信頼の基盤:リーダーの失敗と認める力
リーダーとして私が大切にしている『認める』について考えたことがありますので、共有したいと思います。
人は失敗をするものです。
失敗は悪いことではありません。むしろ、挑戦して失敗することは人の成長に欠かせないものです。失敗した理由を確認し、改善することが重要です。この過程を踏まないと成長するのは難しいですし、何回も失敗を繰り返すか、失敗するのが怖くなってチャレンジできなくなってしまいます。
ただリーダーとして大切なのは、失敗したときに自分が失敗したこと認められるか、そしてそれをどんなふうに改善するかを提示できるかだと思います。
リーダーになると、以前よりも失敗が恥ずかしいと感じることがあります。
しかし、チームメンバーから見ると、失敗を認めないことは、信頼できない人だと思われてしまう原因になります。間違えてことをしたときも同じです。
私は、オーナーになって10年くらい、間違えたことをしてはいけない、失敗してはいけないといつも思っていました。そのため、スタッフに失敗や間違いを気づかれたとき、言い訳を常に探していました。あるとき、失敗や失敗を認めたとき、スタッフが私のことを助けてくれるようになったのです。のちにそのスタッフから、このことがきっかけで私に対する信頼が深くなったと教えてくれました。
これは子育てにも重要だと思います。
結局は人と人との関係を強固にするためには、自分を隠さないということかもしれません。ごまかしたり、隠したりすることは、人の信頼を失わせます。
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