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宝探しのような船旅を

どうも!マネージャーのFです。

2023年9月9日、私たち株式会社人生は上々だは創立から10年目の節目を迎えました。

10周年記念パーティー集合写真

みんないい笑顔だなあ~。

本当にたくさんの方が来てくださって、感無量でした。
私はまだまだ入社1年目の新人ですが、10年間、この会社は本当に色んな方と関わって、一歩一歩踏みしめてきたんだなあとその重みとありがたさを噛みしめた一日でした。

来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

さて、こうして晴れて11年目を迎えた弊社。
2024年度から新しいメンバーの募集を始めます。

募集するのは、アートディレクターとWebコーダー。
(それ以外の職種も随時募集中です。)
※気になる方はババ―ッと飛ばして最後だけ見ていただいてもOKです。

そこで、今回は私たち人生は上々だについて、改めて自己紹介させてください!



1.人生は上々だとは

私たちは、香川県高松市の郊外にあるクリエイティブカンパニーです。

事務所はこんな感じ。

ブランディングを中心に、広告、グラフィック、webなどのデザイン制作からイベントの企画立案、うどんレストランの運営まで、事業内容はさまざま。
地元の中小企業から東京の有名パティシエ、行政など幅広く色んな方々とお仕事をさせていただいています。

▼過去の制作物はこちら

▼プラントベース・グルテンフリーうどんレストラン


元々はスクルトという社名だったのですが、リブランディングの良き前例となれば、と2020年に社名を変更、現在に至ります。

やっていることは今も昔も本質的には変わらない(らしい)。
ありがたいことに、根っこはそのまま、どんどん仕事の幅と量だけ広がっています。

ちなみに、オフィスで働いているみんなはこちら。

上々メンバー

めちゃくちゃ似てるので集合写真と照らし合わせてみてほしいです!

仕事に対しては真面目だけど、社内の雰囲気はいつもゆる~い感じ。
似顔絵とか描いちゃいます。


2.誰もが質の高いアイデアやクリエイティブを、最も役立つ方法で活用できる社会をつくる。

これが人生は上々だのビジョンです。

自分たちの技術や商品、信念、人材、活動など、素敵なものはたくさん持っているはずなのに、それをどうやって社会に発信していけばいいかわからない。
そんなクライアントのさまざまなお悩みをクリエイティブの力で解決するのが私たちの仕事。

それぞれが持つ個性や強みを見極め、適切な形で世の中に発信していければ、……そうして社会から認知され記憶されるようになれば、実力ある若者も、確かな技術をもつ老舗企業も、今以上になってもう一歩広い世界へと行けるはず。

真面目に頑張るすべての人たち、その本人に代わって、さまざまなアイデアとクリエイティブを駆使してその魅力を社会に伝え、その人たちの人生を上々にしていく。

これこそが私たちのパーパスです。


3.ブランディングとは

じゃあ、そんな私たちが軸としているブランディングって何ぞやという話。
難しい言葉ですよね。ネットで調べると結構色んなことが書かれていると思います。

ブランディングとは、簡単に言うと「自分たちがどんな個性や信念をもって、どんな風に社会に貢献しているかを適切に伝えることで、社会的信頼を得て人々に記憶してもらう活動」のこと。

もしかしたら「ブランドのファンをつくる」と言う方がイメージしやすいかもしれません。

ブランドとして記憶してもらうための一連の活動をブランディングと呼ぶんですね。


4.新しい概念の提案

これについて、私たちが関わった具体的な例も出しつつ、ちょっと詳しく説明させてください。
ご紹介するのはこちら。穴吹邸。

穴吹邸外観

穴吹邸は、元はオーナー兼コンシェルジュの英太郎さんのご実家だったところをリノベーションして誕生した、一棟貸しの宿泊施設です。私たちが携わったのは、この穴吹邸のリブランディング。

こだわりの北欧家具、日本庭園、瀬戸内の食文化を存分に堪能できる食事サービスから本格的なフィンランド式サウナまで。設備や意匠が充実していて、なにより一棟まるまる貸し切るという贅沢なくつろぎ方ができるのが穴吹邸の魅力でした。

穴吹邸の価値は、穴吹邸で過ごす時間にこそある。

そう感じた私たちは、従来の「寝泊まりするためだけのホテル」ではなく、旅の目的が穴吹邸になるような、新しい概念を提案しようと考えました。


時休

それがこちら。

旅行シーズンになると必ず話題に上がるオーバーツーリズムの問題。また、日本人の旅行スタイルは世界的に見てもスケジュールがハードで、せっかくの旅行なのに移動と人ごみで疲れ果ててしまう問題について。

その両方を解決する新しい概念として、北欧の「ヒュッゲ」を参考に「時休」という概念を提案しました。

ヒュッゲとは
心地よい時間や空間のこと。また、ゆったりまったりとした時間の過ごし方やそうした時間を大切にする考え方。

時休とは
ゆったりとした時間を過ごすことで、心身を健康に保つ休日の過ごし方。
ストレスが多く、幸福度が低い日本人にこそ必要な概念。

穴吹邸に来て、贅沢でゆったりとした時間を過ごす。
たとえばそれは椅子に腰かけ、会話を楽しみ、食事に舌鼓を打つこと。サウナに入って体が整うこと。コンシェルジュのこだわりのコーヒーを味わうこと。
もちろん何かしてもいいし、何もしなくてもいい。

時間に追われない過ごし方をすることで、心も体も癒される。
定番化したスタンプラリー式の旅行スタイルに対する、新しい提案でもありました。

▼穴吹邸のリブランディングについて、詳しくはこちらをどうぞ!

