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【2023】#Favorites

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aeuが読んだなかでお気に入りの記事。 面白いな、胸に響くな、好きだなと思った記事。 基準は、まったくない。 このマガジンに入っていないけど大好きな記事もたくさんある。ここに居る… もっと読む
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記事一覧

すまスパメンバーから、唄のプレゼント!

メンバーみんなで10月ごろから温めていたクリスマス企画がやっと発表できます~☺️ ↓ここから聴いてね! 誰がどこを歌ってるかわかるかな? 答えはコメント欄にあるよー! すまスパらしいクリスマスソングってなんだ?と音楽マイスターこーたさんを中心に選曲、パート割、編集を重ねやっと完成いたしました。 リモートで一緒に唄えばいんじゃね?と気軽に考えていましたが、同時に唄うとタイミングがずれて録音されてしまうし、全員の声を拾わないのです。 さあ困った! 悩んだ挙げ句、それぞ

ゆく年2023

今年も本当にお世話になりました。 こんにちは、今日も明日も明後日もお仕事のコッシーです。 #鋼の連勤術師 さて、気が付いたらもう大晦日です。今年ももう終わりですよ。信じられませんね。 今年最後の記事ということで、2023年本当にいろいろあったnoteをダイジェストでダラダラと振り返りたいと思います。 お暇つぶしにお読みいただき、「あー!そういえばあったなぁ…」と懐かしい気持ちなってくださると嬉しいです。 ■1月何を思ったか急にあやしもさん一家をモデルにした創作を書く。し

星を見つけた

光らない一つの星を磨き続けているような、そんな一年だった。 自分の中にある星は弱々しくて。 だからピカピカにしてやろうと意気込んだ。自分の星を磨いては、周りで光る星に圧倒されて。涙が出るくらい嫌な事があっても、自分で星を磨くしかなかった。 いつか光る気がして。でもやっぱり無駄な気がして。矛盾する気持ちでいっぱいになって。不安で不安でたまらなかった。 結局、星は光らなかった。 いつのまにかグレーに塗り潰されてた。 私のしてきた事は何だったんだろう、と喪失感や無力感でいっぱ

本を作る理由、売る理由

自力で本を作ってからというもの、本づくりに興味がある人から相談されることがずいぶん増えた。 noteで繋がっている人も、リアルな知人も。 もう作ると決めている人の質問は実に具体的だ。 「印刷所はどうしてここにしたの?」「経費はどのくらいかかった?何部作ったの?」「noteに書いてた文フリの準備についてもう少し詳しく聞きたいんだけど」等々、前に進むための情報集めという感じがする。 「印刷所は栄光で、表紙を担当しているイラストレーターの編屋さつきさんが使っていていいと思ったか

あなたには何度、人生の転機が訪れていますか? 僕は現在8度です!

昨日は、僕の人生の転機でした。 僕が今、20代や30代だったならば、数年、あるいは何十年と経ってから、 「あの時が【転機】だったな」と、後になって気づくのでしょうが、僕は今、56歳です。 これまで数回、【人生の転機】を経験してきました。 このクラスの衝撃は、間違いなく【人生の転機】です。 今日は、僕に訪れた【人生の転機】を、時系列でご紹介します。 ◆13歳『こころ』『こころ』著者:夏目漱石 1番繰り返し読んだ小説です。 なぜ、引っかかるのか。 なぜ、惹かれるのか。

文庫本が110円で手に入る時代に、本を買ってくれる人がいること

かれこれ三年、本を売っている。 自分が書いた文章をまとめて、表紙を描いてもらって、ゲストに協力を仰いで。 そうして三年間で三冊の本を作って、文学フリマのようなイベントや自分のネットショップなどで売っている。 もともとは形を持たない、頭のなかをぼうっと漂っていたものに、活字をまとわせ紙に刻み、ひと塊にして世に送り出す。 その作業自体は、とても楽しい。けれど本に値段をつけることは、毎回とても恐ろしい。 印刷費や謝礼などの経費はせめて回収できるように。そう考えると、価格はどうして

愛すべき滑稽

音楽を聴きながら書いたので 流しながらお読み頂ければ幸いです。 マイナンバー申請をしていない インスタで突如ギフトを 受けれるように設定してくれのようなことが アナウンスされて 法人にするか個人にするか 何がなんだかわからなすぎる まぁ聞けば教えてくれるのか 役所関係は苦手意識しかない SNSを運用していて こうするべきだとか ああするべきだとか 思う事は最近多いのだけど それが書けずにnoteは停滞している そもそも人それぞれ使い方があって 正解なんてない中で

