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 「女性ユーザー」ではない「あなたの肌」のためのものづくり

3月8日の「国際女性デー」は、1975年に国連で制定された、女性の差別撤廃と地位向上のための日。

「肌と共に生きるあなた」と向き合うアジャイル コスメティクス プロジェクト(以下ACP)は、年齢や性別を超えたすべての人のためのブランドです。しかし今日は「国際女性デー」に寄せて、女性のお客様にフォーカスして書いてみたいと思います。

女性が感じる美容へのプレッシャー

先日、ACPの「白いオイル」が登場する漫画『僕はメイクしてみることにした』の感想をこのnoteで投稿しました。

『僕はメイクしてみることにした』は、主人公・一朗が美容を通して、“男らしさ”の呪縛から踏み出す物語でしたが、同時に女性が感じている「みなメイクしなければいけない」というプレッシャーや、「女性は誰しもきれいになりたいはず」という、ジェンダーだけでひとくくりにされる事象へも光を当てられています。

そんな「女性ならこうあるべき」に縛られず、女性が自分らしく生きていくためには、ものづくりも変わっていく必要があるのではないでしょうか。

「忙しい女性=時短美容」?

実際に、お客様との対話を重ねていくと、ジェンダーどころか、ライフスタイルが共通していても、美容への考え方はひとりひとりで異なります(もちろんある程度傾向はある場合もありますが、誰一人同じではありません)。

たとえば同じ「子育てと仕事で忙しい30代の女性」であっても

  • とにかく最低限のケアがしたい人

  • 手軽だけど効果もほしい人

  • スキンケアが癒しなので時間も手間もかけたい人

など、必ずしも「忙しい人=美容に時間をかけたくない人」ではありませんし、時短美容を求める人であっても、その理由にはお客様ごとの背景があるのです。

このように多様化する価値観のなかで、もはやジェンダーだけでひとくくりにすることは不可能に近いのではないでしょうか。

「女性ユーザー」ではなく「あなた」

スキンケアは毎日使うプロダクトだからこそ、そこに含まれるメッセージは少なくありません。

作り手である私たちのスタンスが、使う人へ「女性であること」を押し付けることも、解放することもできるのです。

だから、「女性」「ママ」といったカテゴライズによるものづくりではなく、あらゆる制約をもたずにお客様と向き合う。

「女性ユーザー」ではなく「あなた」のニーズを汲み取りながら、プロの視点で最大限こたえられる製品として形にする。

まだまだ小さなブランドではありますが、私たちの姿勢を発信しながら、使ったときに心地よいと感じてもらえるプロダクトをつくりつづけることで、ジェンダーや年齢などあらゆる固定概念に縛られず、自分らしい生き方を求める人々を応援できたらと思っています。

アジャイル コスメティクス プロジェクトとは

アジャイル コスメティクス プロジェクトは「天然由来成分」の持つ「豊かな有効性」を最大限引き出しながら、製品の「官能性」を追求するスキンケアブランドであり、購入者の意見を取り入れ、製品を迅速に進化させていくプロジェクトです。

このnoteでは私たちのプロダクトに込められたストーリーや、自分の肌が心地よくあるためのヒントをお届けしていきます。

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