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スペースX「スーパーヘビー」が宇宙に到達。新たな宇宙開拓史がまた一つ

イーロン・マスク氏率いる米宇宙開発企業スペースXの大型宇宙船「スターシップ」は18日、2回目の主要な試験飛行中に爆発したが、発射システムの前進につながる新たなマイルストーンを達成した。

Bloom bergより

今回は巨大なロケットでしたねえ。全長120mもある世界最大の「スーパーヘビー」が爆発してしまいました。それでも今回は途中でエンジンも止まらず宇宙に到達したのは快挙です。

前回、4月に打ち上げた時は33機あるラプターエンジンのうち6機が100秒以内に停止して、打ち上げ4分後には、自律飛行停止システムを起動させて爆破させていました。

「このような試験では、成功はわれわれが学んだことから生まれる」

とスペースXはXに投稿。さらに、こう付け加えました。

「今日の試験は、スペースXが生命の多惑星化を目指す中で、スターシップの信頼性向上に役立つだろう」


昔、1967年から1973年にかけてアメリカのNASAが「サターンV」という世界最大のロケットを打ち上げていたんですが、6年間で13機全ての打ち上げに成功したんですよね。

これで何度も人を月に運んでいました。当時のコンピューターは、今の電卓程度の能力しか持っていなかったのに、、、スゴすぎるんです(笑)

そして今回、推進力がサターンVの2倍もある「スーパーヘビー」が初めて宇宙に到達しました。宇宙開発は着実に進化しています。

ところで「スーパーヘビー」の、あの銀色のボディはステンレス出来ているというんです。普通はアルミやチタンの上に白いフッ素の塗装をして低温から金属や燃料を守るんですが、ステンレスだと低温に強いので塗装もいらないらしいです。

しかも、ステンレスはチタンに比べてコストが1/10程なので、大幅に機体のコストダウンを出来るのです。スペースXは常に量産を見据えて打ち上げているのが素晴らしいと思います。

そういえば先月、人工衛星を開発されている方とお話ししましたが、

「これは種子島から打ち上げるんですよね?」

「いいえ、最近はスペースXが1番安くて安心です」

とのことでした。ガーン、、、日本大丈夫か?

ということで、決まりました。「H-ⅡAロケット48号機」の打ち上げが、来年2024年1月11日(木)に種子島宇宙センターから行われます。

ずいぶん「伸びた」気がするが、、、上手くいくと良いですね。

そう言えば「のび太」は、部屋の畳を持ち上げると「コーヤコーヤ星」に着いて、重力の小さなこの星でスーパーマンのような活躍をして、ロップルを救ったんですよねえ涙。。。あっ「のび太の宇宙開拓史」でした(笑)

いつか、遠く離れた人?たちとこんなふうに絆が生まれる時代が来ると良いですねえ。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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