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6. My Best '23

 2023年がまもなく終わりを迎えようとしている。アグレッシブに生きるという目標を掲げ、挑戦ばかりしてきた中で得られた今年の収穫のほんの一部をここで紹介したい。


衣服部門 #ワークマン女子


 ワークマンは農業など屋外での作業着を中心に販売するお店である。その中でも、この#ワークマン女子は都市部のモール内を中心に出店し、若年層の女性がターゲット層のため機能性だけでなくデザイン性に優れ普段使いできるものが多い。耐久性に優れた商品ばかりで、靴やウインドブレーカーなどを愛用している。


スーパー部門 イオングループ


 国内首位の座を誇る店舗数、イオンやマックスバリュ、ザ・ビック、ビッグ・エー、まいばすけっと、アコレといった多種多様な店舗展開の小売店舗群だ。商品ラインナップも大変充実しており、夕方からの割引も大盤振る舞いだ。それに加え、その土地ならではのものがお手頃価格で充実しているため旅行先でもかなりお世話になった。
 個人的には、学生時代から店内放送でナビゲーターのかなさんを長い間認知しており、詳細は謎だが勝手に安心感や親近感を抱いている。

イオン鹿児島中央店


お菓子部門 UHA味覚糖 コロロ


 勤務中の眠気対策として近頃グミを研究しているが、これは一般敵なものと一線を画す商品だ。葡萄や柑橘類のように実の外側に皮がある構造になっている。果汁100%で果物の甘さやさわやかさが存分に感じられ、果物不足を一時的に補えるようなクオリティに圧巻された。グレープやマスカット、いちごなどのラインナップがあるが、個人的にはパイナップル版の販売開始を首を長くして待っている。
 なお、飲食店部門は良店が多すぎて選べなかったので割愛する。X(旧Twitter)の過去の投稿を参照されたい。


映画部門 かがみの孤城


 2018年の本屋大賞の受賞作である、辻村深月さんの小説が原作の映画だ。クレしん不朽の名作オトナ帝国などを手掛けた原恵一さんが監督だ。そんなことは露知らず、フィーリングで観た作品だったものの非常に良い意味で期待を裏切られた。子ども向けではあるものの、後半部の伏線回収が凄まじく、大人でも満足する傑作だと思う。
 端的な内容としては、学校に居づらさを抱えた中学生の女の子「こころ」が似た境遇にある同世代の仲間と共に立ち向かっていくようなストーリーだ。身近な仲間の大切さを再認識させられた。特に最後の方では涙が止まらなかったので、ハンカチやタオルは手元に置いておいたほうがいい。本作の鑑賞後に原作含め辻村深月さんの本をいくつか読んでみて、共通して言えるのはマイノリティの立場にある人の居場所や生きていく勇気をテーマにしていると感じた。私は個が強すぎるので圧倒的にマイノリティに属すると思う。そんな私に重なる部分が多かった。
 なお、かがみの孤城の映画館での上映は終了し、各種サブスクサービスでの配信をしているらしい。時間がある際に是非見てほしい。


鉄道部門 京葉線通勤快速


 東京都心と千葉県を結ぶ路線の1つがJR京葉線だ。東京駅の長い連絡通路を通って地下深くのホームに向かい、ディズニーランドや葛西臨海公園、幕張メッセに行ったことのある人もいるのではなかろうか。通勤快速は平日の朝夕限定で、東京を出ると八丁堀、新木場に停まり、その先は千葉市の蘇我まで30分無停車の化け物だ。12駅連続で通過し、特急に負けるにも劣らない列車だ。都内へ通勤、通学している千葉県民の救済向け列車と言っても過言ではない。なお、平日朝限定の上りは日中の快速と同等の所要時間であり、停車駅の割に時間がかかってしまう。全員がつり革に掴まれる程度で、東海道線や田園都市線、東西線、京王線などに比べて遥かにゆとりのある混み具合だ。
 なお、この通勤快速は来春のダイヤ改正で各駅停車になることが発表されている。蘇我以遠からの通勤客を中心に千葉市、県の両知事が抗議声明を出している。何とかダイヤ改正後も残っていてほしい。

京葉線の停車駅 通勤快速(一番下)の速さが一目瞭然


ホテル部門 指宿いわさきホテル


 鹿児島県で多方面の事業を展開しているいわさきグループの指宿のホテルに今年泊まる機会があった。老舗のリゾートホテルで所々古さを否めない箇所はあったものの、指宿温泉ならではの砂むし風呂やプールといった充実した設備で非日常感が味わえた。当時は1泊朝食付き2人1室で1人6,000円程度だったと記憶している。シティホテルと同程度の価格帯はかなり驚いた。鹿児島に行く機会があれば、指宿まで少し足を伸ばして行ってみてはいかがだろうか。

部屋からの景色 南国感が半端ない


音楽部門 あいみょん 愛の花


 NHKの連続テレビ小説「らんまん」の主題歌として採用された曲だ。本作は最終回しか見たことがないが、この歌からは本降りの雨の中で傘を被せてくれるような心の温もりが感じられる。
 今年は上半期の非人道的な人事異動をはじめ、災難続きで9月頃までは自分にだけ雨が降っているようだった。ネガティブな感情に押し潰されそうなとき、音楽を聞いて心を和ませるのが私流の対処法だ。ほとんどの曲はあたたかな太陽のようなイメージを感じる。そんな中、この曲は雨が止むのを待っていてくれるようで、何度も心が救われたように感じた。あいみょんの曲を聞くといつも新しい刺激を授けてくれる。尊敬と驚きの連続であった。


 2024年も気ままに投稿をしていく予定です。皆様お身体を大切にして良いお年をお迎えください。

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