そしてこの「時休」をコンセプトに制作したクリエイティブがこちらです。(※一部抜粋)

穴吹邸 ロゴマーク


穴吹邸 WebサイトTOP

その他のクリエイティブもすべて、「時休」の概念に則して余白を贅沢に使ったデザインに仕上げています。

ブランディングでは、一貫した姿勢を継続的に発信していくことが何より大切です。
そして、クリエイティブはブランディングと共にあることで、より本来の力を発揮しやすくなります。


5.アイデアファースト

こうしたお仕事の中で私たちが大切にしているのは、クライアントにとって本当に必要なことは何かをしっかりと見定めることです。

例えば「商品パッケージのデザインをしてほしい」というご依頼でも、深いところまでお話を聞いていくと実は問題は別のところにあった、ということもままあるんですね。

パッケージデザインだけでは解決しない。では、どうするのか?

依頼の経緯や困りごと、時にはキーマン、家族構成、細かなニュアンスなどもチームで共有しながら、メンバー全員で最適解を考えていきます。

判断基準は、常にクライアントにある。
その上で、クライアントの期待値を上回る提案を心がけています。

そしてそんなクリエイティブを生み出すために私たちが念頭に置いているのが、「アイデアファースト」の考え方。

デザイナー、コピーライター、マネージャー…肩書きに関係なく、最も優れたアイデアに従う、というルールです。
ここが上々(※弊社)の特徴かもしれません。

社内ミーティングの様子

アイデアを起点に考えることで、「できる・できない」ではなく、「このアイデアを実現するにはどうすればよいか?」というところから話が始まります。

結果として、斬新で唯一無二の表現に繋がっていきます。


6.宝探しのような船旅を

さて、ここまで私たち、人生は上々だについてお話ししてきましたが、最後に少しだけ私の個人的な話をさせてください。

冒頭でもお話しした通り、私はまだ上々に入社して1年そこらの新人なわけですが、私が就職活動をしていた頃は丁度コロナ禍にドンかぶりしていた時期でした。

色々あって地元に帰ってくると、かなり街並みが変わっていて…要は昔懐かしいお店が結構潰れていたんですね。代わりに、大手ドラッグストアが立ち並びました。
自宅の徒歩圏内に4件。どう考えても過密です。

さびしいなあとは思いつつ。香川で過ごすうち、やっぱりいいところだなあと思いました。
主に食が。ごはんがおいしい。

地元愛に熱い方ではない(と思っている)のですが、ごはんがおいしいって素晴らしい。
小さな八百屋さんとか魚屋さんとか、酒屋さんとか醤油屋さんとか、地元に根付いたいいお店が長く息を続けられる場所であってほしいなあ。

そんなことを考えていたら、上々に辿り着いていました。
(もちろんそれ以外の理由もあります。)

そういうところもあって、業界柄なんだかんだずっとバタバタしてはいるものの、仕事の本質的な部分には納得感をもってやれている。
自分の一番大切な部分は、ちゃんと見誤らずに選べたのだと思います。
たぶん。
その答えがわかるのは、もう少し先のことかもしれませんが。

これについては、モリローさん(弊社代表)が以前こんなことを言っていました。

弊社代表 村上モリロー

「会社って船やと思ってて。最終目的地までの航路さえわかっていれば、それぞれにやりたいことがあっていいし、途中乗船も、もちろん下船も自由やと思う。
やりたいことが見つからなければ見つかるまで乗っててもいい。

会社のためじゃなくてそれぞれが面白いと思うことをやってほしいし、できるような会社にしていきたいよね。」


地方にこそ、まだ見ぬさまざまな個性や魅力が眠っている。私たちはその魅力を掘り起こし、クリエイティブに乗せて世の中に広め、誰もがクリエイターのアイデアやクリエイティブを使いこなしていける未来を作っていきます。

さながら宝探しのような船旅だなあ(と社内にいる私は思っています)。
10周年パーティーで目の当たりにした、人生は上々だが10年かけて出会ってきた宝物たち。

次の10年は、一体どんな船旅になるだろう。


7.新しい10年をともにする皆さんへ

人生は上々だでは、この船旅をともにしてくれる新しい仲間を募っています。
主な職種は下記の2つ。

・アートディレクター
・Webコーダー

▼求人詳細はこちら!

「面白いことをしたい!」「クリエイティブで地方を盛り上げたい!」そんな方なら、それ以外の職種でも大歓迎。
(社員の半数以上は募集してないのにやってきた人たちなので…)

募集期間はこの記事が投稿された今、この瞬間から。


それでは、新しい乗船員のみなさん、お待ちしております!


クリエイティブ開国宣言。

無限の可能性を秘めた大海原へ。

その先に待つ新世界には、

まだ誰も見たことのない

壮大な景色が広がっているはずだ。


▼人生は上々だコーポレートサイト


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