愛された記憶

「ちえ」という名前は決して珍しくないから、これまでの人生で私は、たくさんの「ちえ」さんに出会ってきた。 千恵、千絵、知恵、智恵、千枝、千愛、知江⋯⋯。 命名に込められたそれぞれの意味や背景は異なるけれど、名前は、その人が生まれて最初に受け取る贈り物だと言える。 小学校に入学した時、同じクラスに「ちえ」ちゃんがいて、名前が同じというだけで親近感を持った私たちは、すぐに仲良くなった。 彼女には五歳上のお兄ちゃんがいて、いつもナイトのように守ってくれていたから、同級生の悪ガキたち

追悼。

チバユウスケ氏が亡くなりました。これは盛大なる呟きのようなものです。 昨日、仕事帰りの横浜駅のホームでスマホを開くと、Yahooニュースの通知で「The Birthdayのチバ」だけが見切れた状態でポップアップされた。 でも、なんとなく気づいてしまった。食道ガンの治療で活動休止中なのは知っていたし、Yahooニュースはチバの復帰を速報で知らせてくれるほどロックな媒体じゃない。であれば…。 嫌な予感は当たってしまった。チバユウスケ氏が55歳で死去。信じたくはないが、既に亡

ずっとガラケーだった理由。

この間、スマホをもって出掛けるのを忘れて あせった。 目的地からまた家までタクシー呼んで帰ったりして、なんだんねんみたいな気持ちだったけど。 しかし、今のスマホももってから2年が経った。 何代目ソウルブラザースとかじゃない。 初代スマホだ。 ずっとガラケーだったんすか? みたいにキャリアの担当の人にも言われ 続けてきて。 携帯がガラパゴスじゃなくて あたしがガラパゴスなんだよって 心の声が漏れ出そうなことも なんどもあった。 きっかけは、仕事のギャラをペイペイで しか

「春待つ家で、月を見る」ヒスイのシロクマ文芸部

『十二月』という名前をもらったのは、はじめてこの家へ来たとき。 家は子供があふれていた。しかも全員が肌の色も年齢もバラバラ。 後で知ったが、この家の両親=里親は「どこからも里子の声がかからない子ども」ばかりを受け入れているひとだった。 つまり僕も、どこからも声のかからない子ども。 理由はひとつ。顔に大きなあざがあるから。 顔のあざだけで、誰も僕をもらってくれない。 死にそうに悲しかったとき、この家へ呼ばれたんだ。 「十二月。お前の名前は『十二月』だ」 「……はい」 僕に

短歌で傷つけてしまったあの日の父へ。

父から携帯に電話がかかってきた。 絵本をこの間送った時のありがとうの 電話だった。 20分以上彼と話しながら今回は、父は 傷ついていないのだな、 よかったなって正直思った。 ずっと昔に短歌集が出た時、父と娘は ほとんど交戦状態で。 父に歌集がみつかってしまって、和歌山の 田舎の書店で買ってくれたのだけど。 わたしの書いた短歌にショックを受けて 彼が悲しんでいるのがすごくわかった。 手紙をもらった。 短歌の中の主人公はわたしではなく 架空の人間だと思って欲しかった

らべあろ企画 日本の世界遺産西日本編  自称歴オタの歩いた京都

みなさん、こんばんは。 今日はわりと早めに帰ることができたので、どうしてもどうしても語りたい京都の世界遺産について、自称歴オタの歩いた京都のお話をさせていただきたいと思います。 完全なる自己満記事になる可能性が大なので、お時間のある方、しゃあない読んだろか、という心優しい方(笑)おられましたら、御覧いただけるとうれしいです。 「世界文化遺産 古都京都の文化財」に登録されている寺社は17箇所あります。 ※ 画像はすべてフリー写真から拝借しています。 歴オタの端くれ、語りた

日常と蜜蜂と遠雷と私

舞台袖で、白髪をひとつに結え、ループタイをしたお洒落なおじさんが、私の顔をみて頷く。 「楽しんで!」 それがなんだか、恩田陸著『蜜蜂と遠雷』に出てくるステージマネージャーを連想してしまうものだから、私はすっかりその気になって、天才ピアニスト、風間塵のつもりでステージに出て行く。 大阪に引っ越してすぐ、娘のピアノ教室を探すことになった。 家から近い教室の体験に行くことにした。送り迎えは楽な方がいい。 体験レッスン中、待合室で娘がピアノを終えるのをボーッと待っているとチラシが目