的に起きる変化は何かを見ていきましょう。
全人類アーティスト時代の本当の意味
ここから少し丁寧に説明しますね。
要はこれから、人に指示を受けてその通りに行動する人はいなくなります。
あの資料をつくっといてー、この機能実装しといてー、この契約書つくっといてー、契約取ってきてー、あのキャラのラフ描いといてー、とか言われて行動する人たちですね。
そう、人が手を動かす仕事がなくなります。ホワイトカラーはきついけど、ブルーカラーは意外と生き残るとか、そんなん誤差です。ミジンコくらいの小さな差。
必ず人が手を動かす仕事はなくなります。
なぜなら、シンプルにAIの方が性能がいいからです。
出力スピードも爆速、24時間稼働、低コスト、コミュニケーションコスト0、自分で会社を経営することを想像してみてください。そりゃそうです。
じゃあ、人は何をするか?それはディレクションです。
目的に応じて、細かい指示出しをする人ですね。
明日の商談のためにこういった資料が必要やな、つくっといてーとか、このシーンではこういう音楽がマッチするからBGMつくっといてーとか。
ただ、これも答えのある目的を達成するためのディレクションは不要になります。
明日の商談のためにどういった資料の構成にすべきか、トンマナはどうすべきか、どういった話し方で伝えるかなどなど、これもAIが考えた方が効果的になるのはすぐでしょう。
おいおい、そんなもん全部AIでええやんけ、人類終了やんけ。ってなりますよね。
しかし、どれだけ進化しようが唯一、AIには絶対に答えを出せないものがあります。
なんだと思います?
それは、あなたの欲望です。
おおよその好みや傾向は理解してくれるでしょう。
しかし、細かいディティール含めた欲望を100%忠実にAIがアウトプットすることは不可能です。
僕が考える人類最後のフロンティアは、自分の内なる欲望です。
ここだけは、AIにも誰にも侵すことができません。
逆にいうと、これから人類が価値を生み出せるとしたら、その源泉は自分の内なる欲望から以外あり得ないんです。
自分の内なる欲望を他人が認知できる形、他人により伝わる形で表現する、まさにアーティストですよね。
生成AIによって創作コストが下がる=全人類アーティスト、みたいな単純な話じゃなくて、これから中長期で起きる変化を考えたときに人が唯一AIとの違いを生み出せるとしたら、アーティスト、つまり自己表現しかない、ということです。
もう少し整理すると、これからの人類の生存戦略は、
です。
③の「ただアウトプットする」というのがミソです。
それは次に説明します。
あなたは自分の欲望を把握できていない
あなたは自分の欲望を把握できていません。
んなわけねえよ!自分のことは自分が一番わかってるよ!と思った方もいらっしゃるでしょう。
それが、自分のことをよくわかっていない証拠です。
確かに、好きな食べ物や何してる時が楽しいか、考えてみたら思いつくものがあるかもしれません。
しかし、そうじゃないんです。
私たち、特に日本人はそうかもしれませんが、人の期待に応えようと頑張って生きてきました。
私たちがまだ何も自分で判断つかない頃から、教育によってそうプログラムされてしまっているのです。
小学校の頃、テスト勉強頑張ってたのはあなたの本心ですか?
雨の日も風の日も部活に通ってたのはあなたの本心ですか?
大学に進学したのはあなたの本心ですか?就職先は?
少なからず、親の期待に応えたい、先生に言われたから、みんながそうしてるからなど、多くの選択を他人に委ねてしまっていませんか?
だとしたら、今あなたが感じる欲望は本当にあなたのものですか?
(周りから期待される)自分の欲望ではありませんか?
そんな生き方をしているうちに、本来の自分を見失い、何が好きか、何をやりたいのか、何が幸福かわからなくなってる方が多いのではないでしょうか。
そうだとしたら、なぜダメなのか。
テレビのコンテンツ力が弱くなった原因
子供の頃は、テレビはお茶の間の中心で面白かった気がしますよね。
しかし、今は見る影もない。
これはなぜか。
もちろんテレビのコンテンツ自体がつまらんくなったというのもあるかもやけど、1番はスポンサーに依存しないコンテンツがライバルとして出現したからだと考えている。
YouTuberみたいなね。
スポンサーがいると、スポンサーのブランドに傷をつけてはならんとか、あまり下品なことはやめておこうとか、制約がめちゃくちゃかかる。
一方、スポンサーに依存しないYouTuberなんかは過激なことをしたり、テレビでは到底真似できないようなこともまで平気でできるわけ。
活動を続けるために、誰の目線も気にする必要がない。
これがコンテンツとしての面白さに甚大な影響を与えたとみている。
つまり、何が言いたいかというと、これまで他人の期待に応えるために生きてきた人間が持つ欲望を表現してもつまらん、ということ。
スポンサーウケ狙いの番組がつまらんのと同じ構造なんです。
誰かの目線を意識した時点で、あなたのアウトプットの価値は崩壊します。
なぜなら、誰かの期待に応えるためのアウトプットは、あなたでなくてもできるからです。AIで代替可能です。
さっきの人類の生存戦略で「ただアウトプットする」と強調したのは、誰かに評価されようとアウトプットした時点で価値がなくなるからです。
約束も時間も守らんクズ人間
この表記だけ見るとちょっとひどいから、一応補足しておくと、他人の期待に応えることよりも、自分を優先できる人間、という意味です。
制作に没頭できているから、約束に行かない、時間に遅れる、これくらい自分の欲望にピュアに向き合ってる人こそ、細部にこだわり、圧倒的なクオリティを生み出すことができるのです。
そして、その源泉はあなたしか持っていないので、そこから生まれる作品は唯一無二なのです。
幼稚園の頃から私たちは約束や時間は守れ、人に迷惑をかけるなと口酸っぱく教え込まれてきました。
だから、それに反する行為が正当化される、むしろ評価されるなんて、信じられない、信じたくないという気持ちはよくわかります。
しかし、それくらい根本を覆すような大きなゲームチェンジが起きているということなんです。
これから、「わがまま力」「自分勝手力」「KY力」名前はわからんが、こういったスキルが確実に流行ると予言しておきましょう。
まずは少しずつでもいいので、自分のわがままを許す訓練からやっていきましょう。
眠いんで終わります。バーッと書いたんでちょっとずつ推敲しますわ。
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