SJPA 英語記事 日本語訳

こちらの内容を読む際は、必ず以下のツイートにRTまたはいいねをした上でお読みいただけたらと思います。


5月14日、Aぇ! groupの『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023』の東京公演が有明の東京ガーデンシアターで行われ、8000人の熱狂的なファンが集まった。そしてSJPAのメンバーであるSabina(サビーナ)は、彼らと一緒にこの素晴らしい公演を見ることができた!

Aぇ! groupは2019年に結成された関西ジャニーズJr.のグループで、正門良規・末澤誠也・草間リチャード敬太・小島健・福本大晴・佐野晶哉で構成されており、新しい風のように全国を席巻している。6人のメンバーは、Aぇ! groupのすべてを盛り込んだバランスの取れたセットリストを披露し、期待以上のパフォーマンスを見せた。


イントロで彼らに声援を送り、大きなスクリーンに映されたモーショングラフィックに合わせて手拍子をしていた私たちは、他のジャニーズのグループのように盛大にステージに登場するのだと思っていた。しかし驚いたことに、Aぇ! groupのメンバーはアリーナの後方の入り口から登場しオリジナル曲『Aッ!!!!!!』を歌いながらファンに間近で迎え会場全体が熱狂的な歓声に包まれた。

このような入場の仕方は、コロナのためにここ数年行われていないものであり、本当に自分がその場にいて公演の一部として参加していることに興奮させられた。曲に合わせて揺れる色とりどりのペンライトの海は、最も美しい光景の一つだった。

ファンの間から登場した興奮をそのままに、彼らの自己紹介ソング『僕らAぇ! groupって言いますねん』に突入。-これはコンサートに入る前に観客がメンバーを知るための完璧な方法だ。

Aぇ! groupはメインステージでオリジナル曲『Firebird』を披露し、すでに盛り上がっている観客をさらに熱狂させる楽曲が続く。その直後、Sexy Zoneのユニット曲『King&Queen&Joker』に合わせて、王子様のような白とゴールドを基調とした衣装を身に纏った正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太が登場。彼らの笑顔と幸せなオーラが会場全体に広がり、ファンからは熱い声援が送られた。

佐野晶哉、福本大晴、小島健の3人は、Snow Manの『君の彼氏になりたい』をカバーし、前の3人とは正反対の雰囲気を盛り上げた。大人っぽい雰囲気に続いて、彼らのオリジナル曲『Party-Aholic』でパーティの準備を。Aぇ! groupのメンバー全員が公演の第一部を締めくくる姿を披露した。続いてSixTONESの『WHIP THAT』や赤西仁の『My MP3』も披露した。

ユーモアと笑いを盛り込まなければAぇ! groupではない。公演ごとに内容が変わるゲームコーナーもあった。メンバーがそれぞれ違う部活の衣装を着ていた。柔道-福本大晴、バスケ-小島健、美人チアリーダー-末澤誠也、野球-佐野晶哉、サッカー-リチャード、最後に乱れたボブヘアーにメガネをかけた女子生徒に扮した正門良規。

この衣装で彼らは「みんなの絆を深める」ことに挑戦したが、果たして成功したのだろうか?察しの通り、彼らはなかなか成功しなかった。とはいえ、彼らがふざける姿はいつ見ても新鮮だ。彼らの笑わせるタイミングがぴったりで、観客を大いに楽しませてくれた!

この衣装のまま、メンバーの佐野晶哉が作詞作曲をした『ストーリぃ!』を歌い、MCパートへ。

公演の第二部は、次に歌う曲を決める小さなゲームからスタート。それぞれのメンバーカラーに分かれた、東京都の大きな地図を提示した。

公演ごとに披露する曲が違うため、観客はどの曲を披露するのかとても楽しみにしていた。最終的に決まったのはHey! Say! JUMPのミディアムテンポなバラード『恋をするんだ』で、Aぇ! groupの多彩なボーカルを披露した。

Sexy Zoneの『スキすぎて』、ジャニーズWESTの『しらんけど』、嵐の『One Love』など、ハイテンションな曲のカバーを堪能した後、レーザーショーと花火に突入した。

Aぇ! groupはSnow Manの『Grandeur』やSixTONESの『RAM-PAM-PAM』などの曲で、クールな一面とダンススキルを披露した。

バンドコーナーはオリジナル曲『Break Through』で幕を開け、関ジャニ∞の『勝手に仕上がれ』など先輩たちの曲が続いた。

『PRIDE』はバンドコーナーで披露されたが、これもAぇ! groupのオリジナル曲であり、おそらく今回の公演で最も印象的なパフォーマンスだった。バンドとしての個々のスキルが発揮されているだけでなく、ボーカルとラップの幅広いスキルが披露されている。曲自体はテンポが早く、ステージからの熱気と彼らが発する情熱を実感させる。ブリッジ部分めは思わず息を止め、鳥肌が立った。

アンコール前最後の曲となったのはオリジナル曲『ボクブルース』(メンバーの小島健と佐野晶哉が作詞作曲)。彼らの心のこもった挨拶の後、感動的なバラードでコンサートを締めくくる。観客はまだ終わって欲しくないという気持ちになる。


Aぇ! groupはまだ正式なデビューをしていないグループにもかかわらず、多様性・情熱・技術に満ちたコンサートを披露した。

ステージは彼らのために完璧に作られ、"A"の形をしていた(とても可愛い!)。また、自由に踊ったりバンドのセットアップを広げるのに十分なスペースも確保されていた。

Aぇ! groupは何度も客席の間を走り抜けていることからも分かるように、ファンとコンサートでの体験を本当に大切にしている。ファンにとっては大好きなアーティストの姿を間近で見られるチャンスを与えてくれるのだ。

Aぇ! groupが見せる素晴らしい包容力のもう一つのハイライトは、彼らのコール&レスポンス
のやり方だ。コール&レスポンスとは、アーティストからの呼びかけに観客に応えてもらうことで、観客を巻き込むのだ。Aぇ! groupは観客全体ではなく、女性ファン・男性ファン・スタッフに個別に声をかけた。

Aぇ! groupのオリジナル曲は少ないが、先輩たちの曲を見事に披露し、どの曲にも「これがAぇ! groupだ」という感触とセンスがあった。

それはまさに彼らだけのものであり、彼らのファンにも間違いなく響くものだ。ゲームコーナーで絆を深めることはできなかったが、Aぇ! groupはコンサートを通して、お互いとそしてすべてのファンと絆を深めることができた。

彼らの情熱的で熱意のあるパフォーマンスを見ていると彼らを応援したくなるに違いない。そして、まだジャニーズJr.でありながらこれほど激しいコンサートを繰り広げる姿に、彼らがこの先の将来どれだけ長く続けられるかを想像させる。