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「婚活」、実は年収2,000万円の男性を引き当てる確率は宝くじの○等賞と同じ

夫婦が知り合った「きっかけ」というのは、こんな感じのようです。

・1位:友人・兄弟姉妹を通して  (25.9%)
・2位:職場や仕事で  (21.4%)
・3位:学校で  (14.1%)
・4位:ネット・アプリ・SNS等で  (13.6%)
・5位:(結婚相談所などを通した)見合いで(9.0%)

国立社会保障・人口問題研究所 2021年「第16回出生動向基本調査」

1~3位はいわゆる「自然な出会い」ですが、4、5位には「婚活による出会い」と呼べる項目がランクインしているようです(1位はどう受け止めるか微妙なところですが)。

最近はアプリからの結婚というのもかなり多くなっているのですね。これは驚きです。

たまにこんな記事が出るから男性はビビってしまうのです。さすがに年収2,000万円と言われてもそんな人は滅多にいませんから、、、

そもそも結構相談所の登録者は男性40%、女性60%くらいとのことで、この市場は実は「女性余り」の状況らしいのです。しかし、どんなに男性が少なくてもいつでも男性は女性のお目当てを叶える条件を兼ね備えていなければ土俵に上がることも出来ません(笑)

ちなみにお互いが結婚に求めることは、、、

「男性が結婚相手に求める条件」※複数回答
1.価値観が近いこと 72.2%
2.一緒にいて楽しいこと 67.8%
3.一緒にいて気をつかわないこと 65.7%
4.金銭感覚 35.3%
4.容姿が好みであること 35.3%

「女性が結婚相手に求める条件」※複数回答
1.一緒にいて楽しいこと 80.0%
1.一緒にいて気をつかわないこと 80.0%
3.価値観が近いこと 78.5%
4.金銭感覚 57.4%
5.経済力があること 52.5%

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」より

何だ、だいたい同じじゃん、、、って「5.経済力があること 52.5%」。やっぱりあるじゃ無いか。

やはり「2,000万円」は嘘じゃ無いのか、、、頼むから嘘と言ってくれ(笑)

そもそも今の日本の平均年収はこんな感じです。

25~29歳 男性404万円、女性328万円
30~34歳 男性472万円、女性322万円
35~39歳 男性533万円、女性321万円

一方で、今度は真面目に調査データとの比較ですが、相手に求める理想の年収として、男性は「~500万円」、女性は「~700万円」が最も多い結果とのことです(株式会社IBJ 「理想の世帯年収」より)

2,000万円じゃ無くてよかった(ほっ)。でもやはり理想と現実のギャップがあるから結婚相談所ビジネスって成り立つのだと思います。

結婚相談所を開業する人はなんと年間700件くらいあるのです。日本結婚相談所連盟に加盟して加盟金160万円と会費を支払えば8万人のデータベースを使うことが出来るようになりますので、あとはさっきの需給バランスの至極難しい組み合わせを解いてあげればマッチングが成立していきます。

と言っても年収2,000万円以上の人は給与所得者の0.5%ですので、さっきの8万人の中にいる4割の男性32,000人のうち160人が該当するかもしれません。そうすると48,000人の女性が引き当てる確率は0.3%。

ってことは年末ジャンボ宝くじの5等1万円の当選確率とほぼ同じじゃないか。なんかいけそうな気がしてきた(笑)

ちなみに私が女性に求めることは「手を繋いで歩いてくれること」。残念ながら全く需要が無いそうです(笑)


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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