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NVIDIAのJensen Huangは史上最高の起業家



はじめに


NVIDIAの株価が急激に上昇しています。NVIDIAの時価総額はMicrosoft, Appleに続いて世界第三位になりました。急激な情報はAIバブルといわれ、1999年のネットバブルを連想するともいわれています。

NVIDIAの歴史

Jensen Huangは革ジャンCEOとして有名です。彼が共同創業しCEOを務めるNVIDIAは1993年に生まれ、1999年に上場しました。上場後15年で株価は10倍になり、そのあと10年で200倍になっています。AIバブルといわれていますが、NVIDIAが本格的にAIに取り組んでからすでに10年がたっています。

史上最高の起業家

Jensen Huangは革ジャンCEOとして有名です。NVIDIAは時価総額2兆ドルを達成しました。彼は上場から今日までずっとCEOです。これは史上初めてです。Microsoft、Apple, Amazon, Googleの創業者にもできませんでした。TeslaとFacebookの創業者は現役ですが、Jensen Huangに先を越されました。その意味ではSteve Jobsを越える起業家だとも言えます。

起業家としての特質

使命感が凄い

NVIDIAは並列計算を通じて最高の計算機環境を提供するという使命に燃えています。Jensen Huangは重要な仕事をやるべきだと言っています。自分たち以外に誰もできない、自分たちが失敗したら世界が崩れ落ちるような重要な仕事に邁進すべきだということです。
使命感が凄いと思います。

部下を信頼している

 「彼らに人生のアドバイスは必要ないと思う。キャリア指導も必要ないだろう。彼らは自分の分野ですばらしい技術を誇るトップになるべきだ。私の個人的な助けが必要なとき以外、彼らを管理する必要はほとんどない」と言っています。もっともマネジメントスタイルは独特だそうです。毎日数百通のメールを部下に送っているらしいです。創業CEOならそうだろうなと思います。

イノベーションのスケール

企業価値1兆ドルとなると個人の資質以上にイノベーションのスケールが影響します。
結局、パソコン(Bill Gates)、スマホ(Steve Jobs)、インターネット(Jef Bezos, Larry Page) よりAIのほうがイノベーションのスケールが大きいということです。生成AIおそるべしと思います。


おわりに

最近、NVIDIAに注目が集まるとともにJensen Huangの様子や経営哲学が話題になっています。流石と思うことが多いです。こんな苦労をするとわかっていたらNVIDIAを創業してCEOになることはなかった、と言っています。筆舌に尽くしがたい苦労も多いようです。
日本時間3月19日(火)早朝にはGTC 2024の基調講演があります。今から楽しみです。

参考文献

  • Stanford Graduate School of Business: Jensen Huang, Founder and CEO of NVIDIA https://www.youtube.com/watch?v=lXLBTBBil2U 56m26s 2024

  • エヌビディアCEOに直属の部下が50人もいる理由  https://www.businessinsider.jp/post-279195 2023年


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