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バリスタ(店員)が気に入ってくれなければ新商品は成功しない。

スターバックスは2000年台に新商品を復活の目玉として出した。CEOはとにかく味に自信があったと言う。しかし、それほど売れ行きは良くなかった。そして問題はそのコーヒーを作る機械の清掃が普通の機械よりかなり時間がかかる物で従業員のストレスがかなり増えたという。そこでCEOは、そこまで自信があった商品の撤退を決めた。バリスタ(店員)が気に入ってくれなければ新商品は成功しない。こう口にする。バリスタがまず気にいることがお客様に伝染していくのだそうだ。この考え方はシンプルであり忘れがちであり、ブランドを作る上でとても大切なことだと思う。そして、自分がどれだけ自信を持っていたものでもカスタマー(客)が求めていなければ撤退する。この決断ができる経営者じゃなければ成功し、持続し続けることは不可能なのだろう。つまり、プライドを捨てる勇気が必要なのだ。

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